平沼新党

〜 末期的な自民党 〜



自民党を離党した与謝野元財務相(71)や中川参院議員(72)らが、平沼元経済産業相(70)らと新党「たちあがれ日本」を結成した

(石材店)「どう思います?」
(幹事長)「もうアホらしくて、論評する気も起こらんよなあ」


なんとか政党要件を満たす国会議員5人は確保したけど、期待してた自民党の中堅・若手議員には賛同者は広がらず、結局、平均年齢70歳くらいの年寄りばっかりの新党となった。て言うか、これって新党と言えるのか?老人クラブだぞ?立ち上がれもクソもない。ちゃんと立ち上がって転ばないように歩けるかどうか、自分たちの足の方が心配だろう?

調整が難航して支持が広がらなかったのは、保守再生を前面に出す平沼と、リベラル色の強い与謝野が合流することへの違和感が指摘されている。理念も何も無いって事だ。だが、しかし、そんな事より何より、こなな年寄りばっかりの新党に、一体、誰が加わるというのだ。若手にとって何のメリットもない。て言うか、死にかけた年寄りと一緒にされて、一緒に死ぬだけだ。デメリットばかりだ。

民主党政権が誕生するまでは、長年の自民党支配による旧弊の打破を期待して、小沢一郎に賭けてたんだけど、鳩山のバカボンを首相になんかしたために、支離滅裂の幼稚園内閣となり、日本の政治は目茶苦茶になってしまった。これを立て直すには、新しく生まれ変わった自民党に期待したいところなんだけど、こんな分裂騒ぎをやってるようじゃあ、自民党の再生は絶望的だ。

なぜ、何の期待も持てない年寄りどもを一掃して、若手主体に生まれ変わらないのか。当たり前と言えば当たり前だが、年寄りどもが実権を握ったままだからだ。自民党という主体がいる訳ではなく、あくまでも政治家の集合体なので、権力にしがみ付こうとする年寄りを排除する力が無いのだ。世論の圧倒的支持をバックにした小泉政権の時くらいに、労害を一掃していれば良かったんだけどなあ。
せっかく鳩山バカボン内閣に国民が愛想を尽かしてきたのに、これじゃあ、まだまだ当分は民主党の幼稚園内閣が続くのかなあ。がっかりだよ。

(2010.4.7)



〜おしまい〜





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