バラ防除

 

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病害虫名

予防、防除方法

使用農薬、使用方法

アブラムシ

予防として発生前に株元に粒状の農薬を使用する。
発生後は液の農薬を散布する。

オルトラン粒剤  株元に5g程度使用
オルトラン水和剤 1000倍~1500倍
スミチオン乳剤  1000倍
カルホス乳剤   1000倍

ゾウムジ

虫を見つけたら農薬を使用します。
虫を見つけた際にバラの木に触ると落下して逃げるので株元周りもしっかり散布する。

スミチオン乳剤  1000倍
カルホス乳剤   1000倍

カイガラムシ

卵を見つけたら歯ブラシなどでこすって落とす。
1月のバラの新芽が動く前は石灰硫黄合剤も有効幼虫がかえる時期は農薬散布も有効。

石灰硫黄合剤   8~10倍
(噴霧器などをいためますので使用後はぬるま湯でよく洗浄してください。)

バラクキバチ

暖かい日の午前10時ごろから飛来するので農薬を散布する

カルホス乳剤   1000倍

ハダニ

乾燥が続いたら発生しやすくなるので葉の裏に水をかけて予防する方法もある。
同一農薬による連続防除は薬に対する無視の抵抗ができるので
薬を変えて防除すると効果的
.

オサダン水和剤  1000倍
ニッソラン水和剤 1000倍
ケルセン乳剤   1500倍

テッポウムシ

茶褐色の糞のある穴を見つけたら薬を注入する。

マラソン乳剤   10倍
スミチオン乳剤  10倍

チュウレンジバチ

幼虫は薬を散布、成虫は捕殺する。

スミチオン乳剤  1000倍

コガネムシ

大型のものは薬が効きにくいので捕殺するようにする。
幼虫は薬を土中に注ぎ込みます。

カルホス乳剤   1000倍

ホソオビアシブトクチバチの幼虫


カルホス乳剤   1000倍

スリップス類(アザミウマ)

予防として発生前に株元に粒状の農薬を使用する。
発生後は液の農薬を散布する。


黒点病

みずやり時に泥がはねないようにする。
また、株元に敷きわらや腐葉土などでマルチングをする。


ウドンコ病

感染が見られたら剪定後ほ場から取り除き焼却する
著しい発生があった場合、同一の薬を連用すると薬が効かなくなるので
2種類上の薬でローテーションを組んで農薬を散布。
枝が込み合うと発生しやすいので弱い枝を剪定し風通しをよくする。


灰色カビ病

花がらをこまめに取り除く。被害を受けたつぼみは切り取り薬を散布する。


ベト病

被害を受けた芽は切り取り薬を散布する。




農薬散布は涼しい時間を選び、噴霧器を使用する際は株全体にかけ葉の裏や株元にも丁寧に散布します。必要に応じ展着剤を使用してください。