住宅の地中から遺体発見

〜 大変な迷惑だ! 〜



京都府の主婦が2年前から行方不明になっていた事件で、妻の遺体を住宅の敷地に埋めたとして、建築業の夫が死体遺棄の疑いで逮捕された。夫は「妻を殺した」と供述しており、殺人容疑でも調べられている

この夫は「仕事で通っていた工事現場に妻の遺体を車で運んで埋めた」と供述し、自分が建設に携わった京都府内の他人の住宅敷地内のガレージに妻の遺体を埋めたことを白状した。
警察が夫の供述に基づき、京都府南丹市の住宅のガレージでコンクリートを掘り返して現場検証した結果、本当にガレージの地下の深さ130cmの地中から、毛布にくるまれた状態で遺体が発見された

(石材店)「とんでもない事件ですねえ」
(幹事長)「ガレージで良かったよなあ」
(石材店)「えっ?そこ!?」


もし自分の家の地下に遺体が埋められていたなんて供述されたら、もうトンでもない大変なことになる。ガレージで良かったとは言えるけど、それでも自分の家のガレージに、何の関係も無い遺体が埋められていたなんて、当面、と言うか、一生、嫌な思いをするぞ。近所の人だって嫌な感じだろう。いつまで経っても、永遠に言われ続けるだろう。

それでもガレージだったから、簡単に掘り返せて、まだ良かった。もし、これが母屋だったら、どうなる?警察はあくまでも掘り返すだろうか?刑事事件として立証するためには証拠が必要だから、掘り返して遺体を発掘する必要はあるが、掘り返したりしたら家は壊されてしまう。それでも警察は掘り返すのだろうか?それに、本当に出てきたらいいけど、犯人が嘘ついてる可能性もある。家を壊して掘り返したのに何も出てこなかったら、トンでもない失態だ。警察は、遺体が出てこようが出てこまいが、補償はしてくれるんだろうか?

家主の方も、家を壊されるのは大変な迷惑だし、もし本当に遺体が出てきたら、建て直ししたとしても、もうそんな場所には住めないだろうなあ。もちろん、仮に何も出てこなかったとしても、建て直しとか修理とか、それはそれで大変な迷惑だ。でも、家主としては、嘘かもしれなくても、犯人が「遺体を埋めた」なんて供述をしてたら、仮に掘り返さなくても、トンでもなく嫌な気持ちのまま住み続けなければならない
どっちに転んでも、本当に大変な迷惑だ

(石材店)「殺人事件はどうなんですか?」
(幹事長)「夫婦げんかの話は知らん」


(2015.12.9)



〜おしまい〜





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