米軍機レーザー照射事件

〜 あっさり逮捕 〜



アメリカ軍普天間基地の周辺上空を飛行する軍用機に対して、レーザー光とみられる光線が照射された事件で、宜野湾市に住む男が威力業務妨害の疑いで警察に逮捕された。この男は去年から今年にかけて合わせて6回、普天間基地の周辺上空を飛行する米軍機にレーザー光線を照射したらしい。

米兵が負傷したとの報告はなかったが、レーザーの照射は搭乗者が瞬間的に視野狭窄となる恐れがあり、大変危険だ夜間用の暗視装置を使用している時は特に見えにくくなり、墜落などの重大事故につながりかねない。普天間基地の周囲は市街地で、事故になれば大惨事となる可能性が高いだけに、もしこれが基地反対派の仕業であれば、本末転倒のトンでもないテロ行為になるが、まだ真相は分かっていない。

実は、航空機に対するレーザー光照射は、最近では頻繁に起こっているらしい
神奈川県の厚木基地を離着陸する米軍と海上自衛隊の航空機は、2010年度以降に計80回もレーザー光を照射されているし、航空自衛隊の茨城県百里基地や愛知県小牧基地でも夜間飛行中の航空機にレーザー光線が照射されている。さらに大阪の伊丹空港の旅客機など民間機にもレーザー照射されている。いずれも照射による事故やけが人は無かったが、極めて危険な行為であり、面白半分だとしたら断じて許せない行為だ
それなのに、国土交通省では、なぜか「航空安全に支障が出る事態ではない」とのことで、何の対策も検討していない。一体、どういう感覚なんだろう。警察に任せるというスタンスなんだろうか。

(石材店)「恐ろしいですねえ」
(幹事長)「ほんとほんと。なんでバレたんやろねえ」
(石材店)「えっ?そこ!?」


飛行機に対するレーザー光照射は極めて危険だが、犯人を捕まえるのは非常に難しいと思われる。上空を高速で飛んでいるパイロットからすれば、地上のどこかから突然レーザー光照射されるのだから、その場所はなかなか分からないだろう。凝視すれ場所も分かるかもしれないが、レーザー光照射されているのだから目を背けなければいけない。なので、場所なんて分かるはずがない。だから、犯人としても絶対にバレないだろうと思ってやっているのだろう。

それなのに、ああ、あそれなのに、今回の普天間基地の事件では、いとも簡単に短時間であっさりと犯人が捕まってしまった。一体どうしてバレたんだろう。不思議と言うか何というか、日本の警察力がすごいのかどうか分からないけど、ほんと、一体どうしてバレたんだろう。今の世の中、悪いことは絶対にできなくなってしまった

(幹事長)「古いブラウン管のテレビなんか、捨てる場所が無くてなあ」
(石材店)「不法投棄したらいかんですよ!」


最近は町中、いたる所に監視カメラが着いていて、不法投棄なんかしたらすぐにバレてしまう。壁に落書きしたって、すぐにバレてしまう。 悪いことはできない。ほんと恐ろしい社会になってしまった。

(2015.12.10)



〜おしまい〜





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