巨人の選手の野球賭博

〜 選手がやったら良くない 〜



プロ野球巨人現役投手による野球賭博が問題になっている。
プロ野球現役投手による野球賭博と言っても、彼らが八百長をやっていたのではなく、野球賭博に参加していただけだが、当然、それでも大問題だ。

(石材店)「大嫌いな巨人の事件だから、むしろ喜んでるんじゃないでしょうね?」
(幹事長)「これでドラフト辞退とかなれば素直に喜ぶんだけどね」


大嫌い巨人の事件だから、はっきり言って、どうでも良い。これが巨人の主力選手なら、巨人の戦力にダメージが及ぶので喜ばしい事態だが、大した選手でも無いので、どうでも良い
ただ、現時点で関与が明るみに出た3人のうち、松本竜也投手は香川県の出身なので、ちょっと悲しい。まだ若いので、しばらくの謹慎処分程度で済めば良いと思う。一方、笠原将生投手や福田聡志投手は素行も悪かったようだし、これを機に球界から追放すべきだろう。

(石材店)「かなり勝手な事を言ってますよね」
(幹事長)「しょせん巨人の事なので、どうでもいいのよね」


今回、問題となった野球賭博は、胴元がハンデをメールなどで客に配信し、客はどこにいくら賭けるかを返信し、胴元は銀行口座などを通じて賭け金を清算するシステムだ。賭け金は通常は1試合1万円〜数十万円だが、数百万円を賭ける客もいるとのことで、1日に数千万円単位が動くこともあり、その1割程度を手数料として胴元が徴収する。せいぜい1万円程度ならパチンコと変わりないし、ちょっとした小遣いの範囲だが、100万円ともなると、さすがに怖い。犯罪の臭いがプンプンする。客はまだしも、胴元は完全に犯罪者だ。一般的に野球賭博の元締は暴力団で、暴力団の重要な資金源となっており、その規模は日本全体で数十億円ともいわれている。

福田投手は野球賭博を誘われ、夏の高校野球で大損した。その負けを取り返すために巨人戦を含むプロ野球や大リーグの試合にも手を出し、さらに負けがこんで、その損を返せなくなって問題が発覚したものだ。プロ野球の選手と言えば、野球のプロだ。

(石材店)「ちょっと日本語が回ってますけど」
(幹事長)「当たり前ですね」


野球のプロともあろうものが、野球賭博でこんなに負け続けていいものなのか?野球賭博で負け続けるようでは、プロ野球選手としての技量も大したことないのだろう

それはそれとして、どうも賭博の話になると、マスコミどもは建前論に終始する。賭博は何でもかんでも悪だという建前論しか言わない。
3年前に大阪ガスの硬式野球部員が野球賭博を行っていたとして問題になったときや、5年前に大相撲の現役力士らが野球賭博をやっていて大問題になった時にも書いたが、例えば、世の中に金を賭けないマージャンなんて、老人ホーム以外には存在しないのは1億3千万の全国民が知っている。ゴルフだって、お金を賭けてるケースは多い。賞金を争うプロゴルファーじゃないんだから、ゴルフは基本的には自分との戦いだが、金を賭けてると最後まで緊張感が続いて楽しめる。
もちろん、我々庶民に蔓延している賭け事とプロ野球選手や力士たちが手を出している野球賭博とは掛け金の大きさが決定的に違う。庶民の賭け事なら、どんなに差が付いても数千円から数万円が動く程度だが、上にも書いたとおり、プロ野球選手や力士の世界では数百万円レベルでお金が動くから、全く別の世界だ。なので、プロ野球選手や力士が賭博をするのは悪い事だと思うが、だからと言って庶民の賭け事を同じように禁止するのは止めて欲しい

昔は高校野球のトトカルチョは、どこの職場でもやっていた。高校野球なんて、漫然と見ていたら、地元のチームか有名選手くらいしか興味が沸かないけど、賭けてると、どんな試合でもめっちゃ力が入る。だから昔は、みんな仕事をしながらラジオ聴いたり、中には小型テレビを隠し見していた人もいた。
どうして、こうも、何でもかんでも目くじら立てる世の中になってしまったんだろう。どうせ原子力反対とか叫んでいるアホどもが賭博にも反対してるんだろうなあ。頭の悪いキチガイのやる事だから止めようがないわなあ。

(幹事長)「なんでもかんでもセクハラ、セクハラって言うしぃ」
(石材店)「しつこいですねえ。それは問題が違います!」

なので、野球に関しても、サッカーと同じように公営でくじを導入する動きがあったので喜んでいたんだけど、今回の問題で立ち消えになりそうだ。

(石材店)「サッカーくじだけじゃ満足できないんですか?」
(幹事長)「サッカーは引き分けが多くて、くじとしてはつまらん」


見てる分には、サッカーの方が野球より緊張が持続して面白いんだけど、あんまり点が入らないから、くじとしては面白くない。

(石材店)「結局、野球賭博については賛成なんですか反対なんですか?」
(幹事長)「庶民がやる分には大賛成だけど、選手がやっちゃいけないよね」


サッカーにしても野球にしても、庶民の賭け事そのものは悪くないが、プロ野球選手が手を出してはいけないと思う。なぜなら、八百長の可能性が出てくるからだ八百長はいけない。論外だ。八百長をやったら賭け事が成立しなくなる。今回、問題になった選手達は八百長には加わってなかったようだが、野球賭博に手を出し始めたら、いつかは八百長に関与するようになる可能性がある。負けがこんで借金が返せなくなったら、八百長をそそのかされるようになるだろう。そうなったらおしまいだ。それに、イメージも良くない。庶民が賭けるのはいいけど、試合をやっている本人達が賭け始めたらイメージが悪化する。なので、選手自身が賭博に手を出すのは良くない。



ところで、今回、野球賭博に手を出していたのがバレたのは、選手のスマートフォンに残されていたメールのせいだった。彼らは野球賭博に関係するメールを全部削除していたので、バレないと思って堂々と提出したんだけど、それが全部復元されて動かぬ証拠となってバレてしまったのだ。
なんと、今のスマートフォンは、いくら削除しても誰でも簡単に復元できるそうだ。復元するアプリがいくらでも出回っているんだそうだ。知らなかった!メールだけじゃなく、LINEのメッセージも復元できるらしい。もう、びっくりだ。背筋が寒くなる話だ

(幹事長)「せっかく、こまめに削除しているのに、復元されたら何もかもバレてしまうっ!」
(石材店)「何に怯えてるんですか?」


パソコンのハードディスクのデータは、完全に削除する事が可能だけど、スマホのデータを完全に消す方法は、本体を粉々にしない限り無いらしい。おお、怖っ!

(2015.10.22)



〜おしまい〜





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