2人を殺害しても死刑にならず

〜 腐りきった裁判所 〜



2018年6月、富山市の交番で警察官をナイフで刺して殺害して拳銃を奪ったうえ、近くの小学校の校門前にいた警備員を奪った拳銃で撃って殺害した事件で、犯人の元自衛官に対する判決が富山地裁であったが、なんと死刑ではなく無期懲役が言い渡された

衝撃的だ。あまりにも衝撃的な判決だ。
何の罪も責任も無い2人を殺害しておきながら死刑にならないなんて、日本の裁判所はここまで腐りきったのか!

もちろん、検察側は死刑を求刑していたが、金のためなら嘘でも何でも平気で主張する悪徳弁護士は「拳銃を奪う目的で警察官を殺害したのではなく、警察官が倒れた後に拳銃を奪う意思が生じたから、計画的な強盗殺人ではない。殺人と窃盗の罪だ」なんて詭弁を主張していた。
そして、腐りきった裁判所は悪徳弁護士の主張を認め、「警察官を殺害後に拳銃を取る意思が生じた可能性を排除できず、被告が拳銃を奪う意思を持って殺害行為に及んだと認定するには合理的な疑いが残る」なんていう意味不明の論理により無期懲役を言い渡したのだ。

狂っている。完全に狂っている。
拳銃を奪う目的で警察官を殺害して拳銃を奪ったのなら死刑で、何の理由も無く殺害した後で拳銃を奪ったのなら死刑にならないなんて、おかしくないか?
殺された側からしたら、そんなことは何の違いも無い。そもそも何の目的も無く警察官を殺害するなんて事があるのか?
しかも、奪った拳銃で何の罪も無い別の人も殺害している連続殺人だ。
なんで、これが死刑にならないんだ?全く理解できない。

これまでも腐りきった裁判所による不当判決は出ていた。
例えば、2015年に埼玉県熊谷市で住宅3軒に次々と侵入し、小学生姉妹を含む男女6人を殺害した強盗殺人犯のペルー人の裁判において、一審のさいたま地裁裁判員裁判では「金品を得ようとする現実的な目的に沿った一貫したまとまりのある犯行だった」と断定して死刑を言い渡したのに、腐りきった東京高裁は控訴審判決で「被告は心神耗弱の状態だった」などという意味不明の理由により、一審の死刑判決を破棄し、無期懲役を言い渡した
心神耗弱なら何人殺害しても構わないって事だ。犯人は被害者を殺害した後、金品を盗んでいるのだから、心神耗弱による被害妄想なんて事はあり得ない。あまりにもひどい判決だ。

また、2009年に千葉県松戸市で女子大学生を殺害して放火し、強盗殺人や放火罪などに問われた被告の裁判では、1審の裁判員裁判では死刑判決が出ていたのに、「被害者が1人で計画性も低い」なんて理由で腐りきった東京高裁や最高裁は無期懲役に減刑した
確かに、この事件では1人しか殺していない。しかし殺害したうえ放火するなど、ものすごく極悪だ。しかも、この男は2002年に強盗致傷事件を起こして刑務所に入っており、刑期を終えて出所した直後から女性相手に強盗や強姦事件を繰り返していた極悪非道な常習犯だ
1人しか殺していない場合は死刑にしない、なんていう機械的な判例を当てはめるのは許されないような奴なのだ。

また、2009年に東京で74歳の男性を殺害したとして強盗殺人罪に問われた被告の事件でも、1審の裁判員裁判では死刑判決が出ていたのに、腐りきった東京高裁や最高裁は無期懲役に減刑した
この男もこの事件では1人しか殺していない。しかし、なんとこの男は自分の妻子を殺した罪で20年も服役していたのだ。そして、出所直後に強盗殺人を犯したのだ。
だから一審の裁判員裁判では「強盗の目的を遂げるため、抵抗できない被害者を一撃で殺害するなど冷酷非情な犯行だ。妻と娘の2人を殺害し20年間服役した前科がありながら、出所後わずか半年で強盗殺人事件を起こしたことを刑を決めるうえで特に重視すべきだ」と言うことで死刑を言い渡したのに、上級審は「過去の前科が問題になるのは無期懲役の仮釈放中に同じような犯行を起こしたケースであり、今回の強盗殺人と過去の妻を殺害した前科は関連性が薄い」なんていうトンでもない理論で減刑したのだ。
そもそも、こんな男は妻子の2人を殺害しているんだから、その時点で死刑にすべきだったのに、20年で出所させたのが大間違いだ。それなのに、再び死刑にしないなんて、日本の裁判所は腐りきっているとしか言いようがない。

さらにさかのぼれば、強盗殺人で無期懲役の服役をしていたのに、その後、仮釈放で外に出ていたとき、再び一人暮らしの知人女性を殺害して金品を奪った強盗殺人の男が、なんと一審、二審では死刑ではなく、再び無期懲役の判決が出された。
殺人を犯して無期懲役となったけど仮出所中に再び殺人を犯したような男が、死刑じゃなく、再び無期懲役になったのだ。
二回目は何らかの理由がある殺人なら考慮すべき事情もあるかもしれないが、二回目もやっぱり強盗殺人だ。他の男と共謀して顔見知りの老女を山中で殺害し、預金通帳などを奪い現金を引き出したものだ。
いくらなんでも甘すぎる判決ってことで、さすがに最高裁が審理を差し戻し、無事に死刑判決が出たが、何とも理解しがたい経緯だ。

悪徳弁護士どもは「計画性は低く殺意の継続性はなかった」などと意味不明の事を言っていたが、計画性が低ければ殺人してもいいのか?
計画性が高いか低いかってのは、今回の元自衛官の事件でもそうだが、日本の裁判では重要な要素となっている。
しかし、殺された側に立って物事を冷静に考えてみれば、何の意味もなさない。計画性があろうが無かろうが、殺されたのは同じだ。そんな事で量刑を変えるべきではない。
計画性があろうが無かろうが、一回強盗殺人を犯して仮出所中に再び強盗殺人を犯したような男は即刻死刑だろう。

また悪徳弁護士どもは「更生の可能性が残されている」などとも主張していたが、更正の可能性があれば、何回殺人を犯してもいいのか?更正の可能性があれば裁判官を100人殺しても死刑にならないのか?
更正の可能性って、そんなに重要か?これは少年の犯罪でも問題になるが、悪徳弁護士や独善的人権活動家は、すぐ更正の可能性を持ち出して、可能な限り量刑を低くしようと画策する。
しかし、犯罪の抑制と被害者の感情を考えると、加害者の更正の可能性なんて全く考慮すべきものではない。

原則として、被害者が1人であっても、人を殺した者は死刑にすべきだと思う。人の人生を奪っておいて、自分はのうのうと生き続けるのは許されないだろう。しかも、被害者の命を奪っただけでなく、残された家族らの人生もめちゃくちゃにしているのだから、何回も何回も死刑にするべきだ。
ただ、色々と事情がある場合もあり、殺された方も悪いって事も多いだろうから、必ずしも死刑にしなければならない、ということもない。
しかし、強盗殺人の場合は、ほとんど事情なんて考慮する必要は無い。恨みとかじゃなく、金や拳銃が目当てで殺人を犯したんだから、即刻、死刑にすべきだろう。

ところが、腐りきった日本の裁判所では、1人しか殺さなかった場合は死刑にはならない。せいぜい無期懲役だ。
しかも、無期懲役ってのは一生、刑務所暮らしって訳ではない。終身刑とは異なり、単に刑期が決まっていないのに過ぎない
なので、早ければ10数年も経てば仮出所で出てくる人が多い。人を殺しておいて、すぐに出所だ。しかも仮出所中に再犯を起こす人も少なくない。もともと強盗目当てで殺人を犯すような奴だから、基本的に更正なんかする訳がない
そもそも仮釈放っていう制度自体が許せない。この仮出所っていう制度は、なぜ存在するんだろう。仮出所させないと刑務所が満員になって困るってのなら、最初から死刑にすればいいと思う。

このように腐りきった裁判所の異常な判決がまかり通るのは、司法の世界が誰の干渉も受けずに好き放題やれる独裁体制だからだ。
三権分立だなんて考えが、さも当然のように流布されているが、三権のうち立法と行政は、政治家は選挙で選ばれるし、行政官だって好き勝手やれる訳ではないから、国民の意思が反映されるが、司法には国民の考えが全く反映されない
裁判官の好き勝手し放題の独立王国だ。こういう異常な判決が後を絶たない現状を考えると、何かしらの抑制と言うか牽制が必要なのではないだろうか

また、これらの事件を起こした凶悪犯人を弁護している悪徳弁護士も許せない。
悪徳弁護士は金のためなら嘘でも何でも無茶苦茶な事ばかり叫び、どんな凶悪犯でも無罪だと主張する。なぜなら、もし死刑を回避できた暁には、ここまでひどい殺人鬼ですら死刑を回避できた辣腕弁護士として、ヤクザや凶悪犯の間で超有名になり注文が殺到するからだ。
こういう悪徳弁護士も、凶悪犯人と一緒に死刑にしたいよ。

(2021.3.6)



〜おしまい〜





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