火を噴く風力発電

〜 すごい迫力! 〜



以前、風力発電所の風車が火を噴きながら回り続けていた事件について書いたことがある。それは2年前の1月に青森県で起こった事件だ。

もともと私は、風力発電所なんて見苦しくて醜悪で景観破壊の元凶というだけでなく、ものすごい騒音がするし、電波障害もひどくあらゆる意味で環境を破壊し尽くすくせに、発電効果はバカバカしいほど微力で、しかも発電するのは風まかせで、電気が必要な時には止まったままで不要な時にガンガン回ったりする「百害あって一利無し」の無用の長物だから大嫌いなんだけど、それなのに「風力発電は環境に優しい」なーんて、とんでもない勘違いをして推進している人が大勢いることを腹立たしく思っていた。

例によって頭の悪いマスコミどもも風力発電所が大好きだ。環境派と言われている人々、すなわち実は環境問題の知識が乏しく感情だけに流されている頭の悪いヒステリー集団の尻馬に乗って、風力発電は環境に優しいから原子力発電の替わりに推進しようなんて言っている。そのせいで、全国の過疎地で醜悪な風車がニョキニョキと増殖しており、本当に見苦しくて、苦々しく思っていた

だから、前回、風車が火を噴きながら回った事件を聞いて、これでやっと「風力発電所が危険きわまりない物であることが判明した」と喜んだのだ。しかし、この時は、写真を見る機会は無かった。

それが、あなた、今度は九州で風車が火を噴き、その写真が手に入ったのよ。これは結構すごいぞ!

どうじゃろか?こんな大きな羽が火を噴きながら回っているのを間近で見たら迫力あるよなあ。
なぜ火を噴いたかと言えば、台風が来て、風が強すぎて、風車が速く回りすぎて、過熱したのが原因とのことです。「発電するのが風まかせで、本当に電気が必要な時には止まったままのくせに、風がいっぱい吹いたら過熱して火を噴く」なんて、とんだお笑いぐさですな。

風が強いから、いつどこに火が飛んでくるか分からず、危険で近づくこともできないし、近づいたところで回転を止めるすべもないし、燃え尽きて落ちるまで遠くで見守るしかない。

このように危険なうえ、もともと役立たずの風力発電所に対し、世間のウケを狙って、新エネということでちやほやし、補助金をバラまくのは、もう止めてもらいたい

また、このような事件をマスコミは、あまり報道しない。原子力発電所なら、どんな些細な事故でも1面トップで報道されるけど、新エネルギーの事故は、報道されない。これはマスコミの犯罪行為ではないか。

(2004.9.10)



〜おしまい〜





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