オスプレイ配備

〜 あまりにも浅はかな反対派 〜



オスプレイの日本国内への配備に対して、相変わらず反対の声が聞こえるしつこい!

(幹事長)「あんな有用な兵器が日本に配備されるんだから、大歓迎せんといかんのに!」
(石材店)「幹事長は兵器オタクだから好きなんでしょうけど」


オスプレイは貴重な垂直離着陸機だ。ヘリコプターのように、滑走路を必要とせずにどんな場所でも離着陸することができるし、空中では通常の航空機のように高速で飛行できるし航続距離も長い。ヘリコプターと飛行機の両方の長所を合わせ持った素晴らしい兵器なのだ。

もちろん、垂直離着陸機と言えば、イギリスのハリアーが有名だ。ハリアーはジェット機であり、ジェットエンジンのノズルを下向きに回して垂直に飛び上がるという、それはそれは画期的な飛行機だった。それに比べると、プロペラ式のオスプレイは旧式のように見える。なんで今さらプロペラなの?って感じ。だが、ハリアーは画期的な飛行機ではあったけど、ジェット機というのが重荷になっていた。垂直で飛び上がるために強力なジェットエンジンのパワーが必要となり、搭載できる燃料や武器が少なくなるなど、十分な性能が発揮できなかったのだ。
それでも、ハリアーに代わる機種の開発が無かったもんだから、ハリアーは長らく貴重な戦力として生きながらえてきた。あんな画期的なジェット機なのに、意外に古く、初飛行はなんと50年も前だ。普通なら、とっくに新しい機種に置き換わっているはずだけど、なかなか後継機が無かったのだ。後継機が無くても、必要性が無いのなら、当然ながら消え去るはずだ。それが50年も生きながらえてきたのは、戦略上、垂直離着陸機は必要不可欠な兵器だからだ。当然ながら、オスプレイが配備される日本には、何十年も前からハリアーが配備されている

なぜ垂直離着陸機が必要かと言えば、アメリカ海兵隊の役割は紛争地域に最も早く展開することだからだ。そして、それが可能だと敵に分かることが大きな紛争抑止力になっているのだ。
近代的な戦争というは、時間との勝負だ。最近のアメリカの戦争を見ればよく分かる。イラク戦争なんて、紛争マニアの僕からしたら、あまりにもあっけなく、つまんないほど短期で決着してしまった。がっかりだ。アメリカは、ベトナム戦争の教訓から、長期戦になるとゲリラ戦になって兵員の消耗が激しくなるのが分かったため、できるだけ早期に終わらすのを基本方針としているのだ。それなのにアフガンでは泥沼に入っているのを見ると、なかなかうまくはいかないことが分かるが、とにかく短期間で相手を叩き、いかに戦闘を継続させないかに重点を置いた戦略を取るのが基本だ。そのためには紛争の初期段階で素早く投入できる海兵隊の兵力を世界中の要所要所に配置しておく必要がある。日本の基地は、当然ながら、朝鮮半島や中国をにらんでの配置だ。そして紛争地域への素早い兵力展開には垂直離着陸機が重要な役割を果たすのだ。

(石材店)「幹事長は兵器オタクだけあって、そういう話好きですねえ」
(幹事長)「わしは単なる国際紛争マニアに過ぎん。本当の兵器オタクは、ものすごい詳しいぞ」


僕が言いたいのは、日本に海兵隊の配備は必要不可欠であり、垂直離着陸機も不可欠であり、事実、ハリアーは大昔から配備されているって事だ。つまりオスプレイは新しくも何ともないのだ。だから、今さら大騒ぎをしている奴らを見ると、お前アホか、と言いたくなるのだ。

(石材店)「でも基地周辺の人は事故が怖いでしょう?」
(幹事長)「意図的に偏った情報を垂れ流す嘘つきマスコミのせいでオスプレイは事故が多いようなイメージがあるけど、
       ハリアーやヘリコプターに比べて事故率が高い訳ではないぞ」


マスコミは意図的に嘘の情報を喧伝しているけど、それは奴らが中国の手先だからだ。オスプレイの配備に本当に反対しているのは、もちろん中国だ。中国にとっては本当に脅威になるからだ。だからこそ、中国が尖閣諸島を侵略してこようとしている現在、オスプレイの配備は日本からお願いしてもいいくらいなのだ。

オスプレイの配備に反対している売国奴どもは、それじゃあ中国が攻めてきたら日本だけで戦うというのか?たぶん違うだろう。オスプレイ配備に反対している連中の顔ぶれを見ると、中国が攻めてきたら「どうぞどうぞ島を献上いたしますぅ」とか言って逃げ回る奴らだ。中国の手先どもだ。そういう売国奴の言うことを聞いて米軍の兵力を弱体化させたりしたら、即刻中国が占領しに来るのは目に見えている。中国の侵略を阻止するためには、なんとしても米軍の力に頼らなければならない。まさか、それとも、日本単独で中国に対抗できる戦力を構築するとでも言うのだろうか。

(2012.9.21)



〜おしまい〜





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