金の延べ棒盗難事件

高須クリニックの高須院長の別宅に泥棒が入り、金の延べ棒が盗まれるという、興味津々と言うか、野次馬根性がかき立てられる事件が起きた。
盗まれたのは１本の重さが１ｋｇある金の延べ棒７本で、重さの合計が７ｋｇ、時価総額は約３４００万円だ。
ゴールデンウィーク中の事件で、まさにゴールドの事件だ。

実は現金も盗られた可能性があるが、現金はいくら盗られたのか分からないらしい。現金をいくら置いていたのか、ちゃんと把握はしてなかったようだ。それに比べて金の延べ棒だったら、何本あったかくらいは分かるわな。
警備体制は警備会社と契約してて、すごく厳重だったらしい。外の塀に赤外線カメラが設置され、センサーが稼働していたから、それをくぐり抜けて進入して正面からドアを壊して入ったようだ。つまり、警備体制の甘さが原因ではなく、犯人の手際の良さが際立つ犯行だ。
犯人は金の延べ棒があるって知ってたんだろうか？それとも、たまたまだったのだろうか？たまたまだったとしたら、発見した時の喜びと驚きは大きかっただろうな。

そして、そもそもなんで別宅に金の延べ棒を７ｋｇも置いてあったんだろう。
普通に考えると、絶対に隠し金だろう。高須院長本人も「へそくりだった」と言ってるが、ただし、へそくりってのは普通は家族に内緒で貯め込んだお金の事であり、この場合、ちょっと意味が違うと思う。明らかに税務署とかそういう所から隠していた金だろう。なので、へそくりと言うより、脱税などを企んだ隠し金だろう。
ただ、金の延べ棒７ｋｇと言うと、すごそうにも思えるが、金額は３４００万円だ。高須院長くらいになると、脱税目的の隠し金でも何億、何十億くらいあるだろうから、それに比べると金額は少ない。なんで、こんな中途半端な額の金を隠していたんだろう。もちろん、何億、何十億円もの金塊となると重すぎて持ち運びも不可能だろうけど、それならなぜ３４００万円という中途半端な額の金の延べ棒を隠していたんだろう。とても興味津々だ。

（２０１９．５．１１）

〜おしまい〜

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