警官発砲無罪

〜 当たり前すぎるよね 〜



窃盗犯の逃走車両に発砲して助手席にいた男を死亡させたとして、殺人と特別公務員暴行陵虐致死の罪に問われた奈良県警の警察官2人に対し、奈良地裁が無罪を言い渡した

(石材店)「これは、どうですか?」
(幹事長)「当たり前すぎて驚きは無いけど、安堵はあるな。こんな事で警官が有罪になったりしたら日本の治安が崩壊するもんな」


事件は2003年9月に奈良県大和郡山市で起きた。警察に追われた窃盗犯が、車でパトカーや一般車両に次々とぶつかりながら逃走したため、逃走車両に警官が発砲し、助手席に乗っていた犯人が死亡、運転していた犯人も重傷を負ったものだ。アメリカなら日常茶飯事で、新聞記事にもならないような事件だが、何か勘違いした犯人の遺族どもが警官を殺人罪などで告訴した。もちろん、そなな理不尽な要求は無視しないといけないので、当然ながら不起訴になった。そしたら、今度は裁判所に付審判請求をした。付審判てのは、公務員に職権乱用の疑いがあるが検察官が不起訴とした場合、不服のある遺族らが裁判所に審判を請求できる制度で、裁判所が付審判決定をすれば、起訴と同じ効力がある。で、なんでか分からないが、裁判所は殺人と特別公務員暴行陵虐致死の罪で、起訴に当たる付審判決定をしたのだ。

(石材店)「どういう事ですか?」
(幹事長)「分からん。あり得ん。この時点では裁判所も犯人側とつるんでいたんだろうか?」


付審判決定の判断は理解できない暴挙だったが、結局は「逃走車両は一般車両に追突し、その車両や乗員を傷つけることを全く意に介しておらず、車両をいわば凶器として用いた。その犯行態様は悪質性の高い危険なものであり、逃走防止のため、発砲する必要性があった」とし、警察官職務執行法が定めた拳銃の使用要件を満たしていると指摘して正当性を認めたほか、「殺意も認定できない」と結論付けて無罪にしたのだ。そんなん、最初から分かりきっている事で、それやったらそもそも付審判決定なんかするな、と言いたい。
ただ、今回の裁判は、裁判員裁判だったため、考えがフラフラしている職業裁判官に対し、良識ある市民が強く無罪を主張したのかもしれない。裁判員裁判の制度が始まってから、悪人に対して毅然とした態度を取る判決が増えてきたような気がする。裁判員裁判って、意外に素晴らしく機能しているなあ

検察官役の指定弁護士は控訴する方針だが、どうせこいつらは売名行為だけが目的の悪徳弁護士どもだから、しつこく食い下がってくるだろうが、そもそも論点がおかしい。こいつらは「警官は、発砲してでも運転を止めるしかない、場合によっては頭部に当たってもやむを得ない、と思った」と殺意を主張しているが、それがどうした?と言いたい。警官は、当然のことながら「発砲してでも運転を止めるしかない」と思ったに違いないぞ。それって当たり前じゃないか?「渋滞だったうえに多数のパトカーもいて、逃走は事実上困難だった。発砲しなくても車は止められた」なんて非現実的な事を言ってるが、実際には、犯人どもは「窃盗事件の現場から20km以上逃走し続け、時には時速百数十kmの猛スピードを出した。信号無視も繰り返し、一般車両と接触事故を起こしながら逃げた。常軌を逸した暴走ぶりで、車を凶器として扱っていた」ので、市民を守る警察としては「発砲してでも運転を止めるしかない」と思って当然と言うか、思ってくれないと困るぞ。こういう凶悪犯は徹底的に取り締まらなければ市民の安全が守れないぞ
「頭部に当たってもやむを得ない、と思った」と殺意を主張しているけど、それだって何が問題だ?やむを得ないどころか、こんな凶悪犯は、まず頭を狙って即死させなければならない

(石材店)「例によって好き勝手言ってますねえ」
(幹事長)「アメリカに限らず、ロシアにしたって中国にしたって、こういう凶悪犯は即、射殺が常識だぞ」


こんな凶悪犯でも、普通に逮捕されちゃえば、せいぜい何年か刑務所に入っただけでノコノコと出てきて、再び市民の安全を脅かすんだから、すぐに射殺して欲しい。

射殺された凶悪犯の母親は、「この裁判はめちゃくちゃだ。こっちの言い分を全く聞いていない」なんて言ってるけど、凶悪犯に、一体どういう言い分があるんだろう?裁判を膨張してないので分からないが、どういう事情があったと言うんだろう。たかが窃盗犯なのに射殺するなんてひどい、って言うのなら間違っている。窃盗犯だけなら射殺する必要はないけど、車を使って一般市民の安全を脅かそうとしていたんだから、既に凶悪犯なのだ。
射殺された凶悪犯は在日朝鮮人だったとのことで、人種差別ではないか、なんていう意見もあるみたいだけど、おでこに朝鮮の国旗の絵でも描いてない限り、車で暴走しながら逃げていく犯人が朝鮮人かどうかなんて分かるはずないから、それは考えすぎじゃないかなあ。

ところで、日本のマスコミは頭がおかしいのか、それとも何か勘違いしているか分からないが、こういう事件が起こったら、なぜか警察の方が悪いように書き立てる。中国の手先である売国奴マスコミだから仕方ない。
しかし、今回の判決については、割りと中立的な報道が多い。これは判決が裁判員裁判によるものであり、市民による判断だったからだろう。マスコミは弁護士と並んで金儲けの事しか考えてないから、新聞を買ってくれる市民を敵に回すわけにはいかないから、判決を批判してないんだろうなあ。そういう意味でも、裁判員制度は予想外に良い制度だったわけだ。

(2012.2.29)



〜おしまい〜





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