ポーランドでLGBTが抑圧

〜 ヨーロッパの良識を死守できるか? 〜



最近のLGBTの変態さん達の行動には目に余るものがあるが、ポーランドでは最近、LGBTの変態さん達に対する風当たりが強くなっている

事の発端は、去年2月、リベラル寄りのワルシャワ市長が変態さん達の権利を保障する声明に署名したことだ。そしてLGBTを学校の性教育に取り入れることを宣言した。
これに対して多くの市民が激怒し、「LGBTは異常で、病んだ少数派が健全な社会の主流に自分たちを押しつける試み」という正論を訴え、「孫の世代のために西洋の退廃と俗化に戦う」として、LGBTを受け入れないLGBTフリーゾーン運動が展開され、全国で多くの地方自治体が「LGBTフリーゾーン」を宣言した

ヨーロッパではオランダ、ベルギー、スペインなど16ヵ国が同性婚を認めているほか、パートナーシップ制度で男女の婚姻と同等に扱っている国も多く、変態化が進んでいる。ポーランドのように変態さん達のパートナーシップを認めない国は、ヨーロッパではブルガリア、ラトビア、リトアニア、ルーマニア、スロバキアの6つしかない。いずれもソ連崩壊後にEUに加盟した東欧の小国だ。
なので、これらの国としては、LGBTは西欧諸国から押しつけられた間違った思想だとする感情が強い。
与党の党首も、ワルシャワ市長の行動は「家族と子供たちに対する攻撃であり、LGBTはポーランドを脅かす輸入されたイデオロギーだ」と述べている。
また、「ポーランドには伝統がある。1000年を超える歴史に支えられた文化がある。そのポーランドを我々から奪い去ることは許されない。共産主義や社会主義、他のいかなるイデオロギーにも、この国の伝統や文化を我々から奪い取ることを許してはならないのだ。なぜなら、この国は我々のアイデンティティーだからだ。そして、誰かが子どもたちを間違った道に導くことも、我々は許さない」と訴えている。

そして、最近、LGBTに対する風当たりがますます強くなったのは、近づいてきた大統領選挙のせいだ。
当初、現職大統領の圧勝だと思われていたのが、ここへきて接戦の予想となった。接戦の相手候補は、上記のワルシャワ市長だ
危機感を抱いた現職大統領は以前からLGBT寄りだったワルシャワ市長に対抗してカトリック教徒の票を固めるためにLGBTへの攻撃を強めているのだ。

大統領の与党「法と正義」は右派ポピュリズム政党であり、これまでは反移民で支持を得ていたが、今回は移民に代わる新たな標的としてLGBTを攻撃している
大統領は「共産主義よりもLGBTのイデオロギーの方がよっぽど破滅的だ。私の両親の世代が40年間闘い続けたのは、共産主義のイデオロギーを学校から排斥するためだった。共産主義よりも人民に有害な影響を及ぼす新たな別のイデオロギーの流入を許すためではない。LGBTの権利保護を求める動きはネオ・ボルシェビズム(新過激主義)だ」と非難している。

でも、これはちょっと大げさな感じがする。社会を根底から覆す共産主義と、変態さん達を擁護するLGBT思想が同列なのかは疑問だ。なので、最近の激しいLGBT非難は選挙対策という姑息な面がある事は否定できない。
しかし、それだとしても、LGBTが間違った考えだと言う事は正論だ。

何度も繰り返すが、私は、個人的には、同性しか愛せない変態は虫ずが走るほど大嫌いなんだけど、そういうのは、あくまでも個人の好みの問題だから、基本的には勝手にやってくださいね、というのが自由を愛する私のスタンスだ。犯罪でない事は誰だって自由にやる権利があり、それを止めさせる権利は我々には無い。
アフリカでは34ヵ国もの国で同性愛を犯罪として取り締まっており、一部の国では同性愛を理由に死刑に処せられる可能性もあるが、そんな事をしろと言ってるのではない。
ただ、そういう奴らを絶対に見たくはないので、目に付かない所に隠れてコソコソと好きにやって下さいね、と言うことだ。変態さん達が我が物顔でのさばり歩く社会になるのは食い止めなくてはならない。

以前、「同性愛は異常だ。生物の根底を変える異常動物だ。異常人間が多くなれば人類の破滅だ」などと同性愛者を批判する発言をした市議が問題になったが、これは正論だ。
同性愛は、何もカトリックの教えに反しているだけではなく、そもそも生物学的に異常なのだ。もし全人類が同性愛者だったら、子孫を残せずに、あっという間に人類は滅んでしまう。人工授精で生き延びる手もあるだろうけど、あんまり想像したくないSF的世界だ。
生物学的に考えたら、生物は子孫を残すことによって進化を遂げてきた。いかに子孫を残すかで大変な苦労をしながら進化してきた。人間以外のあらゆる生物は、子孫を残すことだけを最優先して生きている。なので生物学的には子孫を残そうとするものが正常であり、子孫を残そうとしないものは異常だ

繰り返しになるが、同性愛は個人の嗜好の問題だから、他人に迷惑をかけない限りにおいては、何をやっても構わない。勝手に裏でコソコソやってね、という問題だ。
しかしながら、大手を振って表通りを歩いて社会に悪影響を及ぼす行為は阻止しなければならない。その意味で、ポーランドには頑張ってもらいたいぞ。

(2020.7.11)



〜おしまい〜





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