跋扈するコロナ自警団

たかが普通のインフルエンザに毛が生えた程度の新型コロナウイルスに対して、愚かなマスコミどもがキチガイみたいにバカ騒ぎするもんだから、日本中でコロナ自警団が跋扈して騒動を巻き起こしている。

（石材店）「跋扈って難しい字ですよね」
（幹事長）「絶対に書けないよね」

コロナ自警団の活動例を北から挙げれば、

・岩手県花巻市では、東京からの移住者が、住民からマンションへの入居を渋られ、市役所からも転入届の受け取りを拒まれた

・松戸市では、パチンコ店の前で市長が外出自粛を呼びかけたため、それに同調した男たちがマイクを手にして「営業やめろ」「帰れ」などと叫び声を上げ、利用客と怒鳴り合いになった。また、市民が車のリアガラスにビニールテープで勝手に「外出自粛中パトロール車」といった文字を貼って走行している

・東京都では、営業しているスポーツクラブが「まだ営業している」と腹を立てた男にドアを蹴られて壊されたり、無観客でライブ配信を行なっていたライブハウスに「次開けたら警察に通報するぞ」と脅す紙が張り出されたり、営業している居酒屋に「このような事態でまだ営業するのか？」と張り紙された

・三重県では、感染者や家族の家に石が投げ込まれたり、壁に落書きされた

・京都府では、集団感染が発生した京都産業大学に「感染している学生の名前や住所を教えろ」「学生を殺しに行く」「大学に火を付ける」と言った脅迫電話やメールが寄せられ、学生がアルバイトの出勤を拒否されたり、職員の家族がこどもの保育を断られた

・大阪府では、営業しているパチンコ店について「営業している」との通報が同府のコールセンターに千件以上も寄せられたため、店名公表に至った

・徳島県では、県知事の号令のもと、県外ナンバーの監視が行われ、それに触発された県民により、県外ナンバーの車へのあおり運転、投石、傷つけなどが発生した。また感染者の家に投石や張り紙をされ、いたたまれなくなった住人が転居した

・愛媛県新居浜市では、公立小学校が教育委員会の助言を受け、仕事で感染拡大地域を往来する長距離トラック運転手の家庭の児童に対して、自宅待機を要請していた

・鹿児島市では、「標準語を話す人は隔離対象」「鹿児島に来る人には何かしら罰則規定を決めていい気がする」との意見が出されている

トンでもない事態だ。完全に狂っている。このようなキチガイは一網打尽にして北朝鮮に島流しすべきだ。

なぜこんなキチガイどもが大量発生したかと言えば、もちろんバカなマスコミのせいだ。たかが普通のインフルエンザに毛が生えた程度の新型コロナウイルスなのに、愚かなマスコミどもが、あたかも死の病気みたいにバカ騒ぎするもんだから、頭の悪い大衆が踊らされて集団発狂しているのだ。
何度も言うが、新型コロナウイルスはエボラ出血熱のような極めて致死率の高いウイルスでもなければ、風疹のように強力な感染力を持つウイルスでもない。単に、少しだけタチが悪い普通のインフルエンザに過ぎない。
それなのに無知な大衆はマスコミに踊らされて集団発狂している。

こういう事例は過去にも何度もあった。
例えば、明治時代には、コレラを恐れた人々が集団ヒステリーになり、患者に危害を加え、差別や暴動に至った。なんと長崎市の高島炭鉱では、苦しんでいる患者が、亡くなった患者と一緒に海岸で鉄板の上で生きたまま焼き殺されたりしている。
また大正時代には、大阪の工場でコレラ患者が集団発生し、工場主が医師を買収して感染者に毒を飲ませて数百人の女工が殺されたこともある。
頭の悪い人たちは、集団発狂しやすいのだ。
何も過去の話だけではない。今、イギリスでは、５Ｇ（第５世代移動通信システム）が新型コロナウイルス感染拡大に寄与しているなんて荒唐無稽な噂を信じた人達により、５Ｇの電波塔が放火される事件が起きている。あまりにもナンセンスな噂だが、こういうのを信じるキチガイはどこにでもいるもんだ。
イギリスはＥＵから離脱する選択をしたくらいアホの集団だが、日本だって太平洋戦争に突入した愚かな国だから、似たようなもんだ。

とにかく、視聴率さえ稼げれば嬉しいバカなマスコミや、専門家と称する医療関係者の独善を鵜呑みにせず、冷静に対処しなければならない。
愚かな政府や県知事の言う事を鵜呑みにしたコロナ自警団の活動を許してはいけない。やつらこそ社会から隔離しなければならない。
太平洋戦争のように、再び国を滅亡させてはいけないのだ。

（２０２０．５．１０）

〜おしまい〜

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