またまた雪印かあ・・・

〜 でも、牛肉は食べようね 〜



またまた雪印である。国産肉偽装事件だ。
雪印って、以前はとっても良いイメージだったのに、なんともまあ、情けない事態。

以前にも書いたけど、2年前の雪印事件に関しては、僕は非常に同情的である。取るに足りないささいな異物混入なのに、目をつり上げたヒステリー消費者運動家と、商売第一主義の自己中心的無責任マスコミによって諸悪の根元みたいにつるし上げられちゃって、本当に気の毒だった。現代の魔女狩りそのものだ。気違いマスコミの恐怖だ。
別に雪印の商品が無くなっても僕は困りはしないけど、そこで働いている大多数の社員、従業員は全く何の罪も無いのに、マスコミとヒステリー消費者運動家の情け容赦ないサディスティックな糾弾の犠牲になった。ここ高松市にあった雪印高松工場も閉鎖になってしまった。そこで働いていた人はいったいどこへ夜逃げしたんだろう。人口が減少して困っている四国の貴重な職場が失われたわけだ。地域経済に打撃なんだよ。ヒステリーおばちゃん達は少しは経済の事を分かって欲しい。余りにも身勝手すぎる。

しかし、今回の国産肉偽装事件は情けないな。前回のようなずさんな管理と対応ミスではなく、明らかに確信犯だもんなあ。ちょっと言い訳ができないわなあ。
おまけに、こななスキャンダルを、よりによって商売第一主義の自己中心主義で厚顔無恥の無責任マスコミの旗手である朝日新聞にすっぱ抜かれたんだから、もう始末におえんわなあ。朝日新聞は鬼のクビでも取ったように大はしゃぎのバカ騒ぎ。ま、バカだけど。

それにしても、これを今頃になって内部告発したのは誰だろう。下請け業者である西宮冷蔵という会社の社長が「狂牛病問題に関して制度を悪用した社会悪が我が社の倉庫内で行われようとしていることを遺憾に感じる。このような行動に毅然とした態度で臨みたい」などとほざいている。
おいおい、しかし、お前、それなら、なんで3ヶ月も経った今頃になって告白するんだ。絶対にお前もグルだったはずだぞ。何が社会悪の告発だよ、お前。絶対に、このおっさんも一緒になって悪いことをしようとしていたけど、どっかからばれちゃったので手のひらを返して正義ヅラしているはずだ。そもそも、このおっさん、前職は国会議員秘書だぞ。国会議員秘書なんて、それこそ世の中の悪事を一手に引き受けている極悪人じゃないか。そななおっさんが経営している倉庫会社だなんて、もう悪い事しかしてないはずだ。密輸や横流しなど、ありとあらゆる悪い事に手を染めているはずだ。よう言うわ、ほんまに。

しかし、それより、そもそも、このような事件が起こったのは狂牛病騒ぎが原因だ
これについて、前回の雪印事件と同様、僕は怒りを感じている。何をヒステリックに大騒ぎしているんだ。一体、どこの誰が狂牛病にかかったんだい?あれだけ狂牛病の牛が発生しているヨーロッパですら、人間が感染した例は極めて少なく、それだって本当に狂牛病なのか、以前からある人間固有の同種の病気なのか、明らかではない。日本では狂牛病の疑いがある牛自体が、まだ数頭発見されただけ。人間なんて、誰1人感染していない。何を大騒ぎしているんだ。そもそも、本当に牛の狂牛病が人間に感染することすら確定はしていない。地球温暖化と同じで、単に疑いがあるだけ。
しつこいようだが、風呂場や交通事故で毎年1万人もの人が死んでるんだ。誰1人死んでもいなけりゃ、発病すらしていない狂牛病でバカ騒ぎするな!

また、仮に牛から感染する恐れがあるとしても、潜伏期間がとても長く、今さら牛肉を食べるのを止めたからと言って、今まで散々食べてきてるんだから、今後、いつ発病したって不思議ではないぞ。むしろ、今は検査が徹底されているから、ものすごく安全になっている。それなのに、牛肉を食べるのを控えている人が多い。
うちの家でも、夕食から牛肉が消えてから久しい。本当に久しい。上の子供は、僕が「そんなん大丈夫に決まっている。ヒステリックにバカ騒ぎしてはいけない」って、ちゃんと教えているから分かってくれているけど、下の子供は、まだ冷静な判断ができないから、牛肉は危ないものと思い込んでしまっている。で、時たま上の子供だけ連れて外食するくらいしか、牛肉を食べる機会がない。

この狂牛病騒ぎで、ただでさえ不況と悪の帝国中国の襲来によって苦境に立たされている日本農業が、ますます危機的になった。なんでヒステリー消費者運動家や自己中心無責任マスコミは経済社会の事を全然理解しないんだろう。よっぽど頭が悪くて理解できないんだろうけど、ひどすぎる。
せめて、皆さん、マスコミに踊らされずに牛肉を食べよう。雪印食品でなくてもいいから。

(2002.1.24)



〜おしまい〜





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