イスラエルによるパレスチナ人大虐殺

イスラエルが１０月にパレスチナ人が住むガザ地区を攻撃し始めてから死者数は２万人を上回った。その大半が女性と子供だ。
歴史上稀に見る残虐極まりない大虐殺だ。

事の発端はパレスチナ自治区ガザ地区を実効支配しているイスラム組織ハマスがイスラエルを奇襲攻撃した事であり、イスラエルはその報復措置という名目でガザに侵攻した。
だがしかし、実際にそこで行っているのは女性と子供を含む一般のパレスチナ人の大量虐殺すなわちジェノサイドだ。

（石材店）「ようやくこの問題に言及しますね。国際紛争オタクの幹事長が、なぜ長い間、沈黙してたんですか？」
（幹事長）「ユダヤ人を批判したりしたら抹殺されるからな」

ロシアも世界中で暗殺を繰り返しているが、その対象はプーチンの政敵などに限られる。
一方、ユダヤ人は反ユダヤ的な事を言ったりしたら、即、暗殺者がやってきて狙われる。ユダヤ人とはそういう者だ。

（石材店）「心配しなくても幹事長の命まで狙いませんよ」
（幹事長）「ユダヤ人を甘く見たらいかんよ」

ただ、このたびトルコのエルドアン大統領が、ガザ地区への軍事作戦によりパレスチナ人に対するジェノサイドを続けるイスラエルのネタニヤフ首相について「ヒトラーと何ら変わらない」なんて言って激しく非難したので、私もその尻馬に乗って、ようやくユダヤ人批判をする事が許されたって事だ。

（石材店）「誰が許したんですか！」

最初に断っておくが、私はトルコのエルドアン大統領も大嫌いだ。
民主主義を抑圧する強権的な統治を行っている事も嫌いだが、中国と並ぶ悪の帝国ロシアのプーチンと仲が良いってのが最悪だ。また、クルド人を弾圧している事も腹が立って仕方ない。
だがしかし、この際、それには目をつぶって一緒にユダヤ人批判をしたいと思う。

エルドアン大統領は「ネタニヤフのしている事はヒトラーがした事と何ら変わらない」なんて言って、ユダヤ人を虐殺したナチス・ドイツのヒトラーを引き合いに出してネタニヤフ首相を非難した。
また「イスラエルこそテロ国家だ」などと非難している。
この批判は全く正しい。完全に正しい。
イスラエルはかつてドイツがユダヤ人を抹殺しようとしたように、パレスチナ人を抹殺しようとしている。

一体なぜイスラエルはパレスチナ人に対する残虐極まりない大虐殺を止めようとしないのか。
もちろん、きっかけはハマスの攻撃で１４００人以上が殺され、約２４０人が人質に捕らわれている事だ。
しかし、だからと言って女性や子供を含む何の罪も無い２万人以上のパレスチナ人を虐殺して良い理由にはならない。

悪の帝国ロシアがウクライナに軍事侵略して殺害したウクライナの民間人は約１万人に達するが、イスラエルは僅か２ヵ月でそれを大きく上回るパレスチナ人を虐殺している。
もちろん、ロシアによって殺害されたウクライナ人は実際には遥かに多いとされているが、それはイスラエルによって虐殺されたパレスチナ人の数も同様で、どちらも正確に確認できている訳ではない。

どうやら、ユダヤ人はかつてドイツによって６００万人もの人々が虐殺された事により、逆に自分たちは何をやっても許される権利があると勘違いしているようだ。
自分たちが大量虐殺されたもんだから、他の民族を大量虐殺しても構わないと思っているようだ。
ドイツによって大量虐殺されたんだから、仕返しにドイツ人を大量虐殺すると言うのなら理解できる。
しかし、何の罪も無いパレスチナ人を大量虐殺する事は許されないだろう。

今回の大虐殺のきっかけとなったハマスによるテロも、そもそもはユダヤ人がパレスチナ人が住んでいた土地を強奪して「イスラエル」という国をでっち上げ、それ以来、何十年にもわたってパレスチナ人を抑圧し続けてきた事が背景にある。
それを棚に上げてパレスチナ人を大量虐殺するなんて、断じて許せない。許してはならない。

ユダヤ人にとってパレスチナ人は邪魔で鬱陶しい害虫のようなものなんだろう。
なので、どれだけ殺戮したって何の罪悪感も抱かないのだろう。
国際社会はこのような狂ったユダヤ人をのさばらしていいのだろうか。

（２０２３．１２．３０）

〜おしまい〜

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