風呂場での突然死

〜 こんなに多いとは! 〜



最近知った事ですが、このしょーもないホームページの、このふざけたコーナーを見ている人が、意外に多いらしいです。本当にありがたい事ですが、何か書いた翌日に、すぐ話しかけられたり、本人だけでなく家族や知人にも勧めて読んで貰っている、なんて話を聞くと、涙を流して喜んでおります。
ところが、そういう風に読者が広がると、過激な意見が書きにくくなってくる。これだけ色んな事を書いていると、仮に大半の記事に賛同してくれる人でも、1つや2つは利害や意見が対立して、「なんじゃい、この意見は。ふざけた事を書きやがって。もうこななページは二度と見てやらんぞ!」って怒られそう。そうやって読者を失いたくないので、ついつい過激な意見は控えるべきではないか、なんて思ったりもするのですが、しかし考えてみれば、何も営利事業で書いている訳ではなく、単に自己満足のためだけに書いているコーナーなので、そなな事を考える必要もないし、自己抑制の利かない性格だから、無理しないで好きな事を書こうっと。
それに、以前、会社内の掲示板に書き込んでいた時は、いちゃもんと言うか誹謗中傷を書かれた事もあります。ま、書いた奴は、仕事もせずに(て言うか、仕事ができないので、ロクに仕事を与えられていない奴だったから仕方ないけど)一日中掲示板を見ては何か書いているような奴だから相手にするのもバカらしいバカだったのですが。このホームページは広く世界中に門戸を開いている(って、一体、世界の誰が見てるんだ!?)ので最初は誹謗中傷されたらどうしよう、って不安ドキドキだったのですが、心配無用でしたし。(要するに、ほとんど誰も見ていない?)



さて、本題ですが、みなさん知ってますか?入浴中に突然死する人は年間1万人を超えるんだって。
ほんと?信じられない。交通事故死者を上回るんだって。なんだか信じられないすごい数字。

と思ったのだけど、その8割が65歳以上のお年寄りだと言うので、少しは納得。
お気の毒ではあるけれど、このようなご老人は、たまたま突然死したのが入浴中だっただけで、布団の中であろうが、こたつに入ってようが、散歩中だろうが、たいていは突然倒れ、発見が遅れればそのまま死ぬから、みんな突然死の範疇にまとめられる。毎年、寿命で死亡する高齢者は100万人以上はいるでしょうから、それがたまたま風呂場で死んだら「風呂場での突然死」に区分されるだけの話ですな。入浴中はたいていは一人だから発見が遅れがちにはなるだろうけど。でも、なかなか出てこないと不審がられるから、布団の中で倒れる(既に横になっているから倒れるとは言わないか)よりは発見されやすいよね。

て事で、大半が高齢者なので少しは安心したけど、仕事で疲れて帰ってきて酒飲んで風呂にのんびり浸かっていると、時々「このまま心臓発作か何かで息絶えてしまうんじゃないか」っていう不安がある。もともと先天的に心臓に欠陥を抱える僕としては、かなり不安。
(その割にはマラソンなんかしているけど、一応、医者の了解は得ています)


ところで話が交通事故に変わりますが、交通事故でもやはり年間1万人が死んでいる。
これって、ものすごい数字だと思う。ニューヨークのテロで死んだ人の2倍の人が毎年毎年交通事故で死んでいく。ニューヨークのテロの結末は、そのせいでアフガニスタンという国の政権が変わってしまう一大事になったけど、交通事故の方は、ほとんど無為無策に見える。もちろん、風呂場での突然死ほどではないけど、交通事故死のかなりの部分が高齢者ではある。言っちゃ悪いけど、高齢者は遅かれ早かれ死期が近づいている、と言うか、死期が近づいているような弱者ほど交通事故死しやすいから、ある程度仕方がない面はある。しかし、風呂場での突然死と違い、交通事故は子供だって巻き込まれる事が多い。これを放置していてええのか?特に香川県は人口当たりの交通事故死亡者数でも増加率でも、常に全国トップを争う交通事故激戦区だ。いったい、これはどうなってるの?

みんな思っているだろうけど、この頃、本当に交通の取り締まりが無くなった。スピード違反の取り締まりは昔に比べれば皆無に等しくなっている。僕はオートバイに乗るときは、常に極端なスピード違反(平均時速100km程度)をしているけど、検問に引っかかった事は皆無。車でも、一時期、年間50回くらい飲酒運転をしていたけど一度も検問に出くわさなかった。他の車を見ていても、信号無視も常態化しているし、方向指示器はつけないのが当たり前みたいな車が多い。

だいたいやねえ、道路の整備ばっかり進めて、交通事故を減らそうと言う意気込みが無い。道路の整備に関して言えば、香川県だって、全国の他地域と同様に、行政というか政治と土建業者が一蓮托生的に癒着しているから建設投資額を減らす訳にはいかないのだけど、土地の狭い香川県ではこれ以上新しい道路を造る必要性が完璧に無くなっているのに、いつまでも整備し続けるから、どんどん不要な道路が出来ていって車がバンバン飛ばしまくるっていう構図ですな。

こういう風潮を根絶するには厳罰主義しかない。(スピード違反や飲酒運転を繰り返している僕が言うのも非常におかしいですけど)
最近、ようやく危険運転致死罪などが出来た。今まではどんなに悪質な運転で事故を起こしても業務上過失致死なんかしか適用できなかったため最高でも懲役5年の刑しか科せられなかった。危険運転致死罪になると1年以上15年以下の懲役になるから、かなりの厳罰化となった。しかし、これも飲酒運転してひき逃げしたとか、パトカーから逃げながら信号無視したとか、かなり極端な場合にしか適用されない。
例えば、つい先日も、京都で集団登校していた小学生の列に車が突っ込み、小学生1人が死んだ。この車を運転していた男は「腰がつったので伸ばしていたら、気がついたら子供達にぶつかっていた」などというふざけた供述をしている。しかし、恐らくこの場合は従来の業務上過失致死罪しか適用されないだろう。あまりにもふざけすぎている。いくら悪意が無かったとは言え、このようなふざけたバカは、危険運転致死罪どころが、死刑にしてもいいのではないか?こういうバカを見せしめに死刑にすることにより、世の中のドライバー達が注意深く運転するようになるのではないか?

繰り返して言いますけど、スピード違反や飲酒運転を繰り返している僕が言うのは非常に変ですね。やっぱり

(2002.1.23)



〜おしまい〜





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