高速道路無料化中止

〜 愚かな政策の終焉 〜



政府は、東北大震災の復旧費用の財源確保のために、全国50区間で行っている高速道路の無料化社会実験について6月で一時凍結することにした。さらに、高速道路料金の休日上限1000円制度も6月に廃止する方針を明らかにした。

(石材店)「高速道路を使いまくっている幹事長としては痛いんじゃないですか?」
(幹事長)「個人的には痛いんだけど、政策的には、まっとうなところだわな」


高速道路無料化は、民主党が一昨年の衆院選マニフェストで掲げた信じがたいバカ施策オンパレードの中でも、子供手当てと並んで、国民の大多数が反対している特別におバカな2大バカ政策の1つだった。このアホ政策は、今後の高速道路の建設費の財源が無くなることを意味しており、これによって日本のインフラ整備は崩壊する運命にあった。適正な料金を取ったうえで適切なメンテナンスをしなければ、インフラは維持できないのだ。料金を無料にしたら、その費用は税金から出すしかないのだが、ただでさえ財源が無い状況で、そなな財源はどこを探しても無い。
また、自民党政権の愚作だった休日1000円料金のためにゴールデンウィークや夏休みの高速道路が阿鼻叫喚の渋滞になったのを見れば分かるが、その愚作をさらにパワーアップさせた完全無料化が実現すれば、高速道路は年がら年中恒常的に死ぬほど混雑してしまい、低速道路になってしまう。さらに、鉄道や船から自動車利用へのシフトが起こり、温暖化ガスの排出も増加する。

民主党が掲げた現実性の無いマニフェストの中では、例えばガソリン税の暫定税率廃止は、あっさりと取り止めた。財政的にできる訳ないし、温暖化ガス削減にも逆行するからだ。ただし、さすがに完全に止めてしまったら格好がつかないので、取りあえずの逃げ道として160円/リットルを3ヵ月連続で超えたら暫定税率を中止するなんて姑息な言い訳をしていた。ま、これですら、今回の東北大震災の復旧費用の財源確保のために諦めたようだけど。
同じように、この高速道路無料化も大規模に実施できる訳がないと最初から分かりきった事だが、あれだけ声高に叫んでいたマニフェストなので完全撤回もできないって事で、取りあえずお茶を濁して実験を始めていたものだ。誰が考えたって結果は分かっているのに、実験もクソも無いと思うのだけど、他に言葉が見つからなかったのだろう。とにかく実験と称して22年度から小規模な無料化を実施し始めた。23年度も財源が無いのは同じだから、同じような小規模な実験を継続する予定だったが、ただでさえ財源が無かったのに、東北大震災のために巨額な復旧費用が必要になったため、このたび堂々と廃止することになったのだ。

ただし、民主党が高速道路無料化という幼稚な大バカ政策を中止すること自体は喜ばしいのだが、本来なら高速道路整備のために必要な財源確保のための高速道路料金なのに、東北大震災の復旧費用の財源に充てるとなると、高速道路という重要なインフラ整備のお金は無いってことになる。こりゃあ大問題だ。もちろん、高速道路料金を全額、復旧費用に回すわけではないだろうが、今後の高速道路の整備が危ぶまれる。

(石材店)「でも、大震災の復旧費用の財源は必要ですよね」
(幹事長)「それは消費税あるのみ!それしかないぞ」


消費税なら、僅か1%アップで年間2兆円も増収だ。5%アップすれば10兆円だ。大震災の普及費用がどれだけ必要なのかは分からないが、1年で10兆円もあれば、何年かすれば足りるだろう。その後は、そっくりそのまま福祉財源にすればいいんだ。菅首相の方針と同じであり、与野党を問わず批判が噴出しているが、批判しているアホ共だって、他に財源が無いことくらいは分かっているだろう。そんな簡単な事も分かってないのなら政治家失格だ。て言うか、人間失格だ。消費税を上げれば全てが円満解決だ

(幹事長)「それと、高速道路の無料化や1000円ポッキリ料金の廃止は当然の政策だが、
       同時に本州四国連絡橋の通行料の割引も廃止にするのは許せない」
(石材店)「おっ、待ってました、地域エゴ!」


地域エゴに聞こえるかもしれないが、そもそも高速道路と同じような重要な社会インフラの本州四国連絡橋の料金は、高速道路に比べて料金が異常に高いのだ。あんな短いのに、かつては片道5000円もしていた。往復したら1万円だ。あまりにも高いから、みんな、あんまり使わなかった。せっかく作ったのに、意味なーい!て事で、ちょっとずつ安くなってきて使いやすくなってきてたのに、元に戻ったら、また使えなくなってしまう!なんとかしてよ〜!



(石材店)「ところで、いよいよプロ野球が開幕しましたが、相変わらずタイガースは、いまいちですねえ」
(幹事長)「何を言うか!巨人と審判がグルになってインチキするからじゃないかっ!」


4月20日の審判は本当にひどかった。7回のタイガースの攻撃で2死一、三塁からブラゼルのフライをインチキ巨人アホ脇谷が落球したのに巨人とグルになった嘘つき土山塁審がアウトの判定をして、真弓監督が抗議したが、判定は覆らなかった。微妙な判定でも何でもなくて、テレビを見れば明らかに落としているのが分かるのだから、テレビくらい見ろよなあ。
インチキ巨人のアホ脇谷も、ひどい人間やなあ。「捕りましたよ。VTR?テレビの映りが悪いんじゃないですか」なんて含み笑いを見せながら、ほざいている。こいつ、まだ若いのに、巨人の選手って本当に根性が腐っているなあ。落球したのはテレビにも明らかに映っているし、自分が一番よく分かっているはずなのに、本当にインチキな野郎だ。
この巨人と審判がグルになったインチキ判定が無ければ、明らかに勝っていた試合なのに、続く8回の巨人の攻撃では、明らかにアウトのタイミングなのに再びインチキ巨人とグルになった審判がセーフの判定をして、その後、巨人が逆転してしまった。完全に、インチキ巨人と嘘つき審判がグルになって試合を台無しにしたのだ。
このインチキ巨人と嘘つき審判の陰謀さえなければ、タイガースは首位を独走していたのに!

このプロ野球界の巨悪に比べれば、大相撲の八百長問題なんか、小さい問題だ。一刻も早く、インチキ巨人を日本のプロ野球界から永久追放しなければ日本のプロ野球に未来は無いぞ!

(2011.4.22)



〜おしまい〜





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