東大美女と海外旅行

〜 あまりにも軽はずみ 〜



大手旅行会社のHISが、海外旅行に行く飛行機内東大の女子学生が隣の座席に座ってくれるなんていうトンでもないキャンペーンを始め、「セクハラではないか」とか「性差別的だ」といった批判が殺到し、慌てて中止にした
もう信じられないアホな企画だ。今どき、そんな事してタダで済むとでも思っていたんだろうか。

もちろん、これはセクハラではない。セクハラというのは、職場や学校において、上下関係なんかを利用した性的な言動を指すものだが、今回の企画に乗った東大女子学生は本人の了解のもと参加しようとしていた訳だから、セクハラという言葉は馴染まない。もし仮に、なーんにも考えず参加したら隣に座った客の中年おじさんから身体を触られて「セクハラされた」なんて訴えるアホ学生もいるかもしれないが、それは自業自得であり、セクハラとは認めない。キャバクラでホステスが客に対して「セクハラされた」なんて訴えても誰も相手にしないのと同じだ。なので、セクハラ批判は的外れだ。

そうじゃなくて、これは完全に東大女子学生版のキャバクラサービスだ。普通のキャバクラサービスに飽き足らない客に対して東大女子学生を用意したっていうものだ。それは、それでアリなんだろうけど、それは夜のキャバクラでやればいいサービスであって、大手旅行会社が大々的に宣伝してやるキャンペーンではないだろう

HISは当初、「今まで提供してきた旅のスタイルに変化を加えるプロジェクトを立ち上げます。東大美女図鑑の学生たちが、あなたの隣に座って楽しくフライトしてくれる企画」と発表したが、批判を受けて「ご不快な思いを感じさせる企画内容でありましたことを、深くおわび申し上げます」と謝っている。これ、本気でそう言ってるんだろうか。本当に、問題になるとは思わなかったのだろうか。誰が聞いても、いかがわしい臭いを感じる企画なんだけどなあ。もちろん、実際に飛行機内という衆人環視の中でいかがわしい行為が行われる可能性は低いだろうが、集まってくる中年おじさん達は、そういう微かな期待というか妄想に胸を膨らませて吸い寄せられてくると思う。女子高生がデートに付き合ってくれるビジネスとか、中国なら女性が一緒に海水浴に行ってくれるビジネスとか流行っているが、それと全く同じレベルだ。同じ低レベルだ。そういうビジネスもアリだろうけど、大手旅行会社がやることではない。
そして、そういう安易な小遣い稼ぎに参加する東大女子学生にも呆れる。腹立たしい。

なーんて思っていたら、今度は東大の男子学生数人が女子大生の服を脱がしてわいせつな行為をした疑いで逮捕された。こういう事件の警察発表は、被害者の言う事を一方的に垂れ流すから、本当の事は分からない。痴漢と同じで、冤罪の温床だ。どういう状況でそうなったのか詳細な真実が明らかにされない限り安易に批判する事はできない。だが、それにしても、相手が1人でこっちが数人となると、やはりこれは言い訳のできる状況ではないような気がする。
アホな旅行企画に乗った女子学生といい、このわいせつ男子学生といい、東大の面汚しどもは、即刻まとめて退学処分にすべきだ国の税金をしこたまつぎ込まれている国立大学の恵まれた学生は、社会に貢献して恩返しすべきなのに、こんなアホな事をやるなんて税金泥棒だ。大学の品位も落とすし、真面目に勉強している大多数の学生に迷惑だ。退学処分だけじゃなくて、北朝鮮に島流ししてもいいくらいだ。

(2016.5.20)



〜おしまい〜





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