がんばれ村主章枝

〜 なぜスポンサーが現れないんだ!? 〜



日本のフィギュアスケート界を支えてきた女王村主章枝さまが引退の危機にある

(石材店)「村主は日本のフィギュアスケート界を支えてなんか来なかったでしょう?」
(幹事長)「な、何を言うか!村主さまの貢献を愚弄する奴は許さんぞ!」


確かに、不運な悲劇の女王村主章枝さまは、ここぞと言う時に荒川静香や安藤美姫や浅田真央なんかの陰に隠れてしまって、いまいち強烈な印象が残ってないが、2002年のソルトレークシティーオリンピックで5位、2006年のトリノオリンピックで4位のほか、四大陸フィギュアスケート選手権女子シングルでは、なんと2001年、2003年、2005年と3回も優勝しているほか、2006年の世界フィギュアスケート選手権女子シングルでも銀メダルに輝くなど、国民栄誉賞に値する大活躍をしてきたのだ。

(石材店)「やっぱり、あんまりパッとしないじゃないですか」
(幹事長)「ななな、何を言うか!日本はフィギュアスケートの選手層が厚いから不遇をかこってきたが、
       これが他の国だったら、国民的ヒロインだぞ!」


そうなのだ。まさに、彼女は日本の選手ということが悲劇のもとなのだ。日本では荒川静香や浅田真央が人気を独占してしまい、タレント並にテレビやCMに出演している一方で、そのしわ寄せで村主章枝には声がかからず、経済的に苦境に陥っているのだ。以前はエイベックスから支援を得ていたが、エイベックスとの所属契約が切れた2007年以降は、スポンサー無しでやってきた。活動費は、年間約2000万円もかかるらしく、貯金を取り崩しながら活動してきたのだが、この2年間で貯金を使い果たしてしまったとのことだ。活動費の確保に向けて、1月からさまざまな企業を回り続けているが、バンクーバーオリンピックへの出場を逃したこともあり、なかなか新たなスポンサーが現れないらしい。

とりあえず、来年3月に東京で行われる世界選手権の出場を目指して、現役続行の意向を表明したが、今月中にスポンサーが見つからない場合は現役続行は無理と言うのだ。まさに引退の危機にあるのだ。

前向きに現役続行を表明した、ひたむきな村主章枝さま

(石材店)「やっぱ、ブサイクだからCMの声が掛からないんでしょう」
(幹事長)「ななななな、何を言うか、このやろう!
       こんな美しいスケートの妖精はヨーロッパにだって居ないぞ!」


年間活動費2000万円ってのは、多額と言えば多額だけど、スポーツ選手の水準から言えば、決して多額でもない。城島の加入で正捕手の座を奪われ、引退の危機にあるタイガースの矢野でさえ、年俸が一気に1/3になったとは言え7000万円ももらっている。城島なんか年俸4億円だ。なんで城島が4億円ももらい、矢野でさえ7000万円ももらっているのに、村主章枝さまに2000万円出そうっていう企業が現れないんだ?おかしいじゃないか!世の中、理不尽すぎるじゃないか!民主党は、子供手当てなんか止めて、村主章枝さまを支援しろ!

(幹事長)「僕がお金持ちだったら、ポケットマネーから出してあげるのになあ」
(石材店)「なんか悪いこと考えてないですか?」


(2010.3.12)



〜おしまい〜





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