笹井副センター長の自殺

〜 マスコミに殺された日本の最高頭脳 〜



小保ちゃんSTAP細胞疑惑で責任追及されていた理化学研究所の発生・再生科学総合研究センターの笹井副センター長が自殺した。気の毒すぎて言葉も出ない。

そもそも私はSTAP細胞疑惑について、世間の、て言うか、マスコミが誘導している議論に対して、違和感があった。マスコミは論文に不正があったかどうかばかりを追求して、不毛な論争を繰り広げてきた。それに踊らされて、というか、まあ仕方なく、理化学研究所の調査委員会と小保ちゃんも、論文に不正行為があったかどうか、捏造なのかどうか、ばかりを論争してきた。
そしてマスコミは、最初は、生物学の常識を根底から覆す画期的な大発見だとして大騒ぎし、小保ちゃんを英雄扱いしていたくせに、疑惑が出始めたとたん、ボロクソに叩きだし、小保ちゃんだけでなく、笹井副センター長ら関係者についても、言語道断の誹謗中傷を繰り返してきた
こういう小保ちゃんと理化学研究所の醜い争いもウンザリだし、無責任なマスコミの態度も辟易だ。はっきり言って、不正があったかどうかなんて、全くどうでもいいことだ私が知りたいのはSTAP細胞が本当に存在するかどうかの科学的真実だ。小保ちゃんは「STAP細胞が存在する」と言っているのだから、もう一度、ちゃんとした実験において再現できるかどうかやらせればいいじゃないか。存在すると言っているのだから、出来るまでやらせてみればいいじゃないか。ギブアップするまでやらせてみればいいじゃないか。出来るまで永遠にやらせてみればいいじゃないか。

それなのに、ああ、それなのに、独善的で無責任なマスコミどもは、小保ちゃんも笹井副センター長も、寄ってたかってボロボロに叩いてきた。そして笹井副センター長が自殺したとたん、手のひらを返したように、その死を惜しむ論調に早変わりだ
笹井副センター長は言うまでもなく、再生医療の世界的な第一人者だった。ウジ虫のようなマスコミどもと違って、人類に貢献する素晴らしい才能の持ち主だった。今回の自殺についてイギリスのネイチャー誌は「笹井芳樹氏は優れた科学者で、幹細胞や発生生物学における多くの領域を切り開く仕事をし、並外れた業績を残した。彼の死は、科学にとって真の悲劇であり、研究コミュニティーにとっては大きな損失だ」と述べているが、彼の死は、日本にとって、いや人類にとって大きな損失と言えよう。そして、その死をもたらしたのは無責任きわまるマスコミどもなのだ。

(幹事長)「許せんだろ?」
(石材店)「さすがに態度の豹変ぶりには呆れますけど」


そもそも、科学的真実なんかは後回しで、処分の問題や責任論ばかりを声高に叫んできたマスコミの態度には腹が立っていたが、笹井副センター長が自殺したとたんに、手のひらを返したように態度を豹変させるマスコミは、もう到底、許すことができない。そもそも笹井副センター長が自殺した原因は、100%マスコミにある。それなのに、何の反省も無く、手のひらを返すマスコミを、もう絶対に許すことはできない。私は本当に激怒しているのだ。

こんなマスコミの暴挙を防げないのであれば、言論の自由なんて必要ない、とまで言いたいぞ。

(石材店)「言論の自由が無くなれば、こんなホームページは即座に閉鎖されるんじゃないですか?」
(幹事長)「う〜ん、それは、ちょっと困るな」


笹井副センター長という素晴らしい頭脳はマスコミに殺されてしまったけど、彼から小保ちゃんに宛てた遺書に「STAP細胞を必ず再現してほしい」と書かれていたように、小保ちゃんには絶対にSTAP細胞を必ず再現して欲しい。そして、その時には、全マスコミに死をもって罪を償ってもらいたい。

(2014.8.6)



〜おしまい〜





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