日本の産業革命遺産が世界遺産に

〜 韓国はアホなのか? 〜



明治日本の産業革命遺産について、国連教育・科学・文化機関(ユネスコ)の諮問機関が世界文化遺産に登録するよう勧告した。世界遺産への登録は、正式には、6月末からドイツで開かれるユネスコの世界遺産委員会で最終判断されるが、通常、この勧告が覆されることはないので、世界遺産への登録は確実だ

対象となる施設は23もあり、近代日本の礎である造船、製鉄・製鋼、石炭など重工業分野の拠点を中心に、8県に分散している。長崎の軍艦島や福岡の八幡製鉄所など、九州や山口県の施設が中心だが、岩手県の橋野鉄鉱山・高炉跡や静岡県の韮山反射炉なんかも含まれている。

日本で新たに世界遺産が指定されるってことは目出度いことだが、個人的には、今回の世界遺産指定については、長崎の軍艦島はさておき、違和感が拭えない
ヨーロッパを始めとして世界中に点在する既存の世界遺産は、歴史的建造物が大半であり、1000件近くも存在するけど、どれ1つとして文句の付けようのない素晴らしいものだ。日本の既存の世界遺産だって、京都や奈良のお寺や姫路城など、素晴らしい建造物が多い。白川郷の合掌造りや厳島神社、日光東照宮、首里城跡なんかも、なかなかのものだ。
ただ、石見銀山遺跡あたりから少し怪しくなってきた。文化的、歴史的価値はあるのかも知れないが、訪れてみて「うわあ、すごいなあ」って圧倒される感動は乏しい。そして、昨年指定された富岡製糸場に至っては、もう面食らうほどだ。世界各地にある素晴らしい世界遺産と比べて、「世界遺産」というものの定義が混乱してくる。そして今回の指定も、その延長にあるように思える。長崎の軍艦島は、確かにすごい。とんでもなく凄いと思う。しかし、ちょっと廃墟過ぎて世界遺産の華やかさとは縁遠い。まあ、それでも凄いことは間違いない。しかし、その他の施設はどうだろう?三菱長崎造船所の大型クレーンや八幡製鉄所の修繕工場なんか、現在も現役で稼働中の施設だ。これら現役で稼働中の施設は「遺産」なんだろうか?

ユネスコの諮問機関は「一連の産業遺産群は、西洋から非西洋国家に初めて産業化の伝播が成功したことを示す」なんて言ってるが、あんまり納得できる理由でもない。
これらよりは四国八十八ヵ所巡礼の方が、はるかに世界遺産に相応しい。文化的な価値もはるかに大きいし、実際の建造物もはるかに文化的で素晴らしいものだ。

(幹事長)「ついでに讃岐うどん888ヵ所巡りも世界遺産に相応しいと思うが」
(石材店)「どんなに頑張っても一巡するのに3年はかかりますね」


さて、このように疑問の残る世界遺産指定ではあるが、隣のキチガイ国に文句はつけてもらいたくない
何かと言えば、韓国のアホが今回の登録勧告に反発しているのだ。今回の指定対象施設の一部に、第2次大戦中、朝鮮人労働者が徴用されていたことが理由だ。今回の指定の理由そのものも強引感が拭えず、不鮮明なものではあるが、韓国のイチャモンは、さらに輪を掛けて意味不明だ。「強制労働が行われた歴史的事実は無視したまま、産業革命施設としてのみ美化している」なんて批判しているが、こいつらの発想には着いていけない。
そもそも今回の指定理由は、幕末から明治時代にかけての日本の産業革命が対象であり、朝鮮人の強制労働は、はるかに後の時代の話だ。朝鮮人の発想は「とにかく何でもかんでも日本がやることには反対する」という思考停止型の低脳ポリシーだけなので、意味なんか最初から無いのだけど、それにしても発想が貧困でおぞましい。しかも、韓国内で騒ぐだけでなく、ユネスコの委員会構成国に対して、登録への反対を働きかけているようだ。
本当に鬱陶しい国であり、アホちゃうか、と思ってしまう。

(2015.5.7)



〜おしまい〜





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