バラの生育条件                        トップページに戻る

通気性

比較的風通しのよい場所を選びます。,風通しがいいほど健全に育ちます。

水やり

露地場合は植付け時にたっぷりやり晴天が数日続くときは散水し、鉢の場合は1日一回午前中に1回でたっぷり与えます。

(少なくとも、鉢のそこから水が流れ出る程度は必要です。)

雨が続く梅雨ときは土の表面が乾いた翌日に与えるていどにし、過度な水やりは根腐れの原因になります。

しかし鉢での栽培の場合は、日中の温度が高い夏や1日中日があたる場所、乾燥した風がふく場合は、午後の水やりが必要になる場合があります。

乾燥を防ぐのに土の表面に腐葉土、堆肥などをかぶせておくと効果があります。

日当たり

   1日のうち3〜4時間必要で朝の日光を好みます。

購入苗の植付け(4月以降に購入した場合)

通常苗の購入は冬場で休眠時期なので根の傷みなどはあまり気になりませんが、開花時期の苗の購入は根の活動時期なので慎重に行います。

また苗を購入した際に花をつけている場合は以下のとおりです。

1年苗の場合は、花を長く咲かさず早めに五枚葉の上辺りで選定し葉を多めに残します。

2年苗はその花がすんでからで結構です。

選定する場所は剪定する枝の中間ぐらいで選定し植付けを行います。

土の準備

使用する土は鉢と同様です赤玉土(中粒)、腐葉土(もしくはバーク堆肥)、鹿沼土です。

以上3点を赤玉土5、腐葉土3、鹿沼土2の割合で混ぜ合わせます。

その他にそこにいれるためのごろ土もしくは赤玉土(大粒)があると理想です

鉢(プランターを含む)への植替えの場合

通常ポット苗はポリエチレンの鉢を使用しています。これでは小さすぎますので購入後植替えを行います。

鉢のサイズは8号以上が適当です。

できれば素焼きの鉢10号(鉢口径30センチ)以上の使用をお勧めします。

マンションのなど2階以上の場合はプランターなどプラスチック製の鉢のほうが乾燥を防げます。

植付け

1.底に2センチほど、ごろ土もしくは赤玉土(大粒)をしきます。

底にいれる土がない場合は鉢のわれなどを置き水が流れやすいようにします。

 

 

 

2.先に作った混合土を入れます。

注意この場合菜種油粕を入れる方がいますが肥料の醗酵により根痛みを起こす場合がありまが、肥料は入れなくても移植後、苗がありついてからでも遅くありませんのでありついて元気になってから土の上に置いたほうが安全です。

3.鉢の中央にポットから抜き鉢の中央に苗を置きます。

注意点ポットから苗を抜くときはもともとポットに入っていた土は崩さないようにしてください。

このとき土を崩すと苗が傷み、移植後元気になるのに非常に時間がかかります。

1年苗の場合はビニールで巻いて接いでいる場所に気をつけてください。

翌年冬の植え替え時にビニールは取り除いてください。

2年苗の場合は接ぎ口の心配はありませんが根の傷みには気をつけるように心がけます。

4.苗の周りに混合土をいれ苗がぐらつかないようにしっかり押さえます。

苗に添え木をしている場合、1年苗は接ぎ口がしっかりするまでそのまま置いていたほうがいいでしょう。

最後に土の表面に腐葉土やバーク堆肥などをしきマルチングを行います。

マルチングの必要性

マルチングを行うと土の乾燥を防ぐとともに水やりのときの土の跳ね上げ、また土表面の硬質化を防ぎます。

5.水やり

底から水が流れ出るまでたっぷり与えます。

やり後は苗の鉢に対する環境が変わるので活着するまで日陰に置くようにします。

露地への植替えの場合

露地植えは鉢に比べ水やりの管理がしやすく植えなおしの手間もかからないので比較的育てやすく大きな株を育てることができまた大きな花をつけることができます。

植付け

1.植える場所の準備

雨が降っても水がたまらない場所を選びます。

植え穴は30センチ以上で水はけの悪い場所ではできる限り大きく深く掘ります。

2〜4.

鉢植えと同じです。

4月以降植え付けの場合は根を傷めないようにしてください。

5.水やり

周りの土が湿る程度までたっぷり与えます。

2月の移植の場合は根に対して水鉢を作り根に対して十分に水、土となじむよう棒などでさします。