少女監禁事件

〜 被害者にも責任 〜



このところ、またまた少女監禁事件が続発している。
1つ目は、札幌市の24才の男が、インターネットのチャットで知り合った兵庫県の無職少女(当時18才)を昨年三月から三カ月以上にわたって部屋に首輪でつなぐなどして監禁していた事件であり、2つ目は、大阪の29才の露天商の男が、携帯電話の出会い系サイトで知り合った大阪の定時制高校2年の女子高生を、手錠を掛けるなどして22日間自宅で監禁していた事件だ。

特に1つ目の事件は、少女の首を鎖のついた犬の首輪でつなぐとか、「ご主人様」なんて呼ばせて性的暴行を加えるとか、SM小説ではよくある話だが、こんな世界が現実にあるのか、と感慨深いものがある。この男は、4年前にも北海道内で同様な手口で女性を監禁して逮捕され、傷害罪などで懲役三年、保護観察付き執行猶予五年の判決を言い渡されていた。なんでこんな事件を起こして執行猶予になるのか理解できない日本の司法体系だが、さらに他にもチャットで知り合った別の女性を監禁していた疑いもあり、警察は余罪を追及している。自宅からは、暴行の様子を撮影したビデオが押収されているし、似たような内容のテレビゲーム等も見つかっている。また、この男は短期間に4人の女生と結婚や離婚を繰り返しているが、4人の女性はいずれも同様の被害を受けていたといい、しかも4人のうち複数の女性が同時に監禁されていたこともあったという。もう無茶苦茶な常習犯なんだけど、なんでこんな常習犯が実刑にならないんだろう。それと、こんな男と結婚した女性が4人もいるって事も、すごい驚異の事実だよ。どういう価値観で、こなな男と結婚したんだろう。4人目の女性なんて、短期間に3人もと離婚した変態男を見抜けなかったのか?こんな女性は、被害にあっても自業自得だよなあ。

2つ目の事件は、携帯電話の出会い系サイトで知り合って数回会った後、「おれのことを好きになれ。好きにならへんかったら殺してしまうぞ」なんて脅して監禁したとのことだが、そんなん通用するんかなあ。不思議なのは、女子高生に露天商の仕事の手伝いをさせたりしていたことだ。一見、普通に手伝っていたとのことだけど、なんで逃げ出さなかったのかなあ。

いずれの事件も、出会いのきっかけがインターネットや携帯電話の出会い系サイトということで、情報化社会の暗部を指摘する論調が多い
「会話が苦手な若い男性が増えており、出会い系サイトのチャットやブログで文字だけを追って妄想を膨らませている」とか「暴力を使っても、自分の思い通りに何でも相手に言うことを聞かせようとしている。自分を誇大に評価する自己愛性人格障害の若い男が増えている」とか。

しかーし、はっきり言おう!根本的な原因は、そうではなくて、被害にあう少女の方ではないか
以前にも、中国自動車道で中学1年生の女子生徒が手錠をかけられて放置され、車に轢かれて死亡した事件があった。犯人が中学校の教師だったことで、思考停止したマスコミどもは、もっぱら犯人の方を集中して論評していたが、しかし、被害者の女子中学生の行動を見ると、どう考えても、あれは自業自得だった。中学生の分際で携帯電話を持ち、それを使ってテレクラに電話して、初めての男と会って遊びまくる。学校にも行かず、家出ばかり繰り返し、男と遊んでばっかりで、そのあげくに殺されたからって、同情に値するものではない。犯人が悪人なのは当たり前だが、被害者の責任も大きい。基本的にテレクラなんてものが放置されていること自体が、文化国家とは思えない。テレクラなんて、売春だけが目的のシステムだ。子供にしろ大人にしろ、テレクラとかツーショットでノコノコ出かけていって初対面の男に殺されようが何されようが、完璧に自業自得だ。誰の責任でもない。自分の責任だ。

最新の調査では、全国の中学2年生の女子のうち2.1%が出会い系サイトを利用しており、そのうち3割の少女が実際に会ったことがあり、さらにその大半は3人以上と会っている。中学2年生だぜ!一体どうなってるんだ?こういう子供の親がどういう人間か、どういう家庭環境なのか、までは調査がないので分からないが、親の責任でもあろう。
いずれにしても、ガキのうちからこんな事をして遊んでいる奴らは、何ら同情に値するガキではない。被害者の悪口は言いたくないが、はっきり言って、叩きのめしてやりたいようなガキどもだ。

この類の少年非行を防ぐには、厳罰主義と社会的非難しか無い。こういう非行に走ると、マスコミや社会から徹底的に非難されるようにしないと、子供達が安易に考えて、すぐ非行に走ってしまう。中学生や高校生がインターネットやテレクラで男と知り合って遊ぶなんて事が容認されている社会は絶対におかしい。

(2005.5.18)



〜おしまい〜





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