日本共産党はロシアの手先か?

〜 冗談では済まないぞ 〜



政府はロシアから軍事侵略されたウクライナ支援するため、自衛隊の装備品を供与する方針を決めた。ウクライナからの要請に応えたもので、防弾チョッキやヘルメットなどを送る方向だ。
これについて政府は「ウクライナの国民を最大限支援するとともに、国際社会と連携・結束し、国際秩序を保守するとのわが国の方針を明確に示すものだ」としている。
至極当然の判断だ。

自衛隊法では、自衛隊の任務に支障がない範囲で装備品を他国に渡すことを認めており、今回、対象として防弾チョッキやヘルメットのほか、非常用食料や防寒服、テント、発電機、カメラ、衛生用品など殺傷能力がないものを想定している。
政府は「防弾チョッキ、ヘルメット、防寒服等の提供はウクライナ人の命を守るもので、国際的な紛争の拡大を助長するものではない。殺傷能力のある武器は提供できない」と日本政府の立場を明確にしている。
悪の帝国ロシアに一方的に軍事侵略されているウクライナを助けるためなら、もっとちゃんとした武器を提供するべきだが、色々と制約があるので仕方ないところだろう。
また、他国に装備品を供与する条件を定めた防衛装備移転三原則では、国連安全保障理事会が対応が必要と決議した紛争当事国への装備品の供与を禁じているが、ウクライナは一方的に悪の帝国ロシアから軍事侵略されており、問題ないとの判断だ。

これに対して日本共産党の田村智子政策委員長は、当初は「人道支援としてできることは全てやるべきだ。私は反対しない」と述べていた。とても常識的な判断だ
ところが翌日になって発言を訂正し、「先の発言は、党内で必要な相談をせず行った私的なものであり、取り消す。防弾チョッキであっても防衛装備品の供与は党が反対してきた武器輸出にあたるので、党として賛成できない。また、政府が禁じている紛争当事国への装備品供与になる」として供与に反対する考えを示した

(幹事長)「どう思う?」
(石材店)「だからノーコメントですってば」


田村政策委員長は、うかつに本音をしゃべったため、党内で袋叩きにあって訂正したのだろう。気の毒だ。

今回の防弾チョッキやヘルメットの供与は、色々と制約があって直接的な武器を送れないわが国としては、最低限の支援だ
これくらいの事はしておかないと、近い将来、今度は日本がロシアに攻め込まれてきた時に、誰も助けてくれなくなる。必要最低限の支援策だ。
それに反対する日本共産党はロシアの手先だと言われても仕方ない
いや、もしかして日本共産党は本当にロシアの手先なのかもしれない。冗談じゃないぞ。ぞぞぞぞぞ〜!

(2022.3.9)



〜おしまい〜





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