北朝鮮で急性腸内感染症爆発

〜 救いようのない哀れな末路 〜



前回、北朝鮮での新型コロナウィルスの爆発的感染について書いたが、今度は北朝鮮南部の黄海南道で急性腸内感染症なるものが流行していると報道された。

(石材店)「随分久しぶりの記事ですねえ。もうこのコーナーは止めたのかと思ってましたよ」
(幹事長)「すんません。ものすごく忙しくて」
(石材店)「あれだけ遊んでばっかりいたら忙しくもなりますわな」
(幹事長)「今日も、あと1時間もすれば秋吉台のトレラン大会に出発せんといかんのよ」


謎の急性腸内感染症となると、隣国だけにとても不気味だ。
だが、しかし、コロナウィルスですら「原因不明の発熱」だなんて表現していたので、怖がる必要は無い
今の世界情勢を考えると、明らかにコロナウイルスしか考えられないのに、検査をする技術も体制も無いから「原因不明の発熱」としか言いようが無い国なので、今回も似たような状況だ。
恐らくはコレラか赤痢か腸チフスのようなものなんだろうけど、はっきり分からないのがとてもおかしい。
こういう発表をする事自体が、自国の無能ぶりをさらけ出している

現時点での報道では数百世帯で感染者が出ているとのことだが、あの国の事なので、実際がどういう状況なのかは全く分からない。
だが、ただでさえ脆弱な医療システム新型コロナウイルス流行で大打撃を受けている中で、新たな悪質な病気が流行するとなると、ますます医療システムに負荷がかかることになる。

ボンボンバカボン金総書記は関係当局に「できるだけ早く流行を封じ込めるよう」指示したとのことだが、もちろん、このバカボンがいくら叫んだって何の効果も無い
コロナウィルスの感染に対しても「最大非常防疫体系の稼働実態を点検する協議会」なんていう意味不明の会議を開催し、「建国以来の大動乱だ。党と人民が一心団結して、強い組織力と統制力を維持し、防疫闘争を強化すればいくらでも危機は克服できる」なんて言ったらしいが、もちろん何の効果も無い。
なぜなら、北朝鮮は極貧なのに核兵器の開発に血眼を上げており医療体制なんか放ったらかしで崩壊しているからだ。
薬局への医薬品提供は滞り、現場での医薬品不足が深刻化しており、どうしようもない状況だ。

北朝鮮の報道では、ボンボンバカボン金総書記が自宅にある医薬品を自ら用意して現地に送り、この「愛の不死薬」を受け取った住民が涙を流した、なんて報道されている。
また、ボンボンバカボン金総書記の妹の金与正をはじめ政府高官が私的に薬を寄付したとも報じられている。
だが、これは美談ではなくて、悲劇の現状を物語っている。
市中には医薬品は出回っておらず、医薬品があるのは政府高官の自宅だけだ。彼らが数少ない貴重な医薬品を独占して隠し持っているのだ。
こんな体制では、どんな病気でも流行してしまうだろう。

ボンボンバカボン金総書記は「医薬品が薬局を通じて、住民に適正な時間に届かずにいるのは、直接的な執行者である内閣と保健部門が、危機的な状況に対する認識を正しく持てずにいるからだ」なんて批判しているが、そもそも国内にロクな医薬品が無いのだから、どうしようもないわな。
医薬品が乏しいからこそ、政府高官は自分で隠し持っているのだ。
このような救いようのない自業自得の独裁国家なんて、親分の中国と一緒に、早く地球上から消滅して欲しいぞ。

(2022.6.18)



〜おしまい〜





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