怖い中国人

石原都知事じゃないけど、やはり中国人は怖い。なにも凶悪犯罪を平気でやる中国人マフィアの事を言っているのではない。中国の西安にある西北大学で日本人留学生が文化祭で演じた寸劇に中国人が反発して大問題になっているのだ。

事件は、西北大学外国語学院で開催された文化祭に日本人留学生３人と日本人教師１人が寸劇に出演し、胸に赤いブラジャーを付け、下腹部に紙コップを付けて踊り、ブラジャーから取り出した紙くずを観客席に向かってまいた、というものだ。これに対して、中国人学生や教師が踊りの下品さに怒りだし、すぐに中止させた。しかし、それだけでは収まらず、翌日にはほかの大学の学生も加わって千人以上が留学生寮の前に集まり、公開の謝罪を要求した。そして一部の学生が留学生寮に乱入し、寸劇とは関係ない日本人留学生が中国人学生に殴られて怪我をしている。日本人留学生は４０人ほどいるらしい。
さらに、中国人学生数百人がデモ行進し、日本製品不買運動を呼びかけたりしているらしい。またデモ隊の一部は日本食レストランも襲撃し、ガラス窓をたたき割ったりしている。もう完全な暴動状態だ。

これ、どう思う？
確かに、留学生が演じた寸劇は、全くバカバカしくて論評する気にもなれない。なにも、今の学生の知能の低さを非難する気はない。日本で挫折して日本から逃げ出して中国の辺境に留学しているような弱虫共の知能の低さを問題にする気はない。僕らの時代だって、同じような事はやっていた。何かしなくてはいけない時に、これと言ってするべきものが無い無能で無芸な者は、仕方なく、やけっぱちに意味の無いことをせざるを得ない事もある。
明らかにおかしいのは、そのバカバカしい行為に対する中国人の行動だ。まず、そういうものを許容できない偏狭さだ。視野の狭さだ。精神の硬直さだ。衣食足りて礼節を知る、じゃないが、このような礼節を知らないバカな行為に対して許容できないっていうのは、それはまた礼節を知らないと言うことだ。まだまだ中国は衣食が足りてないのか。
さらに、怒って中止させるくらいならいいが、留学生寮を取り囲んで謝罪を要求し、あげくに無関係の留学生を殴ったり、暴徒化するなんて、まるで北朝鮮並みのキチガイぶりだ。そこまでやるか？中国人も北朝鮮と同じような発狂民族なのか？
敢えて北朝鮮との違いを言えば、北朝鮮のキチガイ行動は、中央指導部によって指導された行動だが、中国人のは自発的なヒステリー行為だ。その意味で、北朝鮮より中国人の方が、はるかに怖い。

日本と中国は微妙な関係である。
大昔から中国は日本を属国として見なしてきたが、「元」以外の王朝が敢えて日本を占領しようとしなかったのは、無理して攻めていくほどの価値がある島でもなかったからだろう。日本は、中国の偉大さを分かっていたから、属国的な立場に甘んじ、文化や技術を吸収し続けていた。とは言え、実際には、そんなに交流があった訳でもなく、日常生活においては全く無関係であった。
その関係が、世界の近代化の流れと共に、大きく変わる。欧州の列強が中国に侵入してきて、それに対抗すべく、日本も一緒になって中国へ侵入していったのだ。中国が意外と大した事ないって分かった日本は、調子に乗って欧州勢力を排除しながら中国に泥沼的に侵入していった。それ自体が間違っていたかどうかは分からないけど、明らかに間違っていたのはアメリカとの戦争であり、それに負けたため中国からも手を引かなければならなくなった。

まあ、そういう背景のもと、中国人の日本に対する感情は悪い。日本が中国を占領していたのは、もう６０年くらい前だから、年寄りでないと覚えていないはずなんだけど、若い世代もみんな同じような感情を持っている。だから、ひとたび何か起これば、よってたかって日本をボロボロに叩きのめそうとする。そういう意識を持たずに、単に日本から逃避して留学しているバカ留学生が殴られようが退学させられようが、どうでもいいんだけど、日本製品不買運動とかされちゃうと困るよなあ。
だいたい、そのようなヒステリー行動を起こす中国人たちは、今の貿易では、日本もアメリカも、中国からの輸出の方がはるかに多いっていう事も理解してないんだろうなあ。だから貿易鎖国なんかしちゃえば一番困るのは中国だって事は分かってないんだろうなあ。

僕は西安という町がとっても好きだ。でも、実は、西安の一般民衆は、とても好きになれそうな人たちで無かったことも事実だ。中国人は怖いですよ。しかも人口が日本の１０倍以上いる。こなな国が隣にあるって、ものすごく恐怖ですよ。その国に、いまだに無償援助を垂れ流している外務省って、何なんですか？人間を宇宙にまで飛ばせるようになった軍事大国にお金を貢ぎ続けるって、どういう発想ですか？まさか、昔の属国体制に戻ったって事ですか？

よく社民党なんかが「いつまでアメリカの言いなりになってるんだ！」って吠えるけど、はっきり言いましょう。
「中国が存在する限りアメリカの助けが無いと怖くて夜も歩けません」

（２００３．１１．４）

〜おしまい〜

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