あいちトリエンナーレで表現の不自由展中止

〜 表現の自由をはき違えるな! 〜



名古屋市で開催されていた国際芸術祭「あいちトリエンナーレ」で「表現の不自由展」なんて題目で展示されていたトンでもない内容のコーナーが展示中止になった。当たり前すぎて喜ぶ気も起きないが、思ったより早々に事態が収拾したので、ホッと一息だ。

(ピッグ)「久しぶりの記事ですね。何をサボってたんですか」
(幹事長)「剱岳登山に行ったり汗見川マラソンに出たりで忙しくてね」
(ピッグ)「その剱岳登山や汗見川マラソンの記事も書いてないですよね」
(幹事長)「こう暑いと書く気力が沸かなくて」


国際芸術祭「あいちトリエンナーレ」がどんなものなのかは私は知らない。どういう規模で、どういう意義があるものなのか、そしてどの程度の影響力があるものなのか、私は全く知らない。知ったのは数日前に名古屋の河村市長が批判したことがニュースになったからだ。
どういう展示だったのかと言うと、ヒステリックに発狂した韓国人がソウルの日本大使館前を始めとして世界中に建てまくっている従軍慰安婦を象徴させた少女像を展示していたのだ。この安っぽくて醜悪な像の展示に対して、河村市長は税金が投入された芸術祭なのに、「日本国民の心を踏みにじるものだ」ということで、展示の中止を求めたのだ。
「あいちトリエンナーレ」ってのがどういうものなのか全く知らないが、事業費は、なんと13億7000万円という大規模なもので、このうち愛知県が7億8000万円、名古屋市が2億1000万円も負担している。さらに文化庁も7800万円もの補助を出すことになっているこんなに税金が投入されているにもかかわらず、韓国の手先となって醜悪な像を展示していたのだから、河村市長が怒るのも無理はない。
めている。
河村市長は「即刻展示を中止していただきたい。表現の自由って言うけど、どう考えても日本国民の心を踏みにじるものだ。日本人の税金を10億も使った場所で、あたかも公的にやっているように見える」と批判したし、菅官房長官も「文化庁の補助金が支給された対象だ。補助金の支給が決定された当時に少女像展示という内容の記載がなかった。事実関係を確認し適切に対応する」とコメントした。さらに良識ある市民からも「なぜ税金を使った芸術祭であのような作品を展示するのか」などという抗議が殺到した。

このような批判にさらされて、展示の開始から僅か3日で主催者の愛知県は展示の中止を決め、大村知事が記者会見を行った。
ところが、大変残念な事に、中止の理由「不適切きわまりない内容だったから中止する」ってのではなく、「テロ予告のような電話がくるなど、不測の事態が起きかねないとも考えた」として中止したのだ。
確かに、愛知県にはおよそ1400件の抗議の電話やメールがあり、「ガソリン携行缶をもって訪ねる」というようなテロ予告や脅迫と取れるものも届いたということだ。また、職員の名前を聞き出してネットに書き込むような事例もあり、「対応する職員が精神的に疲弊している」と説明していた。なので「これ以上エスカレートすると円滑な運営ができなくなることから、中止の判断をした」という説明に嘘は無い。

しかし、このような対応は間違っている。テロ予告なんかに屈したら、行政はゆがめられてしまう。テロなんかには毅然とした対応を取らなければならない
そうではなく、今回の展示は、内容が極端に不適切だったから展示を中止する、とはっきり言って欲しかった。
最初に問題提議した河村市長も同じ意見のようであり、「やめれば済む問題ではない」として展示を決めた関係者に謝罪を求めている。

今回の展示の何が問題かと言うと、醜い韓国人が「数十万人も強制的に収容した」なんていうデマを世界中で拡散させようとして設置を進めている像を、日本の公的なイベントで展示するってことは、韓国側が主張するデマを認めたことになるからだ。
これは表現の自由でもなんでもない。はき違えてはいけない。表現の自由ってのは、デマも嘘も言い放題ってのとは違う。嘘は良くない。デマは良くない。そんなデマを声高に主張するのが表現の自由ではない表現の自由の名の下の何でもかんでも許されて良い訳がない
ヒステリックな韓国では、日本の植民地時代を評価するような主張をしたら、それだけで逮捕される。日本よりはるかに表現の自由が無い国だ。そんな国のデマを日本が税金を使って片棒をかつぐなんて事が許されて良いはずがないじゃないか。

(2019.8.4)



〜おしまい〜





独り言のメニューへ