バドミントン選手がカジノ

〜 ちょっと騒ぎすぎ 〜



バドミントン男子の有力選手が違法性が疑われる国内のカジノ店に出入りしていたことが判明し、騒ぎになっている。問題となっている選手は、リオデジャネイロ・オリンピックの日本代表入りが確実視されていた桃田選手(21)と、2012年のロンドン・オリンピックに出場した田児選手(26)で、東京都内の闇カジノ店に出入りし、賭博行為をしていたらしい。しかも常習者だったようだ。

これが普通の選手だったら大きな問題にもならないんだろうけど、桃田選手は世界ランク4位につける男子シングルスのエースだから大問題になってしまった。彼は小中高と各年代で日本一になり、2012年には世界ジュニア選手権で優勝するなどジュニア年代から期待されてきた逸材で、去年8月の世界選手権では銅メダルを獲得し、12月の全日本総合と世界トップ選手が集まるスーパーシリーズ・ファイナルでは優勝している。日本バドミントン協会は「違法行為が確認された段階で内規に従って処分を考えたい」と話しているが、オリンピックで金メダルを狙える貴重な戦力であるだけに、関係者は大いに弱っている。本人も、リオデジャネイロ・オリンピック出場なんて当然であり、「五輪は出場が目標ではなく、活躍するのが目標」と話し、バドミントンをメジャーにするために金メダル獲得の目標を公言していたくらい気合いが入っていた。

でも、JOCはオリンピックに派遣する日本代表選手について「礼儀を尊び規律を順守し、活力ある日本を代表するにふさわしい選手」などとする編成方針を承認しているため、反社会的勢力の介在も少なくない闇カジノへ出入りしていたとなると、オリンピック出場はかなり厳しい状況だ。

(石材店)「あんまりバドミントンが得意じゃなさそうな幹事長のご感想は?」
(幹事長)「基本的にはあんまり関心は無いんだけど」


バドミントンや卓球には、それほど強い関心は無い。国際大会だと中国人ばっかり出てくるし。愛ちゃんとかオグシオとか話題になっても、そんなに関心は無い。
ただ、桃田選手は香川県三豊市の出身だ。小学生日本一になった後は、スポーツ強化に乗り出して生徒を集めていた福島県のプログラムに応募して、親元を離れて中高一貫の環境で頑張ってきたが、元々は香川県民だ。そうとなれば、そう安易にオリンピック出場断念なんて事にさせられては困る。
これまた大問題になったプロ野球巨人の現役投手による野球賭博でも、プロ野球コミッショナーから無期の失格処分を科されて巨人をクビになった松本竜也投手は香川県の出身だ
どうして香川県から出た数少ないスポーツ選手が、次々と賭博問題で足を引っ張られるんだろう

(幹事長)「香川県を恨むどこかの県の仕業じゃないのか?」
(石材店)「極めて考えにくいですね」


それから、もう一つ言いたいのだが、賭博の話になるとマスコミどもが建前論でキチガイみたいにバカ騒ぎするのが不愉快だ。賭博は何でもかんでも悪だという建前論で、寄ってたかってボコボコにする。世の中に金を賭けないマージャンなんて老人ホーム以外には存在しないのは1億3千万の全国民が知っているし、ゴルフだってお金を賭けてるケースは多いのは常識だ。
もちろん、我々庶民に蔓延している賭け事とプロスポーツ選手が手を出している賭博とは掛け金の大きさが決定的に違うから、安易に許容することはできないが、少なくとも調子に乗って庶民の賭け事まで同じように禁止するのは止めて欲しい。どうして、こんなに何でもかんでも目くじら立てる世の中になってしまったんだろう。どうせ原子力反対とか叫んでいるアホどもが賭博にも反対してるんだろうなあ。

(幹事長)「なんでもかんでもセクハラ、セクハラって言うのを止めてもらいたい!」
(石材店)「だから、それは問題が違いますってば」


(2016.4.7)



〜おしまい〜





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