死刑は廃止すべきか?

〜 凶悪犯を許すな! 〜



世の中に「先生」と呼ばれる人種には、本当にロクな奴がいない。
政治家は論外としても、金儲けの事しか考えずに患者を薬漬け検査漬けにして寿命を縮ませる医者どもなんぞ、犬に食われて死んでしまえ、って思う。それから、金になることだったら、ヤクザだろうがオウム真理教だろうがヒ素カレー犯人だろうが、なんでもかんでも弁護士まくって荒稼ぎする弁護士どもめ。さらに、そもそも頭が悪くて他に仕事が見つからなかっただけで、最初からまるで教育に対する情熱なんかカケラも無いような学校教師とか。
て言うわけで、僕は医者も弁護士も大嫌いだけど、学校の教師も大嫌いだ。うちの子供の勉強をたまに見てやっていると、学校の教師がいかに出鱈目を教えているかが良く分かる。
なのだけど、今日は違うぞ。以上の問題については、また項を改めて、徹底的に糾弾するとして、今日は全然違う話です。

広島の中学校の非常勤講師が強盗を追いかけていて刺されて殺されてしまった。この教師は、大学途中で教職を目指して教育学部に再入学し、この春に卒業したばかり。取りあえず非常勤講師という身分で広島の中学校の教師をしていた。
今、かつてデモシカ教師(←ガッコの先生デモやるかあ、とか、先生シカできねえよ、ってことで教師になったバカものども)と呼ばれたやる気のないバカ教師どもが中高年で大量に滞留しており、そのせいで、彼のような若いやる気のある教師が正教師になかなかなれずに非常勤講師なんていう身分にとどまっている。しかし、教育現場の実態は、彼のようなやる気のある教師が生徒に面と向かって仕事している。良いことです。
彼は教育者としての情熱を持ち、生徒からも評価され、慕われていた。その情熱ある彼の正義感が、強盗を追いかけさせてしまったのだ。自分が住む同じアパートの女性が強盗にあい、その叫び声を聞いて飛び出して追いかけて捕まえ、犯人に刃物で刺されたのだった。
なんと悲運なんだろう。これだけ世の中にヘラヘラと安穏としていきている若いタワケ共が多いなか、このような正義感溢れる若者が殺されてしまうなんて。犯人は25歳の若者。許し難いことだ。えらい違いだ。

これとは別に、他にもいたたまれない事件があった。
やはり広島で、幼児が2人殺された。殺したのは母親と同居していた男。こいつも28歳の若者。母親は26歳。幼児2人を連れた、このバカ母親が、男と同居を始め、子供が邪魔になった男が虐待して死なせてしまったわけだ。
もちろん、男の所業は許されるものではなく、即刻、打ち首にすべきだが、自分の子供ではないし、邪魔になったのも理解はできる。継子イジメは昔からある。大きな声じゃ言えないけど、僕の親戚にも実話があります。自分の子供は可愛いという人だって、よその子はうっとうしいっていう奴も多いし。
しかし、バカ母親は許せないぞ。こいつは自分では手を下したのかどうか分かんないけど、少なくとも男が虐待しているのを黙認したわけじゃ。これは極悪非道の冷血鬼やないか。信じられない。ほんま。6歳と4歳という可愛い盛りの子供達の悲運が哀れでしかたない。何の罪も無いのに。

て言うことで、あんまり関係の無い事件を2つ並べてみました。
どちらも広島の事件。関係者は全て若者。結論は、広島って、若者が恐い極悪非道の不毛の土地だから、みんなで四国へ逃げてきましょう。

って、違うか。
僕が、こういう事件を聞いていつも思うのは、こういう犯人も、何年か刑務所に入ったら、そのうち平気な顔をして出てくるんだろうなあ、ってこと。やるせないよ。これは。
日本の裁判所の判決の異常なまでの生ぬるさについては、また項を改めて徹底的に糾弾するけど、同時に腹立つのが、無責任で自分勝手で頭の悪いマスコミや、金儲けと売名行為にしか関心の無い弁護士どもがヒステリックに叫ぶ死刑廃止論。
これだけ極悪非道の悪人が次から次へと出てくるのに、いったいどうして死刑廃止なって発想が出てくるんだ。信じられない。死刑廃止を叫ぶバカどもこそ、こういう犯罪の被害者になって思い知るべきだ。被害者の心の痛みを感じ取る神経が無い。だいたいマスコミは、常日頃は、世論が大事なんてほざいているくせに、国民の圧倒的大多数が死刑を支持しているのに、どうして死刑反対なんだ。こんな極悪人どもは、いくら教育したって治る訳がない。それに、治す必要性も無い。即刻死刑にすれば済む話だ。

それから、最近、やっと少しだけ改正された少年法についてもバカなマスコミや弁護士は批判的だ。少年ったって、あなた、実物は、もう立派な極悪人。金属バットで平気で相手を殴り殺す暴走族みたいな奴らやぞ。こんなん保護する必要性は全く無い。矯正させる余地も無い。少年法なんて不要だ。刑法でビシビシ処分せよ。悪事を繰り返させないためにも、悪人は歳に関係なく、即刻、はりつけにするべき。
このあたりについては、アフガンを支配するイスラム原理主義者タリバーンは大嫌いだけど、その取り締まりの厳しさと、厳罰主義には大賛成だ。アフガンでは女性はベールを被ってないとつかまるけど、日本でも厚底ブーツを履いたヤマンバどもは片っ端からしょっ引いて、留置場で徹底的に叩き直して欲しいものだ。

どうしても死刑にするのがためらわれる程度の犯罪だったら、北方領土の小さな島だけでも悪の帝国ロシアから返してもらい、そこへ死ぬまで収用して強制労働させればいい。あるいは、金に困っているロシアだから、旧ソ連時代に使っていたシベリアの矯正収容所を貸してもらい、そこに死ぬまで収用するっていうのもいいかも。

なーんて事を、凶悪事件が起きるたびに考える僕ですが、これっておかしいですか。
本当は極左の僕だけど、極右と間違わないでね。

(2000.12.11)



〜おしまい〜





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