新元号「令和」決定

〜 気持ちも新たに 〜



5月からの新しい元号が「令和れいわ)」に決定した
最初、聞いたとき、「れいわ」という音に強い違和感を覚えた。「れ」っていうのが、あまり馴染みが無かったからだ。でも、違和感は裏を返せば非常に新鮮な響きがあって、悪くないと思うきれいな音だ。なんとなく律令制の時代に遡ったような感じで、気持ちが新たになる。
言っちゃ悪いが「平成」は音も感じもイマイチな感じがした。薄っぺらで威厳が無いというか重みが無いというか最後まで好きになれなかった。でも「れいわ」は何となくだけど厳かな感じがして、悪くないと思う。漢字の「令和」は、音に比べてイマイチ威厳は無いけど、「平成」よりはマシだし、総合的に考えて、悪くはないと思う

元号としては645年の「大化」以降、248番目の元号となる。1400年足らずの間で248番目だなんて数が多いような気がするが、昔は天皇の交代も多かったし、天皇が変わらなくても元号を変えたりしてたから、返金寿命は5年ちょっとだ。

令和の出典はわが国最古の歌集万葉集で、日本古典からの引用は初めてだ
万葉集の第5巻にある
   「初春の令月(れいげつ)にして、気淑(よ)く風和(やわら)ぎ、梅は鏡前の粉(こ)を披(ひら)き、蘭は珮後(はいご)の香(こう)を薫(かお)らす」
から引用されている。
なかなか良い歌だ。

(石材店)「まさか幹事長は和歌に造詣が深いなんて言わないでくださいね」
(幹事長)「何の知識も無いし、興味も無いけど、なんとなく良い感じじゃない?」


安倍首相は
   「厳しい寒さの後に春の訪れを告げ、見事に咲き誇る梅の花のように、日本人が明日への希望とともにそれぞれの花を大きく咲かせることができる日本でありたい、との願いを込めた」
なーんて言ってるが、なんとなく、こじつけっぽい気がしないでもない。いざ使い始めたら、そんな事は誰も気にしなくなるだろう。

この新元号に対して、当然ながら与党各党は肯定的なコメントを出している。こんな事で否定的なコメントを出して国民から批判されるのは得策ではないので、野党も大半は肯定的なコメントを出している。私が死んでも許さない民主党ですら、「新しい時代が平和で、国民生活が穏やかであることを祈念したい」なんていう意味不明の談話を発表してお茶を濁している。

ところが、泡沫政党の社民党
   「『令』は『命令』の『令』であり、安倍政権の目指す国民への規律や統制の強化がにじみ出ている」
なんていうトンチンカンなコメントを出している。とにかく何でもかんでも世の中の事にことごとく反対するあまのじゃく政党なので、今回も無理やり批判しているのだろう。
さらに、
   「元号とは、古代中国において、帝王が時間を支配することを目的として作られたものであり、本来的に非民主的な制度だ」
というコメントに至っては、もう呆れてものが言えない。こいつら本気でそんな事を思ってるんだろうか?今の日本において、元号によって天皇または政府が時間を支配できると思ってるんだろうか?そもそも時間の支配って何よ?この科学技術が発達しグローバル化した社会において時間が支配できるのか?株の取引ですら時間外取引の重みが増す一方だ。

(石材店)「すぐ株の話になりますね」
(幹事長)「貴重な収入源だかららな」


また社民党は
   「今日、元号の本家である中国においては、公暦として西暦を採用している。元号制をとっているのは日本だけだ」
だなんて言ってるが、さすがは中国の手先の売国政党だ。何でもかんでも中国を見習えと言ってる。中国に併合されたいのだろう。

(石材店)「新元号の発表という目出度い時に、むやみに怒ってますね」
(幹事長)「腹が立って仕方なくてな」


こんな社民党の奴らは、全員、日本国籍を剥奪して中国に送還すればいいんだ。

(2019.4.1)



〜おしまい〜





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