ハイブリッド車(その2)

〜 どんどん延びる燃費 〜



ハイブリッド車が予想外に面白いって話を先日、書いたが、運転が慣れるにつれて、燃費がますます良くなってきた。ハイブリッド車は、かなりきめ細かく燃費が表示されるので面白いのだ。

まずは、スイッチを入れて、あんまりアクセルを踏み込まず、ゆっくりと動き始めると、電池だけでしばらく動く。もちろん、電気が無くなりかければエンジンが動き出すので、電気自動車みたいに、いつまでも電気だけで動く訳ではないが、しばらくは電気だけで走る。2kmくらい走ったところで燃費の表示を見ると、なんと平均燃費99.9km/lなんて表示が出る。まだガソリンはほとんど使ってないから、本当は燃費はもっと良いはずだが、表示の桁数が100km/l台は出ないため、こういう表示になる。もちろん、電気を充電した時にガソリンは使っているので、これはインチキだ。

平均燃費99.9km/l の表示
(走行距離は僅か2.2km)

次に、別に日に、渋滞の無い郊外の道路を滑らかに走ると、7kmちょっと走って45km/lを上回る燃費となった。電池走行でなくても、信号の少ない道を一定速度で走れば、ガソリンを消費しながらも、カタログ値の26km/lを上回る燃費になる。ただし、これも、特殊な状態で特殊な道路を走った時の燃費なので、まだまだ少しインチキ臭い。ほかに車がいなければ、このまま超高燃費走行を続けることも可能だろうが、現実には周囲に他の車がたくさんいるから、邪魔にならないように走るので、燃費はみるみる落ちていく。

平均燃費45.2km/l の表示
(走行距離は7.4km)

最後は、実用での燃費だ。私は実家が丸亀にあり、毎週末には親の様子を見に高松から往復しているが、土曜日の午前中という道路が空いた時に行くと、かなり良い燃費になる。初めて走った時にも22〜23km/lを達成して感心したのだけど、ハイブリッド車の運転に慣れてくると、ますます燃費が良くなってきた。

そして、昨日は、高松から丸亀まで30km近く走って、なんとカタログ値を上回る28km/lの燃費を達成した。つまり、高松から丸亀まで僅か1リットルのガソリンで行けるって事だ。
カタログ値なんて特殊な運転方法で特殊な条件で達成した非現実的な数値だと思っていたのに、普通に走ってそれを上回れるとは思わなかった。数kmならともかく、30km近く走っての数値だから、もう誤魔化しではない。条件次第では、もっといけそうな感じだ。他に車がいなければ、30km/lも達成できるかも。

平均燃費28.5km/l の表示
(走行距離は27.7km)

もちろん、これは条件が良かったために出た記録であり、逆に近所に買い物で少し走った時は、12〜13km/lってこともある。だが、平均的に見て、もう1台のミニバンに比べて2〜3倍は燃費が良いので、もう後戻りは出来ないなあ。

(2014.3.30)



〜おしまい〜





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