アメリカ政局も斬っちゃう!

〜 ええかげんにせんかいっ!ゴアのバカたれ! 〜



ほんのついこないだまで、日本の政局なんて誰も関心が無く、もっぱらアメリカ大統領選挙の行方に集中してました。
それが、突然の加藤紘一の言動で大騒ぎになってしまい、さすがに自分の国の方が大事なので、バカマスコミも一時はアメリカ大統領選挙の報道を放ったらかしにしてました。
さて、その後、どうなったのでしょう?
なんのことはない。なーんにも変わっていない。そのまんま。

アメリカの選挙は、日本の選挙システムからすると、信じられないお粗末ぶりです。あれだけ偉そうに世界中の国に対して自分達の自己中心的な民主主義を押しつけている国のシステムとしては呆れかえります。アメリカに住んでいたこともあって、身も心もアメリカナイズされた、根っからのアメリカ至上主義者の僕ですが、この選挙システムはバカにします。
日本なら、どんなに選挙違反がまかり通っている地方へ行っても、数え直しして結果が違う、なんてことは前代未聞です。そなな事があれば、選挙管理委員は全員即辞職ですな。どんなに票差が少なくても、普通はその結果を受け入れます。
それがアメリカでは、システムがええ加減やから、果てしない泥試合が続く。これ見よったら、民主主義のかけらもない中国でさえ、嘲笑したくなるわなあ。
実は、かつて、日本で社会党員の村山さんが首相になったとき、クリントンのほっこは、わざわざ「日本の新しい首相として認める」なんていう偉そうなコメントを出しました。クリントンのバカが認めようが認めまいが、日本の政治制度に則って正式に選任された首相の地位に問題などない。それを偉そうにコメントする国の選挙システムのお粗末さ。

ま、しかし、それは、ええと。
問題はゴアのバカたれじゃ。なぜゴアがバカたれかと言うと、あいつはバカ新聞以上に自己中心的で無責任な環境保護グループのシンパなんです。ラルフネーダーみたいな筋金入りのバカではないが、選挙のために環境保護派を取り込んでいる。こななんが大統領になったら、世の中がむちゃくちゃになるぞ。シアトルでWTOの会議が開催されたとき、暴徒と化して暴れまくった環境保護派にすり寄っている訳だから。
石油から石炭から天然ガスからウランから水力から風力から地熱まで、エネルギー何らなんでもかんでも有り余っているアメリカと違って、資源の無い日本ではエネルギー問題と環境問題はセットにして考えねばならない難問だが、自分勝手な環境保護派の意見を取り入れるゴアのバカが大統領になれば、日本に無理難題を吹きかけてくる可能性が高い。
また、ゴアはクリントンと並んで、親中国派である。日本や台湾は軽視している。それに対して、ブッシュは中国を敵視していて、日本との関係を重視している。中国が悪の帝国か、それともただ図体がでかいだけのうすらバカかは議論の余地があるけど、日本にとってゴアのバカよりブッシュの方がはるかに都合が良いのは疑う余地もない。景気への影響も正反対になる。

だから僕としては、カッコしいのゴアが大統領になってしまうと、とても悲しい。なのに、諦めの悪い、往生際の悪い、人間のくずのようなゴアは、いつまでも訴訟を繰り返して負けを認めようとしない。手集計の結果、ゴアが逆転してしまえば、ブッシュに再逆転の可能性は限りなく少ないだけに、本当に気が滅入る展開です。

シドニーオリンピックの女子マラソンの時に、高橋尚子の背後に迫ってくるシモンに対して「シモン死ね、シモン死んでしまえっ!」って叫んだのと同じように、「ゴア死ね、ゴア死んでしまえっ!」って叫ぶ今日この頃です。

(2000.12.1)



〜おしまい〜





独り言のメニューへ