参議院選挙直前情勢

〜 お楽しみはこれからだ 〜



参議院選挙の投票まで、あと2日となった。

(幹事長)「選挙オタクの僕としては、ほんと、もうワクワクして、たまらん!」
(ピッグ)「ほんとに選挙好きですねえ」

去年12月に衆議院選挙があったばかりと言うのに、また国政選挙があるなんて、もったいないくらいの気持ちだ。

(ピッグ)「でも、今回の参議院選挙も、昨年末の衆議院選挙と同じく、自民党の圧勝が確定しているようなもので、あんまり面白くないんじゃないですか?」
(幹事長)「自民党の勝利は、まず間違いないだろうけど、ワクワクする要素は尽きないよ」


そもそも選挙は蓋を開けてみなければ分からない事もあって、自民党がどこまで勝つのか、これだけでも大いに楽しみだ。また民主党がどこまで負けるのか、共産党は躍進するのか、維新やみんなの党はどれくらい議席を取れるのか、社民党や生活は壊滅するのか、とか、ほんと、楽しみな要素が満載だ。

昔は、今ほどバカみたいに商売第一のマスコミどもが事前調査とか出口調査とかやってなかったから、開票の進み具合に応じて結果が徐々に出ていたから、結構、長い時間、楽しめたけど、最近は事前調査や出口調査でほとんど勝負が分かってしまうから、開票と同時に当選確実が大量に報じられて、あっという間に大半の結果が分かってしまい、ちょっと味気ない。どうせ何時間か待てば正式な開票結果が出るんだから、バカみたいに一刻一秒を争って当選確実を乱発するのは止めてもらいたい

個人的な希望を言えば、昨年末の衆議院選挙での自民党の圧勝により、3年間の場当たり的な迷走政治で日本をガタガタにした民主党政権から脱却したのは良かったのだが、無用の長物というより百害あって一利なしの参議院のねじれにより、何かにつけ足を引っ張られている状況からの脱出ということで、自民党が極端に圧勝して欲しいが、それでもなお、民主党も最低限の議席は確保して欲しいし、共産党も大躍進して欲しい一方で、脱原発だなんて日本を破滅に導くようなスローガンをヒステリックに叫ぶだけの頭カラっぽ亡国政党である社民党や生活やみんなの党は全滅すれば気持ち良い。

(ピッグ)「主義主張が全く分からないですね」
(幹事長)「色々と裏があってな」
(ピッグ)「自民党の圧勝は期待しているんですね」
(幹事長)「株高と円安が続いてくれないと困るし」
(ピッグ)「結局は個人的な損得勘定ですね」
(幹事長)「えっ!?個人的な損得勘定以外で投票する人って、いるの?」


それは嘘だが、あれだけ期待した民主党によって壊滅的な打撃を受けた日本という国を立て直すには、取りあえずは軌道に乗るまでは自民党に頑張ってもらうしかないだろうな。で、日本が立ち直った後は、また色々な選択を考えればいいし。

(ピッグ)「個人的には、もう立ち直ったんですか?」
(幹事長)「あと、もう少しってとこやなあ」


現状で、トータルとしてはなんとか含み損は解消されたけど、日経平均が15000円くらいまでいけば個別銘柄で見ても、ほぼ全ての株の含み損が解消される。
一方、為替は、ドルは120円くらいまでいかないと含み損は解消されない。ユーロに至っては160円まで戻らないとダメだから、これはもう絶望的だわな。
金は、ここんとこ安値になっているけど、25年くらい前に買った時の相場からすれば、3倍くらいにはなっている。

(ピッグ)「ボロ儲けですね」
(幹事長)「でも20年近くは低迷して塩漬け状態だったから、やっぱり投資は長期的な覚悟が必要だわな」


一番、損しているのは中国株だ

(ピッグ)「あれだけ中国嫌いなくせして株は買ってるんですか!」
(幹事長)「投資に私的感情は禁物だぞ」


それにしても、あれだけ成長するってもてはやされておきながら、ここんとこの低迷ぶりは目を覆いたくなる。だから中国は大嫌いなんだっ!

(ピッグ)「だったら買わなきゃいいじゃないですか!」

大嫌いな中国の経済が低迷するのは感情的には嬉しいけど、個人的な損得勘定からすれば立ち直って欲しいぞ。

(ピッグ)「ところで選挙の話だったですよね?」

民主党の失敗の要因は、あまりにも素人集団に引っ張られてしまったってとこだ。民主党にもまともな人はいるんだけど、鳩山バカボンやキチガイ菅や、その取り巻き連中に引っかき回されたのが悲劇だった。
僕を始め、多くの国民が民主党に期待したのは、古い自民党のボス政治に辟易して、政治家に新陳代謝して欲しかったからだ。このまま自民党があっさりと復活してしまったら、腹黒いおっさん共が再び好き放題やってしまう。
でも、新陳代謝しても素人集団が国をぶち壊すんなら、古い政治家の方がマシだ。
なかなか、うまいこといかないもんだなあ。

(2013.7.19)



〜おしまい〜





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