アメリカ大統領選挙情勢 (その1)

〜 ヒラリーよ、地獄へ落ちろ! 〜



アメリカ次期大統領選挙への候補者選びが始まった。初戦はアイオワ州だった。

共和党はハッカビー前アーカンソー州知事なんていう知らないおっさんが勝ってしまったけど、これはアイオワ州という地域特有の事情が反映されている。共和党の有力候補であるロムニー前マサチューセッツ州知事はモルモン教であることが田舎のアイオワ州ではハンディとなって2位となり、またジュリアーニ前ニューヨーク市長は田舎のアイオワ州なんて最初から完全に手を抜いていたため、ほとんど得票できなかった。ただ、次のワイオミング州ではロムニーが勝利したし、この先も、どうなるか全く分からない状況だ。ていうか、どれもこれもパッとしないし、あんまり気合いが入らない。

それより、一方の民主党がおもしろい。アイオワ州でオバマ上院議員が予想を上回る大勝利を納め、本命のヒラリークリントンが、なんと3位に落ちぶれてしまったのだ

(幹事長)「まことに喜ばしい。感に堪えない」
(石材店)「あれ?幹事長はオバマを応援しているんですか?たしか幹事長は黒人はきら・・・」
(幹事長)「すとーーーーーっぷ!それ以上、言ってはいけない。社会的地位が抹殺されてしまう」
(石材店)「幹事長は、そもそも共和党支持者じゃなかったですか?」
(幹事長)「とにもかくにも、とりあえず、ヒラリーのおばはんが負けたのが嬉しくて嬉しくて」


別に根っからの共和党支持者である訳もないし、ブッシュ政権を根本から支持している訳でもない。ブッシュのじいさんって、いかにも頭の悪い保守政治家って感じで、あんなんに超大国アメリカを任せていては地球にとって危ないって思う。でも、日本の国益を考えると、民主党よりはブッシュ共和党の方が好ましい。民主党政権になっちゃうと、絶対に中国シフトになり、日本の立場は危うくなる。そういう意味で共和党政権が好ましい。

ただ、今の情勢では、民主党が勝つ可能性が高い。そして、その民主党の大統領がヒラリーになってごらんなさい。もう、世の中は終わりよ。日本に未来はないぞ。それくらいなら、黒人であろうがインディアンであろうが大統領になった方が5億倍くらいマシだ。別にオバマでなくても、2位になったエドワーズでもかまへんよ。とにかくヒラリーでなけりゃ誰でもいいぞ。
実際、今回のアイオワ州の選挙では、オバマ、エドワーズ、ヒラリー以外の候補者の支持者が、消去法的に次善の策としてオバマやエドワーズに流れたらしい。ヒラリーの支持者は一番多いのだが、ヒラリーだけは嫌いっていう人がさらに多いため、こういう結果になったのだ。
この状況は、実はかなり以前から全米を対象とした世論調査でも現れていた。民主党、共和党の全候補者の中で、ヒラリーが一番人気なんだけど、大統領に絶対にさせたくない候補者としてもダントツの一位だった。なので、もしかして、民主党支持者だけどヒラリーにだけは大統領になって欲しくないっていう人が続出して、ヒラリーが民主党の候補者になった方が共和党が勝つ可能性が高まるかもしれない、っていう期待もあって、ヒラリーが民主党の候補者になった方がいいかも、なんて思ったりもしていたけど、でも、それは危険な賭なので、やはりヒラリーには早々に退場して欲しい
だってさあ、あんなヒステリーおばはんが大統領になって好き勝手やり出したら、ほんと、もう日本は終わりよ。顔見てるだけでも気分が悪くなる。あんなんが大統領になって喜ぶのは、日本じゃ社民党くらいじゃないか?

そうこう書いているうちに、次の山場であるニューハンプシャー州での世論調査でも、オバマがヒラリーをで逆転しリードを広げているらしい。素晴らしい。あまりにも素晴らしい。
ただ、オバマが民主党の候補者になったら、共和党が勝つのはかなり難しくなるだろうなあ。

(2008.1.7)



〜おしまい〜





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