ホタルを見に行こう！〜その２

「ホタルを見に行こう！」と題した記事を書いたのは去年の今頃でした。香川県のチベットと呼ばれる塩江町でホタル祭りが開かれた直後のでした。ホタルを見に行ったのは本当に久しぶりで、その可憐な光に感動したのですが、数はそんなに多くはなく、最近は環境破壊も進んできているので、こんなもんだろう、むしろ早く見納めておかねば絶滅するかもしれない、って思ったくらいでした。

ところが先日、友人Ｈからホタル見物の誘いがあった。彼は日蝕や流星群があると聞けば望遠鏡とカメラを担いで世界中を飛び回っている観測マニアですが、最近はホタルにも凝っているらしい。彼が言うには、岡山県の北房町に、ホタルの大群がいるという事なのです。昨年もいっぱいいたし、今年も既に一度見に行っている。てことで、彼と一緒にホタルを見に行ってみた。

すると、本当にホタルの大群がいるんです。信じられない。ものすごい数。なんでも、北房町は「ホタルと出会える町」というキャッチフレーズで売り出しているらしく、保護に力を入れている。ホタル祭りも開催されるが、それは見物客に環境が破壊されるイベントというより、逆にその間は一帯を車両通行禁止にし、ホタルを良く観察できるようにするイベントと言えるようだ。普段でも、フラフラと歩いて見物していると、地元のボランティアの人が色々と解説してくれるし。

感動的な北房町のホタル群
（友人Ｈ氏 撮影）

地元では、このホタルの大群を守るのに頑張っているけど、色々と環境破壊が進むなか、いつまで持続するのは不安はある。なにはともあれ、見られるうちに見ておきませんか？

（２００２．６．９）

〜おしまい〜

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