巨人１３連敗

巨人の快進撃が止まらず、遂に１３連敗という快記録を打ち立てた。
セパ交流戦で西武に１３本のヒットを打たれ１３点取られての１３連敗達成だ。この１３づくしというのが１３連敗に花を添えて素晴らしい。これでセパ交流戦に入ってから９戦全敗だ。どうせなら、このままセパ交流戦１８戦全敗で終えて、ロッテが１９９８年に樹立した１８連敗というプロ野球記録を上回る永遠に不滅の大記録を打ち立てて欲しいぞ。

この快挙に同僚のＯ西氏は沈み切っている。口数がめっきり減った。セパ交流戦が始まる直前の広島戦を東京ドームまで観に行き、そこで３連敗を喫したのが原因となり、その後のセパ交流戦全滅となったため、まるで自分の責任のように感じているが、もちろん巨人軍の快進撃はＯ西氏の責任ではなく、選手が一丸となって戦った結果だ。

（石材店）「もう好き勝手言ってますね」
（幹事長）「タイガースの調子が良いからな」

今年はタイガースの調子が悪くない。春先に調子が良いことはよくある事だが、たいていはセパ交流戦辺りで撃沈する。ところが今年はセパ交流戦に入ってからも粘りが見られ、広島と首位を争っている。ま、たぶん夏の高校野球で甲子園を追い出されるまでの事だろうとは思うが、それで十分だ。

そもそも巨人ファンが１３連敗こときで大騒ぎするのは、巨人は勝って当たり前だと思っているからだ。その点、タイガースファンは潔い。タイガースは負けて当たり前だからだ。さすがに１３連敗は無いが、１９９８年と１９９９年には２年連続で１２連敗している。そもそも１９８７〜２００１年の１５年間で最下位が１０回もある。中でも１９９８〜２００１年の４年間は４年連続で最下位だ。負けて当たり前、勝ったら儲けもの、くらいの気構えだ。

いくら巨人でも、ここまで負け続けたら、もはや逆転優勝は不可能だろうから、どうせなら徹底的に負けて大記録を打ち立てて欲しいぞ。

（２０１７．６．９）

〜おしまい〜

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