公務員の定員増要求

〜 考えられない、この無神経! 〜



小泉自民党の圧勝で終わった衆議院選挙だが、小泉自民党の圧勝の勝因は、もちろん直接的には郵政民営化だが、本質的には構造改革であり、小さな政府であり、公務員の削減だ。国民はそこまで考えて小泉自民党を支持したのだ。「郵政民営化なんて大きな問題じゃない」という正論を訴えた民主党が敗北したのは、国民が単に郵政民営化だけを考えて投票したのではないからだ。

ところが、ここにも大きな勘違いというか、間抜けというか、おおバカというか、幼稚園児にも劣る低脳集団がいる。公務員だ。
なんと、選挙の2日後の13日、総務相は2006年度の各省庁の機構・定員要求を報告したのだが、なんとなんと、信じられない事に、公務員の数を増やせと言うのだ!

ちょっと、あなた、信じられる?まさか、本気?小泉首相がぶち切れることを考えられないの?
総務相の要求は、用の無くなった3488人の定員を減らす一方で、なんと5952人も増員するという要求で、結局、差し引き2464人の純増なのだ。

何度も言うけど、小泉自民党が圧勝したのは、何も郵政民営化だけが理由ではない。そんなのは、大きな問題じゃない。国民が支持したのは、郵政民営化を第一歩とする公務員改革である。小さな政府である。その選挙の2日後に定員増の要求をする公務員って、一体どういうセンスをしているんだ?あまりのタイミングの悪さに呆然としてしまう。

本当に、今回は怒っているのだぞ。マスコミと公務員は、即刻、島流しじゃ!

(2005.9.14)



〜おしまい〜





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