真弓監督解任

〜 当然すぎる処置 〜


我が阪神タイガースの真弓監督解任された。今シーズンのBクラスが決まったからだ。これで3年間の真弓体制が終わる

(石材店)「当然ですか?」
(幹事長)「あまりに当然過ぎて、嬉しいというより、ホッとしたな」


まだ今期の試合は終了はしてないけど、クライマックスシリーズ進出の可能性が消滅した時点で、球団社長が甲子園球場のロビーで緊急会見を開き、クビを宣言した。一応、球団社長は「真弓監督から『Aクラスを逃した場合は、今シーズン限りで責任をとって退団したい』ということを言われた。4位以下が確定し、残念だ」なんて取り繕った言い方をしているが、もちろん、これは嘘で、充実した戦力ながら優勝はもちろん、Aクラスにも入れなかった真弓監督にハラワタが煮えくり返っが球団社長が言い渡したクビだ。
この球団社長の決意は嬉しいんだけど、でも、契約上はあと1年残っているのに解任できるんなら、どうせなら、もっと早く解任しとけよ、と言いたい。これは僕の個人的な意見というより、全国1億2500万人のタイガースファンの97%の意見だろう。

もちろん、かつて阪神タイガースは驚異的に弱かった。1987年〜1991年の5年間では最下位が4回、5位が1回という最下位率8割を達成したし、さらに1995年〜2001年の7年間では最下位が6回、5位が1回という最下位率85%という驚異的な記録を達成している。最後の3年間はショボい野村が監督してたことも大きな理由だけど、弱いのが当たり前だった阪神にとって、今年のように4位で監督をクビするなんて、凄いことではある。かつては、4位だったら「Bクラスの優勝だ!」なんて自虐的に喜んだりしていたくらいだ。

しかし、今回のクビは当然だ。なぜなら、真弓の采配は、あまりにヒドすぎるからだ。ヒドいと言うか、要するに無策と言うか、何もしないアホって感じだ。チャンスに打てない打線については、後から「打てないねぇ」なんて他人事のように言うだけだ。僕が大嫌いな落合監督なら、こういうときは、直々に選手にアドバイスをしたり的確な指示を出したりする。中日のチームの体質として、選手もそれに応える結果を出したりする。落合は非情な感じで好きじゃないけど、指示は的確だ。

(石材店)「落合監督も今年でクビですけどね」
(幹事長)「あの球団も、よく分からないなあ」


成績のことを最優先に考えれば、落合監督をクビにする理由は見当たらないけど、営業上の理由かなあ。ま、僕としては、落合監督は嫌いだし、落合監督がいなくなった中日なら勝てるかもしれないから、取りあえずは歓迎だけど。

それはいいとして、今年のタイガースは、弱体だといわれたピッチャーが健闘しているのに打線が沈黙して勝てない試合が多かった。ピッチャーの足を引っ張る打線に対して、あまりにも無策な真弓だった。無策と言うか、情熱が感じられない。その点、星野監督は良かったなあ。その後の岡田は、最初から期待もしてなかった割には、1度は優勝したし、5年間でBクラスは1回だけだったから、意外に良かった。それなのに、その後を継いだ真弓のクソ野郎がぶち壊してしまった。
とにかく真弓は何もしない。金本が大不振に陥っていても、何も考えずに使い続ける。

(石材店)「でも幹事長が仙台まで応援に行った楽天戦では金本のホームランで勝ったんでしょ?」
(幹事長)「ものすごいマグレでね」


確かに、あの試合に限って言えば、たまたま金本のホームランで勝ったんだけど、前日の試合では金本は足を引っ張り続け、ピッチャーの好投もむなしく、打線が湿って勝てなかった。金本を使い続けた理由が、アホだからなーんにも考えてないのか、金本の過去の貢献に配慮していたのか、陰では金本の力の方が大きいからはずすことができなかったのか、球団から営業上の理由で使い続けることを強要されていたのか、それは分からないが、たぶん、アホだったのだろう。ああいう態度は、選手の甘えを生み、結局、ジワジワとチームを蝕んでいく。
それから、藤川の使い方も疑問だらけだ。何でここで藤川を出さないんだ!って叫んだ試合が何度あったことか。何にも考えずに、選手の起用を機械的に決めているだけだ。あれなら監督は要らない。

真弓が監督に就任した時は、岡田のアホボンからの交代と言うことで、なんとなく期待していたけど、ほんと最悪の選択だったなあ。次が誰になるか分からないけど、かつての暗黒時代には戻って欲しくないなあ。

(2011.10.16)



〜おしまい〜





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