人質帰国

イラクでテロ組織に誘拐されていた日本人３人が帰国した。この３バカトリオと、そのバカ家族には腹が立って仕方なかったので、かなり書きまくっておりますが、こいつらようやく帰国したので、しつこく責めます。


怪しく無口な人質ども

まず気になるのは、今まで不遜きわまりなく、不必要に饒舌だった３バカトリオなのに、帰国したとたん無口になっちゃった。何も言わず、無言のままどこかへ雲隠れしちゃった。弁護士によると「ＰＴＳＤ（心的外傷後ストレス障害）だから安静と休養が必要だ」などと訳の分からない事を言って誤魔化そうとしている。よう言うわ。ほんま。そらストレスくらいあるやろ。無かったら人間とちゃうで。せやけど、大の大人が（って言っても、行動を見ていると、まるで幼児から成長の見られない３バカトリオですが）、多少ストレスがあるくらいで逃げる訳にはいかんのとちゃうか？これだけ大迷惑をかけ、多大な税金を無駄遣いさせておきながら逃げ隠れするなんて、常識ある人間のする事ではない。（って言っても、そもそも自分勝手な遊び半分でノコノコと危険地域へ出かけていく行動には良識も常識のかけらも無いのですが）
弁護士は「３人は死の危険にさらされた誘拐事件の被害者です」などとほざいていますが、自分勝手な行動で国民に多大な迷惑をかけたという点では、被害者ではなく加害者であるとも言える。まあ、弁護士なんて金さえ貰えれば、嘘でも何で適当に言いくるめる金の亡者だから、聞くに値しないが。
とにかく、今回の無言の帰国と雲隠れは、恐らく、家族や弁護士の入れ知恵だろう。今回の一連の騒動で、あまりにも自分勝手で不遜な態度を示して全国民から総スカンをくらった家族は、バカだから考えは変わるはずないけど、取りあえず多少は懲りていて、少なくとも表面的には少しおとなしくしておこうと考えたらしく、後半は無口になっていた。しかし、３バカトリオ自身は、ずっとイラクにいたから、全国民がいかに批判的かという事実を知らず、そのため解放直後にも「まだイラクに残りたい」なんて呆れて物も言えないような戯言を吐いていた。だから家族らが「お前ら、何も知らんやろけど、俺らボロボロに言われとんやで。あんまり調子に乗って好きな事言ってたら、かなり立場が悪くなるで。何を言ったらまずくて、何を言えばいいのか、ちょっと作戦を立てるまで、弁護士に適当に誤魔化してもらって隠れていようぜ」などと入れ知恵したのだろう。
とにかくだ、これだけ税金とエネルギーを無駄遣いさせた張本人の３バカトリオには、堂々と公衆の面前に出てきて申し開きをして欲しいのう。


マスコミは真実を報道せよ

３バカトリオも許し難いけど、もっと許せないのは、この３バカトリオの行動を悪用して、世論操作に突っ走るマスコミどもだ。
まず第一に言いたいのは、マスコミは真実を報道せよ、ということだ。
典型的な例が、アメリカ人の民間人４人がイラク人に襲われて全員が虐殺された事件だ。もちろん、イラク人に言わせれば「アメリカ軍がイラクを攻撃して民間人を含む多数の人間を殺したからだ」と言うだろうから、イラク人が一方的に悪い訳ではないが、なぜアメリカがイラクを攻撃したのかという原点に立ち返ると、一概にどっちが悪いかは言えない。（僕は今回の戦争自体には反対だが）
しかし、僕はそんな事を問題視しているのではなく、単に真実を伝えない日本のマスコミを糾弾しているのだ。この事件では、アメリカ人の乗った車が襲撃され４人とも焼き殺され、イラク人は歓声をあげて遺体を引きずり回し切り刻み、あげくは川にかかる鉄橋から吊したのだ。写真を見ると、大人だけでなく、子供も一緒になって大喜びしながら遺体を蹴飛ばしている。この写真は、世界中の新聞に掲載されたが、日本の新聞はどこも掲載しなかった。一部週刊誌が掲載したのみだ。新聞が掲載しなかった理由は「写真が残酷すぎるから」という間抜けな理由だ。被害者の当事者であるアメリカの各紙は、なんのためらいもなく掲載した。そら当たり前だ。真実を伝えなければならないからだ。
僕は日本のマスコミが掲載しなかった本当の理由は、「実はイラク人もひどいことを平気でやる残酷な民族なんだ」という事を隠したいからだと思う。 「イラク人はアメリカ軍の攻撃で痛めつけられた善良で可哀相な人々だ」なんて思いこませようとしているのだ。それはアメリカ軍を撤退させるためだ。その結果、３バカトリオのようなアホが「イラク人は善良で可哀相だ」などと自分勝手な思いこみで善意の押し売りに行って誘拐されるのだ。こんなバカげた誘拐事件を引き起こした張本人は、真実を伝えようとしないマスコミに全責任があると言っても過言ではない。

日本の新聞は都合の悪い事は昔から隠していた。例えば中国で毛沢東による文化大革命という恐怖の大殺戮が繰り広げられていた時も、日本の新聞は「文化大革命によって中国社会がますます改善されている」などと言ったような呆れた報道をしていた。バカか。もちろん、北朝鮮の生き地獄に関しても、長らく報道してこなかった。売国奴マスコミのやりそうな事だ。現実をひた隠し、嘘で塗り固めた報道を続け、悪の帝国である北朝鮮や中国を友好国のように扱い、さらにはアフガン人もイラク人も民衆は善良だとか、世界中で日本人しか勘違いしないような虚構が撒き散らされているのだ。
アフガンもイラクもそうだが、それまで抑圧していた政権が倒れたとき、民衆は善良なユートピアを築くのではなく、まずは陽気な略奪者となって商店を襲い、官公庁を襲い、銀行を襲い、金持ちを襲い、外国人を襲い、何でもかんでも金目の物を略奪する。そもそも民主主義どころか国全体としてのまとまりなんて無い地域なんだから。今は善良面しているヨーロッパ各国が植民地支配した後、勝手に国境線を引いたままトンズラした地域だから、強権で抑えつける独裁者がいなくなれば群雄割拠でバラバラになるのが当たり前だ。ヨーロッパ各国がイラク戦争に反対したのは、まさにそれが理由だ。フセインを除くのはいいが、その後がカオスになっちゃうからだ。何もヨーロッパ人が平和が好きだからでは決してない。国として成り立たずに内戦状態になるよりはフセインの方がマシだ、との判断だ。アメリカは、自分たちの力を過信して、なんとか抑え込めると思ったのだろう。結果的にはヨーロッパ各国の見通しの方が正しかったのだが。
いずれにしても、ああいう地域の民衆が善良だなんて勘違いしているのは、偏向報道のマスコミに育てられたバカ日本人だけだ。


マスコミは論理をすり替えるな

こういう新聞の偏向報道を見るにつけ、週刊誌の存在の必要性を感じる。週刊文春が公人である田中真紀子の長女の離婚を報道したのを独善的な裁判所が発禁処分にした事件で、朝日新聞などは「このような下らない記事を載せようとするから裁判所に付け入るスキを与えてしまい、報道の自由が脅かされるのだ。自分で自分の首を絞めているようなものだ」と文藝春秋を批判していた。なんたる事だ。新聞が真実を報道しないから週刊誌が報道するんじゃないか。
「そんな記事を書くから報道の自由が脅かされるのだ」という言い方は、本当に悪いのは報道の自由を脅かす裁判所なのに、あたかも記事を書いた側が悪いかのようだ。これは今回の人質事件と全く同じだ。本当に悪いのはテロリスト犯行グループなのに、自衛隊を派遣するのが悪いかのように報道している。何でもかんでも自分に都合の良いようにねじ曲げて論理をすり替えて報道している。もう許せない。

マスコミの大罪をさらに言えば、人質が解放される前の報道の姿勢も大問題だ。中東のテレビでは、日本政府を批判するデモ隊の映像が連日放映されていた。最近のマスコミ各社の世論調査を見ると、どれも「自衛隊の撤退はあり得ない」という政府の断固たる態度を支持する、という声が７割程度ある事を考えれば、日本政府を批判していたお調子者は日本の少数派だ。しかも、これら世論調査は偏向マスコミがやっているんだから、できるだけ政府を批判するような誘導型の調査のはずなんだけど、それでも多数の人が政府を支持している。それなのに、日本のテレビは自衛隊撤退を訴える一部のバカばかり報道していたから、中東のテレビだってそれを報道するわな。そうすると、それを見たテロリスト犯行グループは、日本国民と連帯すれば日本政府を動かすことができると思ってしまったはずだ。大多数の日本人が毅然とした政府の態度を支持しているのに、偏向マスコミが一方的な報道をするからテトリスとが勘違いしてしまうのだ。その結果、日本人誘拐が有効な手段だと勘違いしてしまうのだ。つまり、バカなマスコミが一部の日本人の政府批判ばかり報道するから日本人が誘拐されるのだ。バカが。

もちろん、自分の家族が誘拐されたのに犯人グループを一切批判せず、助けてもらうはずの政府ばかりを一方的に批判する、なんていう信じられない行動を取る人質家族の呆れた行動は、日本特有のもので、世界中見渡したって他国ではあり得ない。全く本末転倒だ。しかし、３バカトリオの家族だから、こいつらもバカってのは仕方ない。問題は、マスコミがそれを煽っている事だ。マスコミまでが犯人を批判せず、自分の政府を批判する。この売国奴的な態度は国際常識からは考えられない。やっぱり日本のマスコミは日本を滅ぼそうとする中国の手先なのか？

（２００４．４．１９）

〜おしまい〜

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