苔の洞門は、こんな所を
進んでいきます。
かなり不思議な感覚でしたね(^^)。

それでは、ホテルで目が覚めた所から参りましょう(笑)。

≪ホテル滝本インにて≫
 ここでも、函館第二オーシャンホテル同様、
 持ってきた目覚まし時計と、備え付けの目覚まし時計の
 ダブルパンチで目が覚める。
 
 う〜〜〜〜〜(ーー;)。
 
 どうも、寝覚めが悪い。
 どうやら、前日の温泉豪遊(笑)がたたったらしい。
 これは、間違い無く「湯あたり」というやつだろう。
 時間は、5時45分。
 いかん、やはり寝過ごしたか。
 5時に起きるつもりが、セットし直して寝てしまった
 らしい(^^;)。

 いそいそと身支度をして、ホテルのフロントへ。
 そこで、バスの時刻を聞くと、バス出発予定表をくれる。
 それを見ると、登別出発→札幌行きが、7:00にある。
 これに乗れば、白老にかなり早い時間に行ける。
 本来なら、8:36発で行くはずだったが、後の予定を
 考慮に入れて、早めにここを出る事を決意する。
 だが、まだ時間は6時(^-^)。
 やはり、熊牧場には時間的に行けそうに無いので、
 地獄谷へ向かう事にする。
 昨日は、夜も近かった事から、ちゃんとした写真がとれな
 かった。
 1時間の時間の間に、写真を撮ってしまおう。
 今日も晴れ。良い天気だ。朝の地獄谷も、なかなかいい。
 清々しい空気に、少し硫黄の匂いを感じながら、朝の観光客の
 方に写真を撮ってもらったりする。
 しかし…こんな場所も日本にはあるんだな。まるで日本じゃないみたいだ。
 地獄坂からの帰り道、昨日の夜、いきなりの大声で度胆を抜かれた
 閻魔大王の閻魔堂を写真に写しておく。
 案の定、というか、当然というか、シャッターは下りたまま。
 今度来る時は、もっとちゃんと見てやる事にしよう。
 
 …と。
 あまりゆっくりもしていられない。
 朝の散策も気持ちが良いが、そろそろ行かないと、バスに遅れてしまう。
 と、時計を視ると…

 
6時45分。

 げげっ、
マジでやばいじゃん!!
 急いでホテルへととってかえし、ぱぱっと荷物の整理、忘れ物が無いかを
 確認し、忘れ物がないかをチャック。
 今日はエスカップEXをピーター・アーツのようにがぶのみし、無理やり
 元気を作って、フロントへ。
 エスエスエスエス、エスカップ〜♪(笑)。
 そこでカギを返し、朝ゴハンをとらない旨を伝えてホテルを後にする。
 一人旅になら、この「滝本イン」はお勧めのホテルだと思った。
 皆さんも、一人で登別に来られる機会があれば、ここを御一考ください(^-^)。

 7:00登別バスターミナル発、札幌行きのバスに乗り込み、
 一路、白老へ。
 これで、予定より、2時間の時間の節約になる。
 途中、大平洋が朝日に輝いているのを見、
 バスの中から海を写真を撮る。
 後で写真を見直してみると、しっかりピントが
 外にあっていた。ブレなし。
 結構いいカメラだな、と正直な感想をひとつ。
 途中、高校生や、おじさん&おばさんが乗り込んでくるが、
 
みんなちゃんと挨拶をしている。
 ん〜、何かいいですね、こういうの(^^)。

 小一時間ほどして、無事に白老駅に到着。
 まわりの人に見習って、
 「お疲れさまでした。」
 と、運転手さんに一声かけて、バスを下車する。
 そして、白老駅のコインロッカーに荷物を預け、外に出る。
 
 う〜ん(^^;)。

 これからどういけばいいんだっけ?(笑)

 とりあえず、こういう時は聞き込み聞き込み。
 旅に出て学んだ事は、
 『旅先では、精力的に動き回り、積極的に聞きまくる。』
 という事である。
 シカトされたり、じゃま扱いされてもめげるもんか(笑)。
 と、歩きながら、バス待ちのおばちゃんに場所を聞くと、簡単に
 行き先が分かった。
 開店前のスーパーを左に曲がり、線路の踏み切りを超えると…
 …見えた。
 何かそれらしい建物が建っているが、どうも、どこも閉まっていて、
 本当にここか良く分らない。
 とりあえず、その辺にいた掃除のおばちゃんに聞くと、この建物の奥にあるらしい。
 抜けなければならない建物の名前は、白老民芸会館。
 何故だかは知らないが、入り口に、でっっかい熊の頭がついている(^^;)。
 まだ会館前だが、ちらっとのぞいてみる。
 そこには、みやげ物品がずらり。おお。後で覗いてみる事にしよう。
 そして、この建物の奥ヘ行くと…
 
 見えてきた。
 
 白老ポロトコタンだ。

支笏湖、札幌すすきの食い倒れ編.1

≪白老ポロトコタン≫
 入り口では、
巨大なコタンコルクルの像が迎えてくれる。
 アイヌ語は、どうやら、特殊な読み方をするらしく、上の像の名前も、
 「ル」は小さい「ル」を使う。
 う〜ん、どう発音すればいいんだろう。
 こういった文化も今ではすたれつつある事を知っているので、ちょっと
 寂しくなる。
 が、入り口でしょんぼりしていても仕方が無い。
 ちょうど8時を回った所で、どうやら一番乗りらしかった。
 気分良くお金を払って、中に入る。
 コタンコルクルを写真にとり、奥へ。しかし、この干してあるネギみたいなの…
 何だろう。
 奥に進むと、お約束で、人形熊さんが二匹、二本足立ちでお出迎え。
 その後ろには、家(チセ)がずらりと並び、左手には、ポロト湖が広がる。
 ポロト湖の綺麗さに惹かれて、数枚写真を撮る。
 そして、ヘペレセッ(レは小さい方。)という熊の檻へ。
 そこには、巨大なヒグマが三頭。そして、小さい屋根なしの檻には、アヒルが
 二羽と…
小熊が二匹いた。
 私が近付くと、ぴょんぴょん飛び跳ねてご機嫌の様子。
 今日初めて会う人間に興味深々らしい。
 小熊を写真に撮っていると、飼育員らしい人がやってきて、話をしてくれた。
 この小熊たちは三つ子で、長男の海(カイ)、次女の萌(モエ)、次男の陸(リク)
 というらしい。長男は…別の檻にいた。
 何故かサッカ−ボ−ル発見。小熊が蹴る(?)のだろう。
 普通、熊の三つ子は珍しく、どれか一匹は死んでしまうらしいが、どうやらこの
 三頭は例外らしい。
 檻の中に入っても、小熊は人に噛み付いたりしないらしく、中に入って写真を
 撮るよう勧めてくれる。
 しかし、いくら飼い熊とはいえ、獣。いつ野生の血が騒ぎ出して、
 「がおー(琴梨ちゃん風(爆)」
 とか言って襲ってくるか分らない。が、考えているうちに、いつの間にか、私は
 檻の中にいた。あれ?(笑)。
 小熊が喜んで寄ってくる。二本足で私にがしっ、と抱き着く。
 これ、離れなさい。だが、襲われる気配はしない。何だか可愛かった。
 小熊の頭をなでなで、飼育員さんに写真を撮ってもらう。
 その間、陸であろうその小熊は、私の腰に下げたカメラケースがいたくお気に入りのようで、
 掴んで全く話そうとしない。
 「これ、離しなさい。」
 「ぺろぺろぺろぺろ。」
 「あ…こら、嘗めるんじゃ無い。」
 「がじがじがじがじ。」
 「かじるのはもっとダメ!(^^;)」
 とまあ、新品のカメラケースをよだれだらけにされながらも、しっかりと
 「熊さんと一緒」の写真を撮ってもらい、三匹の小熊と別れる。
 その後、北海道犬をなでなでし、
コタンの森を散策する。
 コタンの森は、ポロトコタンの山の中を、散策できるように、あぜ道を作ってある
 所だ。
 朝なのでまだ幾分気温は低かったが、とても良いひとときを、この散策に過ごす。
 木や植物には、それを説明する立て札などがついていて、それを読むのも楽しい。
 その後、アイヌ衣装をまとったおばさんに出合い、一緒に写真を撮ってもらう。
 踊りがもうすぐ始まるが、ちょっと時間があるので、アイヌ民族博物館へ先に
 行ってきなさい、との事。
 アイヌ民族博物館に入り、中で、様々な衣装、道具、生活、風習を知る。
 自然を慈しみ、感謝し、物に宿った全ての神に祈る生活。
 アイヌ民族は、やはり日本民族とは違う。日本人になる前は、こういった生活を
 していたのか。
 と、博物館を出ると、ぞろぞろと修学旅行生御一行さまが連れ立って歩いてくる。
 集団写真をポロト湖で撮り始めたから、そそくさとそこを離れる。
 もっとゆっくりとしたかったが、そろそろ時間だ。
 踊りを見られないのが残念だ、という旨を、アイヌ姿のおばちゃん達に伝え、
 ポロトコタンを後にする。
 
 時間は…げげっ、9時5分前!? しまった、これは間に合わないか?

 次は、苫小牧に行く予定なのだが、次の列車は、9:02発。
 ここで、あきらめて、イヨマンテリムセ(熊の霊送りの踊り)を見ればよかった
 のに、気ばかりが焦って、駅へ私はひた走りに走っていた。
 結果は。
 はい、乗れませんでした(爆)。
 次の苫小牧行きは、何と1時間後。せっかく時間を稼いだのに、こんな所で
 足止めをくらう訳にはいかない。
 
ヘイ、タクシー。
 と、言う訳で、白老駅からタクシーを拾い、もういっその事だから、
 支笏湖まで運んでもらう事にした。
 え?お代金?聞かんでくださいな(笑)。
 しかし、北海道は、ポイントからポイントまでの距離が遠い!(^^;)。
 交通費が結構かかる事を思い知らされた…。

 タクシーの中で、向こうには何時くらいに着くかとか、北海道は暑いなど
 話ながら、楽しく支笏湖へ。
 途中、それまでの疲れからか、いつのまにかうとうと、ぐ〜〜。
 気が着くと、もう、まっすぐな苫小牧・支笏湖サイクリングロードに
 入っていた。
 この山の中では、山菜が取れるらしく、車できた人が、中に入ろうとしていた。
 運ちゃん、やっぱり道まちがう(笑)。
 ちょっと時間をロスしながら、無事に支笏湖畔バスターミナルへ到着する。
 
 はい、ちょっと長くなってきたので、また分けます。
 よろしければ、おつき合いくださいませ(^^)。


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