ノートルダム大聖堂炎上

〜 人類の宝の消失に衝撃! 〜



朝起きてテレビを見てビックリした。ビックリと言うか、息が止まったと言うか、体が凍り付いたと言うか、もの凄い衝撃だった。あのノートルダム大聖堂炎上しているのだ。

言わずと知れたノートルダム大聖堂は、フランスのパリの中心部のシテ島にある大聖堂だ。1163年に着工され、1345に完成した、ゴシック建築を代表する建物だ。
パリの代表的な観光名所だが、パリとかフランスの建物と言うより、世界的な人類の宝物と言えるほどのものだ。もちろん世界遺産に登録されている。
私も過去、3回ほど行ったことがある

(石材店)「そんなにノートルダム大聖堂が好きなんですかっ!」
(幹事長)「いや、ま、パリに行ったら寄らざるを得ない、ってくらいだけど」


パリには3回行ったことがあり、3回ともノートルダム大聖堂には行った。エッフェル塔も凱旋門もルーブル美術館にも3回とも行ったから、ことさらノートルダム大聖堂だけが好きって訳ではない。でも、それにしても、何回行っても圧倒される素晴らしい建物だ。あの荘厳な建物が火に包まれてあっけなく崩壊していく様子をテレビで見ると、もの凄い衝撃だ。

朝起きてテレビを見て衝撃を受けたのは、18年前のニューヨーク貿易センタービルがアルカイダの攻撃で崩壊した時と同じだ。あの時も、あまりの事に息が止まって体が凍り付いた。今回も、あの時と同じような大きな衝撃を受けた。

テレビを見る限り、石造りの部分は耐えているように見えるが、教会本体の中央部分の屋根は焼け落ち、高さ90mの尖塔も焼けて崩壊している。あの素晴らしいステンドグラスも無事ではないだろう。
もちろん再建はされるだろうけど、再建された物はあくまでも新しい建物であり、オリジナルではない。それに、あの荘厳な雰囲気が完璧に再現できるとは思えない。本当に言葉を失うほどの大損失だ。

現在、建物は改修中だったようで、その工事現場から火が出たようだ。でも、それにしても、工事で失火するなんて、今どき、防火体制がザッとし過ぎてるのではないだろうか?
日本の素晴らしい建造物は、京都や奈良の寺社仏閣を中心として、大半が木造建築だ。ノートルダム大聖堂の火災は、日本で言えば清水寺と奈良の大仏がまとめて焼け落ちたくらいの衝撃だが、だたでさえ燃えやすい日本の木造建造物は決して火災が起きないように万全の防火体制を取らなければならない。

(2019.4.16)



〜おしまい〜





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