伊方原子力発電所の運転が認められた

〜 当然すぎる判断 〜



愛媛県伊方町にある四国電力の伊方原子力発電所3号機の運転が広島高等裁判所によって再び認められた
これは昨年1月に運転差し止めを命じた広島高裁の仮処分決定を不服として四国電側が申し立てた異議審において、広島高裁が一転して運転を認める決定を出したものだが、あまりに当然すぎる判断だ。

そもそも、昨年の広島高裁の運転を差し止める仮処分ってのが前代未聞の信じられない暴挙だった。
まさに日本の裁判官の知能の低さとエゴを世間に曝け出した醜い判決だった。知能が低いというより、もうキチガイだ。

原子力発電所の安全性については、原子力規制委員会が東京電力福島第1原子力発電所の事故を踏まえて、新しい規制基準を作った。
そもそも、この新規制基準自体が、原子力規制委員会の売名行為とも言える、独裁者による独善的な無茶苦茶厳しい現実離れしたアホみたいな規制なんだけど、極めて頭の悪い広島高裁の裁判長は、それが全く理解できないため、その無茶苦茶厳しい規制に合格している伊方原子力発電所の運転を差し止めたのだ。

四国電力の伊方原子力発電所については、3年ちょっと前にも、同じ広島高等裁判所が運転を差し止める決定を出した
その時は、地震想定が甘いとか重大事故対策が不十分といった住民側の言いがかりについては認めなかったが、なんと、伊方発電所から130kmも離れた海の向こうの九州にある阿蘇山の大噴火を理由に運転を差し止めた
阿蘇山の過去最大の噴火は9万年前と推定されており、そういう大規模な噴火が起こった場合、火砕流が伊方原子力発電所に到達する可能性が十分低いとは言えない、というのだった。
もちろん、大規模な火砕流が発電所を襲えば、重大事故に至る恐れはある。
しかし、伊方発電所の敷地には過去に阿蘇カルデラの火砕流が到達した痕跡など無いし、そもそも九州から海を越えて伊方まで火砕流が来るなんて荒唐無稽なホラ話だ。
それに、もし仮に有り得ないほどの大規模噴火が阿蘇山で起きて伊方まで海を越えて火砕流がやってきたような場合は、そもそも原子力発電所の事故の影響を受ける人なんて存命しないって事だ。
九州から海を越えて火砕流が襲ってくるような事態になれば、当然ながら九州全域は壊滅しているだろうし、九州にとどまらず四国も中国も壊滅しているだろう。
直接、火砕流が来ない地域でも、そんな大規模な噴火が起きれば日本全土を数メートルもの火山灰が埋め尽くし、日本が壊滅する事は間違いない。
もちろん、広島も廃墟と化すだろう。そのような事態で原子力発電所から放射性物質が漏洩したところで、何の影響も無い。そもそも人は息絶えているからだ。
こんな事は誰が考えてもすぐ分かる。子供が考えてもすぐ分かる。そんな簡単な事が分からない知能の欠如した裁判官が下した決定だった。
もちろん、このキチガイのような運転差し止め決定は、広島高裁の別の良識ある裁判長により、9ヵ月後にひっくり返り、運転が認められた

一方、今回の運転差し止め仮処分は発電所と活断層との距離を理由にしていた
新規制基準では、敷地周辺にある活断層や南海トラフ地震のような海溝型の巨大地震などによる揺れを想定し、その中で最大の揺れに見舞われても、建物や施設の安全性に影響が出ないことを求めている。
もちろん四国電は、周辺海域で十分すぎる調査を実施し、敷地のすぐ近くには活断層がないことを確認している
それなのに、技術的な事が全く理解できない知能の低い裁判長は、もっと近くに活断層があるだなんて勝手に無茶苦茶な事を言い出し、原子力規制委員会の判断に過誤があっただなんて暴言を吐いている。
また、火山についても、阿蘇山の火砕流が攻めてくるなんて荒唐無稽な話ではないが、阿蘇山が大きな噴火をした際の火山灰などの噴出規模が、四国電力が想定した量の3〜5倍になる、だなんて、これまた何の知識も無い素人のアホが厚顔無恥にも勝手に無茶苦茶な判断をして、原子力規制委員会の判断を不合理だなんて言っている。
原子力発電所の安全基準は極めて高度な工学知識が無いと理解できないから、これまで良識ある裁判官は、技術的判断については原子力規制委員会の判断を尊重してきた
当たり前だ。裁判官なんて工学的な知識なんて完全に欠落しているんだから、判断なんかできる訳がない。
それなのに、昨年、仮処分を出した裁判長は、自分がアホなのを自覚せず、無茶苦茶な事を言い出したのだ。
なので、今回、別のまともな裁判長によりキチガイ決定がひっくり返り、運転が認められたのは当然すぎる結果だ。

しかし、仮処分を出したキチガイ裁判官のせいで、これまで火力発電の燃料費が増加し、毎月35億円もの費用がかかってしまった
これは何も四国電力の収支だけの問題ではなく、電気料金の値上げという事態になれば、四国という経済規模の小さなエリアにとって大問題になる
さらに、二酸化炭素排出量の増大など環境問題にも大きな悪影響が出た。

東京電力福島原子力発電所の事故に慌てふためいた当時の民主党のキチガイ菅によって全国の原子力発電所が理不尽にも停止させられたせいで、その後の5年間で日本全体で15兆円もの燃料費が余分にかかり、それだけの富が不必要に日本から流出した
そのような悪い流れが司法の世界にまで影響してきて、全国各地の裁判所のキチガイ裁判官によって、同じような悪夢が訪れている
先日、生活保護支給額引き下げの違憲判断を出した大阪地裁の裁判官も、昨年12月に関西電力の大飯原子力発電所3、4号機の設置許可を取り消すという前代未聞のトンでもない判決を出している
バカみたいに必死になって法律の勉強しかしてこなかった裁判官が、技術的な事なんて理解できるはずがなく、そのため、これまでは原子力発電所に関する裁判では、基本的に裁判所は原子力規制委員会の判断を追認してきた
法律の事しか知らない裁判官は技術的な内容なんて全く理解できないんだから、当たり前だ。
それなのに、ど素人の裁判官が原子力規制委員会による原子力発電所の設置許可を取り消す判決を出すなんて前代未聞だ。
せっかく悪夢の民主党政権が終わったのに、今度は悪夢の裁判の連続だ。

なぜ、このような無茶苦茶な判決が出るのかと言えば、もちろん裁判長の知能が低いからだが、さらに大きな要因として、裁判官の売名行為がある。
3年前の前回のキチガイじみた決定を出した裁判長は、なんと判決の1週間後に定年退官した
今回のキチガイじみた決定を出した裁判長も、なんと2週間後に定年退官した
全く同じような状況であり、これは偶然ではない。彼らは最後の最後に、目立った実績を作りたかったのだ。
良識的な決定をしたのではマスコミも相手にしてくれず、そのままひっそりと退官するだけだが、このようなキチガイじみた決定を出せば、マスコミどもが大騒ぎして取り扱ってくれるからだ。
つまり、知能の低い裁判官による最後の売名行為なのだ。
なぜ裁判官が売名行為をする必要があるのかと言えば、彼らは退官後に弁護士になるからだ。弁護士になった時、知名度があれば、客が増えて大もうけできるからだ

司法の独立てのが当たり前のように流布されているが、こういう頭の悪い自分勝手な裁判官がのさばっている現状を考えると、何かしらの抑制と言うか牽制が必要なのではないだろうか
政治家は選挙で選ばれるし、行政官だって好き勝手やれる訳ではない。ところが裁判官だけは、やりたい放題、好き勝手し放題だ
こういう極端にタチの悪い裁判官の判決を修正するために三審制が採られているんだけど、上級審でまともな判断が出て修正されるまでの長い間は、下級審のキチガイ裁判官の判断が生きている。

日本の司法制度は、裁判官がまともな知能と良識を持っている事を前提に構築されているが、このような頭が悪くて自己中心的で自分の商売の事しか考えていない裁判官が跋扈しているのであれば、裁判官に今のような絶大な権力を持たせるのはあまりにも危険だ
司法制度の抜本的な改正か、あるいは裁判官の選別を行わなければ日本は破綻してしまう

(2021.3.18)



〜おしまい〜





独り言のメニューへ