フランス大統領選挙結果

〜 妥当な選挙結果に安堵 〜



注目されていたフランス大統領選挙で、現職のマクロン大統領(44)が右翼のマリーヌ・ルペン候補(53)を破って再選された

(石材店)「めちゃ久しぶりの記事ですね。実に1ヵ月ぶりですよ」
(幹事長)「すんませーん」


なぜ1ヵ月も書かなかったかと言うと、理由は2つある。
1つは登山なんかで忙しかったからだ。4月の上旬に日本アルプス雪山ツアーに行った。ツアー自体は1週間くらいのものだが、こういう登山遠征に行く場合、準備に時間がかかるし、帰ってからも何かと時間を取られる。
おまけに帰ってきて1週間もしない間に次の登山に行ったりしていたので、だいぶ忙しかった。
2つ目の理由は、プーチンのウクライナでの大虐殺に腹が立って腹が立って頭の血管がブチ切れそうになるからだ。
今のタイミングで、ここに書く事と言えば、プーチンのウクライナ侵略を避けて通る訳にはいかないが、あの狂人による大殺戮には腹が立って腹が立って頭に血が上るので、冷静に書く事ができないからだ。

ま、しかし、フランス大統領選挙結果となると、少しは落ち着いて書く事ができる。
まずは妥当な結果にホッとした

(石材店)「あれ?幹事長はルペン派だったんじゃないですか?」
(幹事長)「どちらかと言えば」


従来は、エリート臭プンプンでいけ好かないマクロンより、移民排斥を訴えるルペンの方が好感が持てていた。
それで、特に大きな問題が無い時期なら、一度、こういう極端な奴に大統領を任せてみたら面白いのではないかと思っていた。
トランポと同じだ。もちろん、一度はやらせてみたものの、トランポは大失敗だったので、ヨボヨボバイデンがトランポの再選を阻んで当選し、アメリカがまともな国に戻ってきたので良かった。
フランスも、ルペンが大統領になったら同じような事になる可能性は大きいが、所詮フランスは元々大した影響力はないので、多少混乱しても構わないと思っていた。

また、CO2問題では、ルペンは景観維持などの観点から風力や太陽光による発電に反対し、原子力開発の加速を訴えていた
マクロンも原子力開発の推進は同じだが、洋上風力発電なんかのバカげたエネルギー開発を唱えていた。要するにアホだ。

しかーし、狂人殺戮魔のプーチンがウクライナに侵略して大虐殺を繰り広げている今ルペンなんかがフランスの大統領になったりしたら、大問題だ
なぜならルペンは、東ドイツ出身で親ロシア派だったメルケルと同じく、極めてロシアに近いからだ。
なんとルペンはロシアの銀行から多額の金を借りている。普通、そんな事って、あるか?ロシアの操り人形になるぞ。
そして、今回の選挙戦でも、マクロンがアメリカやヨーロッパ諸国と協調してロシアへの制裁強化を訴えていたのに対し、ルペンはロシアに対する制裁に反対していた
さらに「NATOはロシアと和解すべきだ」なんてトンでもない事を訴えていた。
平時ならともかく、狂人殺戮魔のプーチンがウクライナで大虐殺を繰り広げている今、そんな脳天気な発言が出てくる事自体が信じられない

トランポと同様に、ルペンはあまりにも近視眼的だ
ルペンがロシアに対する制裁に反対しているのは、制裁によってエネルギー価格を始めとして様々な物価が上昇し、庶民の暮らしを直撃するからという理由だ。
それはもちろん、その通りだ。
ヨーロッパ諸国は本当に平和ボケの間抜けで、なーんにも考えずバカみたいに悪の帝国ロシアから天然ガスや石油をガバガバと輸入し、エネルギー供給を完全にロシアに頼ってきた
その愚かな行為のツケが回ってきたため、物価が高騰しているのだ。
しかし、だからと言って、ロシアに対して制裁を加えず、相変わらずロシアの好き放題を許していたら、次はバルト三国やポーランドなどが侵略され、さらにはフィンランドやオーストリアも危ないくなるだろう。
長い目で見れば、ここでロシアを懲らしめておかなければ中国と結託した悪の帝国ロシアの増長は止まらないだろう

なので、今、現在、ウクライナで悪魔の手先であるロシア兵により大量のウクライナ市民が虐殺されているのだから、物価高くらい我慢しろと言いたい
ウクライナの人は、多くが惨殺され、残りの人は命からがら逃げてきている。その悲惨さに比べたら物価高くらい我慢しろよ!

しかーし、フランス国民の多くは、トランポを当選させたアメリカ国民と同様に、半数近くがアホだ。どこの国も国民の多くはアホなのだ。
そのため、狂人殺戮魔のプーチンがウクライナで大虐殺を繰り広げているというのに、ロシアに対して融和的な政策を訴えるロシアの手先のルペンの支持が伸びていた
目先の物価高を緩和するためなら、どれだけ多くのウクライナ市民が虐殺されても構わないという姿勢だ。
トンでもないバカどもだ。そんな事を許していたら、将来は自分たち自身の命が危うくなるというのに。

今回のフランス大統領選挙で、かろうじて良識ある市民が勝ち、なんとかマクロンが勝利したが、ルペンとは接戦だった。
アメリカと言い、フランスと言い、もっとしっかりしろよ、と言いたいぞ。

(2022.4.25)



〜おしまい〜





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