髪染め禁止校則は適法

〜 校則くらい守ろう 〜



大阪府立高校の元女子生徒が、茶色の髪を黒く染めるよう学校側に強要されて不登校になったと訴えていた裁判で、大阪地裁は「学校の指導には一定の合理性があった」として元生徒の訴えを退けた

元女子生徒は「生まれつき茶色の髪を黒く染めるよう何度も強要され不登校になった」「黒髪の強要には合理性がない」なんて主張して、大阪府に対して損害賠償を求めていたのだ。
これに対して学校側は「複数の教員が生徒の髪の色はもともと黒色だったと確認していて、指導は違法ではない」と主張していた。

大阪地裁の判決では「女性の元の地毛の色が黒いことを教師3人が髪の根元を直接見て確認しており、違法とは言えない」とした上で、「髪の染色を禁じるなど、校則で頭髪や服装などを制限するのは、非行を防止する正当な教育目的のために定められたものであり、社会通念に照らして合理的だ」と判断した。

当たり前だ。当たり前すぎる。

(石材店)「自分は好き勝手してる割には、こういう規則には賛成なんですね」
(幹事長)「自分の事は棚に上げるぞ」


まっとうな仕事をして自分で稼いでるのなら、人の迷惑にならない限り、何をしようと勝手だ。人の迷惑にならない限りにおいて、何をしようが100%自分の好き勝手だ。
しかし、自分で稼いでもないクソガキどもが校則にイチャモンを付けるのは10年早い。文字通り10年早いわ。

もちろん、校則には不合理で理不尽なものもある。たくさんある。
しかし、それがどうした?不合理で理不尽と言ったって、大したものではない。それによって何か不都合が起きるようなものではない。服装にしても何にしても、単なる趣味の世界だ
「個性を否定するものだ」なんていうアホな意見があるが、個性もクソもない。そんな大それたものではない。個性なんて、髪の毛の色で発揮するようなもんじゃない。髪の毛の色なんて個性でもなんでもない。単なる趣味の世界だ。
誰もが思い当たると思うが、校則に違反してまで髪の毛を伸ばすとか染めるような奴は、大半が明らかに不良だった。
髪の毛の長さとか色でしか他人との違いを出せないような奴は、他に何の取柄もない、本当につまらない奴らばかりだった
それを個性だなんて言うな

教育専門家と自称する輩の中には、「このような校則は欧米では人権侵害にあたりかねない。生徒の自主性にもう少し任せてもいいのではないか」なんていうトンチンカンな意見を吐く者がいるが、余りにも的外れで呆れてしまう
こういう頭の悪い自称教育専門家は日本から出た事が無いのかもしれないが、欧米では髪の毛の色は千差万別だ。黒から茶色から金髪まで色とりどりだし、形も直毛から縮れ毛まで幅広い。
なので色やパーマの規制なんて、しようが無い。だから、髪の毛の色や形に関する校則は存在しない。存在しえない。
それは人権に配慮して規制しないのではなく、規制できないからだ。

校則を巡る訴訟では、これまでも校則や生徒指導の裁量を認める判決が続いている
東京都内の私立高校でパーマを禁じた校則が妥当かが争われた訴訟では、1996年に最高裁が「非行防止の目的がある」と指摘し、生徒側が敗訴した。
また、奈良県生駒市立中の女子生徒が黒染めは体罰だと訴えた訴訟では、大阪地裁が「教育的指導の範囲を逸脱していない」として賠償請求を棄却し、2013年に最高裁で生徒側敗訴が確定した。
何かと問題も多い日本の裁判所だが、この件に関しては、裁判所が日本の良識を死守していると言えよう。

(2021.2.16)



〜おしまい〜





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