今治連続殺人事件の犯人が自殺

〜 明らかな警察の失態 〜



愛媛県今治市で、高齢の親子が部屋に侵入してきた女に刃物で殺傷された事件と、その1週間前に高齢女性が刃物で殺害された事件の2つの連続札事件犯人自殺した。トンでもない警察の大失態だ。

最初の事件は4月26日、今治市内の民家で一人暮らしの81歳の女性が腹部を刺されて死亡した事件だ。次の事件は5月3日、最初の事件が起きた民家から400mほど離れた市営団地で92歳の女性と70歳の長男が刃物で襲われ、女性が殺害され、長男が重傷を負った事件だ。

2つ目の事件が起きた翌日に、警察は近くに住む犯人の女を参考人として聴取するとともに、自宅マンションを捜索し、運動靴などを押収した。ところが事情聴取中に女を一時帰宅させたところ、犯人の女が自殺してしまったのだ。
犯人の女の自宅から押収した靴には血が付いており、殺害された被害者達のDNA型と一致しているから、この女が殺人犯なのは間違いない。100%間違いない

そもそも最初の事件で、殺人現場には血痕の付いた刃物があったにもかかわらず、県警は当初「事件」と「自殺」の両面で捜査していたため、動きが鈍かった。状況を考えれば、自殺とは到底思えないんだけど、この動きの鈍さが第二の事件を引き起こし、さらなる犠牲者が出たのだ。それなのに警察は、犯人の女を逮捕することなく任意で事情聴取したため、犯人の自殺を許してしまったのだ。明らかに警察の失態だ。あまりにも危機感がなさ過ぎる。一体何をやってるんだ!

警察は、犯人の女を自宅に帰した後は、自宅周辺で警察官が警戒することもなかったし、「あくまで参考人として聴いており、自殺は女性を家族に引き渡した後のことであり、警察は介在できない」なんて責任逃れをしている

この失態に対して「事情聴取は客観証拠が集まって逮捕できるだけの証拠が集まってからでもよかったのではないか」なんて逆方向の批判が出ている。とんでもない!そもそも最初の事件が起きたときに警察の動きが鈍かったから第二の事件が起きたのだ証拠が固まってから、なんて悠長な事を言っている第三、第四の事件が起きてしまう。最初の事件も第二の事件も犯人の女は被害者と面識が無い通り魔事件だったと思われるため、そのまま犯人を野放しにしていたら、次は誰が殺されるか分かったもんじゃない。即刻逮捕するべきだったのだ。逮捕して拷問して自白させるべきだったのだ。
それなのに警察は、事情聴取で犯人の女が事件への関与を否定したことなどから逮捕状の請求を見送っている。もし誤認逮捕になったら批判されるからだ。誰が批判するかと言えば「事情聴取は客観証拠が集まってからでもよかったのではないか」なんて批判しているような連中や、それに同調するアホなマスコミ共だ。こいつらは独善的に人権のことばかり叫んでいるから、誤認逮捕なんて起きようものなら、鬼の首を取ったようにはしゃぎ回って鬱陶しい。こういうアホが多いから、この期に及んで警察は、犯人の女が自殺して発見された時の状況や残された遺書の内容などについて「プライバシーの関係で言えない」なんてトンチンカンな答弁を繰り返している。なんで殺人犯のプライバシーに配慮しなければならないんだ?おかしいじゃないか。
次から次へと連続殺人が発生しているんだから、誤認逮捕なんて恐れている場合ではない。ちょっとでも怪しい人間はどんどん拘束しなければならない状況だ。

連続殺人事件の犯人が自殺した女だったのは100%間違いないところだが、犯人が自殺してしまったことから真相は闇の中になってしまった。これでは被害者の遺族は納得できないし、住民の不安だって解消されないままだ。警察は外部からの批判なんか気にすることなく、どんどんビシバシと誤認逮捕に驀進して欲しい

(2017.5.8)



〜おしまい〜





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