中国で日本人死刑執行

〜 どんどんやってくれたまえ 〜



1972年の日中国交正常化以降、初めて、日本人中国死刑執行された。さらに、近日中に3人が死刑執行されるらしい。

(石材店)「中国嫌いの幹事長としては、どういう感想を?」
(幹事長)「どんどんやってもろたら、ええがな」


日本でも、殺人を犯したような中国人の凶悪犯罪者を死刑執行している。しかも、それについて中国政府に事前通告したりしてないし、中国政府から抗議があったという話も聞かない。むしろ、今回、わざわざ事前通告してきた中国政府の方が良心的だ。て言うか、どちらも国内法に則って執行しているだけであり、お互い様だ

こいつらは、いずれも麻薬密輸罪で死刑判決を受けた犯罪者だ。「たかが麻薬の密輸で死刑は重過ぎる」って声もあるけど、アヘン戦争で痛い目を見た中国にとってみれば、そんな甘い対応はできない。中国だけでなく、他のアジア諸国でも、麻薬がらみの犯罪で死刑になる国は多い。先進国のような甘っちょろい対応では、麻薬によって社会がボロボロになってしまう懸念があるため、途上国では麻薬に厳しい国が多い
日本なら、麻薬密輸罪なら、どんなに重くてもせいぜい懲役数年くらいなのに、中国じゃあ死刑だから、落差は激しい。しかし、悪いことやったのに変わりはないんだから、仕方ないわな。日本の量刑の方が正しいとも言えないだろうし。日本だって、最近の麻薬や覚醒剤の蔓延ぶりを見るにつけ、もっと厳罰に処すべきと思うぞ

中国で捕まる日本人の麻薬密輸人は、中国内で麻薬を蔓延させようとしたのではなく、日本へ持ち込もうとして捕まる場合が大半だ。だから、彼らを捕まえる事によるメリットは日本社会の方にある。日本社会に麻薬が蔓延するのを防いでくれているのだ。
近年、覚醒剤の日本への密輸は厳しくなっており、そのため卸売価格が高騰しているらしい。そこに目をつけた中国人が日本人を巻き込んで密輸を図っているという構図だ。運び屋となる日本人のスカウトは、日本の暴力団がやっており、失業者やホームレスが多額の報酬で誘われている。なので、一番悪いのは、中国人や日本の暴力団なんだけど、そういう甘い誘いに乗った人に罪が無い訳じゃない。て言うか、中国でどんどん死刑にされていけば、いくら失業者やホームレスだって、怖いと思って手を出さなくなるだろう。

日本政府も、鳩山バカボン首相が「残念」なんて意味不明のコメント発したくらいで、特に中国側に懸念を表明したりはしていない。「司法制度が違う状況の中で、刑罰が厳しすぎるという思いはあるが、このことで日中に亀裂が入らないように政府としても努力する」て事だから、要するに何もしないよ、って事だ。岡田外相も、「どういう行為にどういう刑罰を科すかはその国の立法政策の問題だ」との事で、中国とは司法制度が異なる以上、死刑執行そのものに抗議はできないとの考えを示した。要するに、内政不干渉って事だ。
社民党は「日本であれば死刑にならないし、国際的にみても量刑が重すぎる」てことで中国側の対応を批判しているが、中国に魂を売り渡した売国奴政党社民党が、本気で中国を批判するわけがない

最近、世界的に死刑執行に対して風当たりが強くなっており、また民主党は死刑執行に抵抗があるようで、民主党政権になってから死刑が執行されていない。死刑確定囚がたまって行く一方で、これじゃあコストがかかるばかりだ。それなら悪い奴らはどんどん中国へ送って、中国で死刑執行してもらったらいいと思う。世界一の死刑大国の中国なら、明るみになっているだけで毎年何千人も死刑執行されているんだから、多少、追加したって、どうってことはないだろう。

(2010.4.6)



〜おしまい〜





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