麻原彰晃の弁護士報酬

〜 こんなバカげた制度は止めろ 〜



2月27日に東京地裁で死刑判決を受けたオウム真理教の麻原彰晃(松本智津夫)の国選弁護人に対し、総額約4億5200万円の報酬が支払われたことが分かった。
最初、これを読んだとき、「さすがはオウム真理教。信者から強引に金をかき集めてるから、金持ちやのう」なんて呑気に思っていたら、なんと、これ、全額、国費からの支出、すなわち我々の税金からの支出なのだ。どひゃ〜っ!麻原の弁護士は全員、国選弁護士だったのだ。もちろん、1人の被告に対する国選弁護報酬としては過去最高だ。

地下鉄サリン事件などで起訴された麻原は、当初依頼していた弁護人を、予定されていた初公判の前日に突然、解任した。このため初公判は延期を余儀なくされたのだが、もちろんこれは裁判を長引かせようとする麻原の卑劣な作戦だった。そのため地裁は再発阻止のため、被告からは解任できない国選弁護人を付けることを決めた。そして、これに応じたのが12人の国選弁護士だ。普通、弁護士なんて1人か2人のような気がするけど、12人もの大型国選弁護団が編成されたうえ、初公判から判決までに7年10カ月、257回の公判を要したため、報酬額も膨れ上がったのだ

しかし、そもそもこなな男のために12人も弁護士を付ける必要ってあったのだろうか?確かに、悪い事はいっぱいしているが、そんなに複雑な事件でも何でもなく、もっと簡単に処理できるような悪事ばかりだ。単に被害者が多いというだけで、こんなに弁護士を付けて長い間、裁判せんといかんものなのか?簡単な話じゃないのか?誰が考えたって、こんな男は即刻死刑だろう?

もっと根本的には、そもそも、12人どころか、こんな男に弁護士をつける必要なんてあるのか?こんな男を死刑にしなかったら、それこそ暴動が起きるぞ。それを、まあ、しゃあしゃあと弁護する人間って、もう人間じゃないぞ。どうせ弁護士なんて金儲けの事しか頭にない金の亡者だから、これだけ注目浴びた事件を担当すると、知名度が上がるだろうという売名行為もあるだろう。また、これだけいっぱい事件を起こした男の裁判だから、いくら長引かせてもいいだろうと7年10ヵ月もかけて、しこたま稼ごうという事なんだろうけど、それにしても12人も寄ってたかって7年10ヵ月も長引かせて4億5200万円も稼ぐなんて、頭にくるなあ。
しかも、ただでさえ7年10ヵ月もの年月と4億5200万円もの税金がかかっているのに、死刑判決を受けて、これら強欲弁護士どもは、さも当然のように控訴してしまった。なんとっ!これでまた何年も裁判が続き、弁護士どもの懐には税金からの報酬がたんまり入るって事か。

いったい日本の司法制度って、何なんだ?おかしすぎるぞ。従来から被害者よりも加害者の事件ばかり声高に叫ぶ弁護士が多いのだけど、いくらなんでもひどすぎるんじゃない?トンチンカンな判決を出す裁判官と言い、金の事しか頭にない悪徳弁護士と言い、徹底的に糾弾しなければならない。

(2004.4.20)



〜おしまい〜





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