子供に対する犯罪

〜 中には仕方ないものも 〜



子供に対する犯罪が後を絶たない奈良市で起きた小学1年生女児の誘拐殺害事件は変質者による異常事件のようにも思われるが、それに限らず、犯罪の予兆が増えている。

例えば、不審者が子供に声を掛ける事件が急増している。
単に声を掛けるだけではなく、
 ・下校中の女児が、後ろからきた男に「お母さんが学校で待ってるから、車で送ってあげよか」と声を掛けられた
 ・自転車に乗っていた男児が、サングラスとマスク姿の男にハンドルをつかまれて、「アメをやるからこっちに来い」と言われた
と言った、明らかに犯罪の臭いのする声掛けである。
また、登下校する子供を無理やり車に連れ込もうとするなどの不審者情報も、今年度に入って急増しているらしい。車に乗って小学生に近づく例が多く、中にはナイフをちらつかせて、女子中学生が脅されるなど、未遂を含め暴行傷害事件になったケースも多い。

このような子供を狙った犯罪が、本当に件数が増加しているのかどうかは分からない。これまでは大騒ぎされなかった程度の事件について、報告が増えているだけかもしれない。でも、なんとなく嫌な世の中である。

しかし、この大きな問題については、別の機会に深く考察するとして、今日は小さな事件に対するコメント。
「子供に対する犯罪」ということで一緒くたに報道される事件の中にも、同情したくなる、というか、共感するような事件もある、ってことです。
こんな事を書くと、「何をトンデモナイ事を言ってるんだ!」って怒られそうだけど、こんな事件です。

女子中学生が耳にピアスを着けているのに立腹して、頭を殴ったなどとして、68歳の男が大阪府警に暴行の現行犯で逮捕された。この男は、自宅近くの公園で遊んでいた中学2年生の少女2人が耳にピアスを着けているのを見て腹を立て、「おまえら耳に何着けとるんや」などと言いながら、数回にわたり頭を殴ったり尻をけったりしたらしい。調べに対し男は、「服装などを指導するつもりだった」と供述しているという。

どうでしょう?こんな中学生なら、僕も腹が立つ。中学生の分際でピアスなんかするってのが腹立たしいぞ。そんな奴らは頭をしばいてやってもいいじゃないの?て言うか、親が注意しないんだから、他人が叱りつけるべきだ。今どき、中学生がピアスしてるくらいで怒るのがおかしい、って?そんな事ないよ。
うちの下の子供の小学校でも、参観日で見に行くと、髪を金髪に染めたバカな子供なんかがいる。子供がバカなのか、そんな格好をさせている親がバカなのか。どっちもバカだけど、バカな親の子供は、やっぱりバカなのか。そういうバカと同じ学校に行かせたくないんだけど、都会と違って、田舎には小学校は公立しかない。
参観日に学校へ行くと、本当にバカがそのまま大人になったバカ親が溢れている。親子共々、殴ってやりたい。でも、そういうバカ親に限って強うそうなので、怖くて殴れない。くすん。

(2004.12.7)



〜おしまい〜





独り言のメニューへ