民主党再合流の失敗(おまけ)

〜 醜態が続くなあ 〜



先日、民主党の残党どもである立憲民主党と国民民主党の再統合が破綻したばかりが、さらに社民党合流を先延ばしすることとなった

立憲民主党の独裁者枝野は、去年12月に国民民主党に対して合流を呼びかけたんだけど、このとき、ついでに泡沫政党である社民党なんかにも一緒に合流を呼びかけていた

社民党は民主党の母体だ。そして社民党の母体は社会党だ。
社会党思考停止型の非現実的な政策を堅持して、超安定的な万年野党として長期間にわたって自民党と完全なる馴れ合いの政治芝居を続けていたが、自民党と連立政権を樹立した辺りから混迷を極め、右往左往したあげく左派を切り捨てて社民党になった。(ちなみに、左派は新社会党として社会党の再建を願ったが、今はほぼ壊滅状態にある)
しかし、社民党も非現実的な理念を捨てきれなかったため、多くの議員が民主党に流出し、社民党は完全なる泡沫政党となった。また民主党も分裂して立憲民主党やら国民民主党やら有象無象の残党となっている。

て事で、立憲民主党による合流の呼びかけってのは、孫が親を吸収するっていうような構図だったが、社民党は世論調査の支持率が0〜1%で、N国なみの泡沫政党だから、誰が考えても近いうちに消滅するのは避けられない。なので普通に考えれば民主党に救済吸収されるのは時間の問題だと思っていたから、立憲民主党からの合流の呼びかけは渡りに船だった
なので、立憲民主党からの呼びかけに応じて、とても前向きに協議し、今月末に全国幹事長会議で合流の方向性を固め、2月下旬の党大会で正式決定する予定だった。

ところが、国民民主党との合流が破綻した要因である立憲民主党の硬直的な思考停止型の体質は、親である社民党にも力強く生きながらえていた。4人しかいない国会議員は、自分のクビがかかっているので、民主党に入りたくて前向きだったが、地方を中心に「理念や政策が一致しないものはやれるわけがない」なんていう反対の声が吹き出した。
もともと社会党の超保守的な非現実路線にしがみついて生きてきた社民党なので、それを捨てて出て行った民主党に吸収されるというのは自分の人生の否定になるから、理念としては受け入れがたいだろう。
また、現実問題として「党が無くなるのは困る」という声もある。国会議員の数で見れば社民党なんて民主党からすればゴミみたいなものだが、組織基盤としては全国に地方組織がある社民党は、民主党よりもしっかりしている。なので、民主党に吸収されると、組織が崩壊する可能性が高いから心配なのだろう。

これについて社民党は「衆院解散は東京オリンピックの後になったから、時間の余裕ができたから」なんて言い訳をしている。たぶん本当だろうとは思うが、実にいい加減なものだ。
結局、合流なんて選挙対策だったわけだ。民主党の残党どもの再合流も全く同じだが、なんの理念や思想も無く、単に選挙対策でドタバタと右往左往して離合集散を繰り返す醜態だ

民主党や社民党は、頭が悪いからまともな政策を議論する事ができないため、相変わらず全くどうでもいいような政府のスキャンダルばかり追求している。1100兆円以上にも膨れあがっている政府の債務をどうするのかとか、その背景にある増税問題や社会保障費の削減など、危機的な問題が山積みになっているのに、頭が悪すぎて、そういう難しい問題は考えるのが無理だから、どうでもいいような下らない事ばかり連日連夜大騒ぎして、まともな政策論議をしようとしない
このような無能な野党のバカ騒ぎを大多数の国民は苦々しく見ており、そのため野党の支持率はじり貧の一途だ。国民からの支持の低さを打開するためには、まともな政策を議論しなければならないのだが、もともと頭が悪くてまともな政策を考える事ができないため、バカみたいに再び民主党の再合流や社民党の吸収を画策した。ところが結局、大騒ぎしただけで何の進展も見られなかった。
こういう給料泥棒の民主党の残党どもや社民党は、できるだけ早く、一人残らず北朝鮮へ島流しにして欲しいぞ。

ついでに、社民党の合流なんて民主党の残党どもの再合流のおまけなんだが、さらにおまけのおまけとして、野田前首相や岡田元副総理の民主党残党グループも当面は合流を見送る方針となった
全くどうでもいいんだけど、本当に見苦しいったらありゃしない。

(2020.1.29)



〜おしまい〜





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