鳩山首相辞任

〜 やっと辞めたか、バカボン首相 〜



鳩山バカボン首相が辞めた。遂にと言うか、ようやくと言うか、まずは良かった良かった。

(石材店)「て言うか、えらく久しぶりの記事ですねえ。1ヶ月以上のブランクですよ。ちょっとサボり過ぎじゃ?」
(幹事長)「ここんとこ1ヶ月の間に3回もマラソン大会があって、そっちの記事が忙しくてなあ」


このホームページは、何を隠そう、四電ペンギンズの公式ホームページなので、実はマラソン記事が最優先である。そのため、世の中で腹立つ事があっても、マラソンの戦績の記事を書くのが忙しいと、このコーナーは滞ってしまう。
しかーし!鳩山バカボン首相が辞めたとなれば、いくら忙しくとも、書かずにはいられない。

(石材店)「マラソンの記事も早く書いて下さいね」

なぜ鳩山バカボン首相が辞めて喜んでいるかと言えば、あまりにも知能が低いというか、おバカだからだ
去年の衆議院選挙での民主党のマニフェストを見ると、幼稚園児のようなレベルの低い政策がオンパレードで、民主党に政権を任せたりしたら日本が破綻する危惧はあったけど、一方で、長年の自民党支配によって社会の隅々まで凝り固まった古い利権体質を徹底的に壊してくれることを期待したので、一度は小沢民主党に政治をやらせてみたかった。いくらマニフェストに支離滅裂な矛盾だらけの政策が並んでいても、それはあくまでも選挙目当ての空手形であって、いざ政権をとれば、現実的な対応をとると思っていた。て言うか、まともな理解力があれば、そうせざるを得ないはずだった。
もちろん、民主党の中でも、よりによって鳩山バカボンが首相になるってことは不安だったが、いくら鳩山バカボンを前面に出してはいても、実質的な権力を小沢一郎が握っていれば、きちんとした政策を出してくれると期待していた。選挙前には勝つことだけを考えて無茶苦茶なマニフェストを叫んでいた小沢民主党だけど、政権を取ると理性を取り戻し、まっとうな政策を実現させることを期待していた。

ところが、鳩山バカボンは、実際に政権をとった後も、まだ夢を見てるようなバカ面で非現実世界から戻ってこない。鳩山バカボンは、かつて自民党にいたが、閣僚経験は全くなく、自民党を飛び出してからは、野党として政権与党を批判することに専念していたため、夢と現実の区別がつかなかったようだ。その代表例が普天間基地問題だ。日米同盟を根底からひっくり返すという夢物語を政治生命を賭けて追求するのなら、それはそれでいいけど、鳩山バカボンはそこまでの気合は無い。そんな根性は無い。そんな知能はない。なので日米同盟維持しか選択肢は無い。
そうなると、現実的には、普天間基地も含めて現状のまま基地を維持するか、普天間基地を辺野古に移転するか、しか無い。なぜなら、在日米軍の再編については、ものすごく長い時間をかけて、さんざん日米で協議を続けてきた結果、普天間基地を辺野古に移転するという方針がようやく決まったのだ。中国やロシアに対するアメリカ軍の抑止力維持や地元の意向も取り入れながら、苦心惨憺してギリギリで纏め上げたのが辺野古への移転だったのだ。今さら、もう一回、考え直そうなんて言ったって、そんな良い案が出てくるはずがない。あれば最初からやってる。て言うか、アメリカはもう今さら再度検討する気は無い。だから他の選択肢は無いのだ。
それなのに鳩山バカボンは、選挙で勝つためだけに、県外移設なんてあり得ない嘘ばっかり公約した。それでも、政権をとった後は、どう考えても非現実的な事が分かったためか、オバマ米大統領には現行の辺野古移転案での決着を「トラスト・ミー」なんて言って約束した。そのまま現行案で強行突破すれば、まだ被害は少なくて済んだのだろうけど、社民党が連立離脱をちらつかせると、あっさりと心がぐらつき、5月末までの先送りを決め、思いつくままに様々な移設先を出しては、ことごとく米側から蹴られ続けた。こんな事をしてる間に、変に期待する人が出てきて、名護市長選挙では現実派の現職が負けて基地反対派が勝ってしまった。こうなったからには、いくら後から鳩山バカボンが「やっぱり辺野古への移転しかありえませんでした。すんません」なんて言ってみたところで、もう永遠に県内移設は不可能だろう。なので、結局は現状維持となるだろう。ま、それはそれでもいいんだけど、結局、鳩山バカボンは、自分で自分の首を締めて問題を難しくしただけだ

鳩山バカボンのバカさ加減は、他の政策にも顕著だ。地球温暖化に逆行するガソリン税の暫定税率廃止は思いとどまったが、一番の愚作である子供手当ては強行した。少子化対策として、子供を育てやすくする社会作りは、沖縄の人には悪いけど、基地問題よりはるかに重要な喫緊の課題だ。このままでは社会のあらゆる面に歪が出てきて日本は滅亡に向かってまっしぐらになるからだ。しかし、だからと言って、子供手当は無いだろう?赤字国債発行して、子供手当てはないだろう?赤字国債で国の借金で賄うってことは、未来の子供達に借金のツケを残すことだから、子供達のためになってないぞ。しかも、単なる金のバラ撒きだ。これは政策立案能力が無いから、金をバラまいて人気を取ろうとしているだけだ。少子化対策に本当に必要なのは、待機児童などの政策であり、あんな中途半端な金のバラ撒きは何の効果も無い。

民主党も、みんながみんな鳩山バカボンのようなバカばっかりじゃないのだから、周りがもっとちゃんと制御しろよ、と言いたいのだけど、誰もコントロールしようとしない状況になり、さらに国民新党の亀井や、中国の奴隷である社民党に振り回されてばっかりで、末期的状況に陥ってしまった。

鳩山バカボンがこうなることは、半分は予想できたが、それなのに政権発足直後の国民の支持率は7割前後と異常に高かった。どう考えても、国民は鳩山バカボンを買いかぶっていたとしか思えないが、おバカぶりを存分に発揮しだすと、あっという間に国民にもおバカであるという事実がバレてしまい、支持率は急下降し、政権発足から僅か8ヵ月半で2割を切った。首相辞任も当然の結末だわな。首相だけでなく議員も辞めて欲しい。もう二度と顔を見たくない。

さて、今後だが、野党時代には、毎年のように首相の首がすげ替えられる自民党に対して批判ばっかりしていた民主党は、「民意を反映しない首相の交代は許されない。衆議院を解散して民意を問うべきだ」なんて言ってたけど、今、衆議院を解散するのは得策ではないだろう。どう考えても、今、衆議院選挙をやれば民主党の議席は激減するだろうから、そなな事はしないだろう。なので、後任の首相が必要だが、菅直人副総理が次期首相の最有力候補と目されている。他にも前原国土交通相や岡田外相らも候補に挙がっているが、ま、誰がなっても鳩山バカボンよりはマシだろう

また、小沢幹事長も一緒に辞任しそうだけど、彼の場合は、公職をいくら辞任しようが、実際の力は維持するだろうから、もっと頑張ってほしい。

(石材店)「おおっ!まだ小沢幹事長には期待する訳ですね!」
(幹事長)「同じ幹事長仲間だからな」


小沢幹事長は、取りあえず選挙の事しか頭に無いから、無茶苦茶なマニフェストを叫んでいるけど、彼の事だから、参議院でも絶対多数を取れば、国民新党や社民党なんか切り捨てて、手のひらを返したように現実的に戻り、まともな政策を強力に推進してくれるのではないか、なんて期待があるのだ。
また、幼稚園児みたいな民主党政権だけど、事業仕分けのように、自民党には絶対にできなかったこともやっているから、新しい首相には、そういう方策は今後もどんどんやって、硬直した政治を打破してもらいたいぞ。

(2010.6.2)



〜おしまい〜





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