民進党幹事長人事の迷走

〜 これで良かったな 〜



新しく民進党の代表に選ばれた前原誠司代表が、新執行部人事を巡って迷走した。目玉人事として幹事長山尾志桜里元政調会長(43)を内定しながら周囲の反対論に押し切られて断念、結局、大島敦元総務副大臣(60)を任命したのだ。
この人事の混乱に関して、党の内外から批判が巻き起こっている

山尾氏は衆院当選2回の若手ながら、去年、「保育園落ちた日本死ね!!!」なんていう下品な書き込みを得意げに国会で取り上げて政府を追及し、ミーハーな民衆の間で一躍有名になった女性だ。前原代表としては、党勢が低迷するなか、この若手女性を幹事長に抜擢することで党のイメージアップを図り、低迷する党勢の回復につなげようとしたのだ。

ところが、この人事案が漏れると即座に、代表選挙で前原氏を支持した議員らから批判が噴出した。批判の理由としては、山尾氏の政治経験や調整力が不十分なことへの懸念が大きい。幹事長は党の様々な課題を差配する重要ポストであり、「政治経験が少ない山尾氏に党務を仕切れるのか」といった手腕を疑問視する声が出てくるのは当然だ

(石材店)「ペンギンズの幹事長とは大違いですね」
(幹事長)「ほっといてくれ!」


また彼女には、ガソリン代不正請求問題という問題もあった。それでも前原代表は、批判に逆らってでも山尾氏を登用する意向だった。しかしながら、「近々週刊誌で山尾氏の異性問題スキャンダルが暴露される」という情報が出るに及んで、遂に最終的には起用を断念した

この人事の混乱に対し、党内から「厳しい船出だ」とか「この党は終わった」などと先行きを憂う声が相次いだ。「党の要となる幹事長人事を内定後に撤回するなんて前代未聞の珍事だ」とか「この体たらくでは政権交代どころじゃない」などと前原氏の指導力不足を嘆く声が出ている。一方、「山尾氏に期待していただけに残念だ。若手を起用してほしかった」なんていう話をする若手議員もいる。結局、人事を決める両院議員総会はわずか20分余りで終了し、反転攻勢へ気勢を上げるはずだったのに、しらけた空気に包まれた。前原代表自身も、今回の人事の混乱について陳謝している。

しかし、本当にそんな大問題なんだろうか?たかが幹事長人事が引っ繰り返ったくらいで、そこまで大騒ぎする問題なんだろうか。どうも、よく理解できない。そりゃあ民進党の内部の人にとっては人事は最重要問題であり、大騒ぎする気持ちも分かるが、国民に取っては、まさにどうでもいいような小さな問題だ。そんなつまらない事で大騒ぎして内輪もめして醜態を晒している事の方がみっともなくて、信頼性を損なう。相変わらずバラバラな政党だ

そもそも、若い女性というだけで山尾氏を幹事長に起用しようとしたのが間違いのもとだ。前原代表は近々総選挙があるかもしれないとの前提で、選挙の顔として人気が出そうな若い女性を幹事長に起用したかったのだ。しかし、そういう安易な発想の人事は間違いのもとだ。
ようく考えてみよう。去年の代表選挙で、嘘つきで中国人で嫌らしいクラリオンガールで脳みそがツルンツルンの蓮舫を代表に選んだのは、若い女性を選挙の顔にして自分達の選挙に勝とうという浅はかな期待からだった。そして、その浅はかな期待は国民に見透かされ、東京都議会選挙で惨敗した。若い女性を代表にしたら選挙で勝てるなんて、そんな甘い話はない
そして、もともと蓮舫の能力を見込んで支持していたのではなくて、単に選挙の顔として嫌らしいクラリオンガールを党首に選んだだけだったから、彼女が党首でも選挙に負けるという事が分かったら誰も支持しなくなり、今回の代表選挙に至ったわけだ。それなのに、何の反省も無く、再び選挙の顔として若い女性を幹事長に選ぶなんて、そんな愚かなことをしても国民は相手にしない。するはずがない。

なので、最終的に山尾氏の起用を断念したのは良かった。これで民進党もまともな政党に生まれ変わる事を期待したい

(石材店)「おや?幹事長は民進党は死ぬまで、いや死んでも許さないって言ってませんでした?」
(幹事長)「前原代表はまともだから期待したいぞ」


鳩山バカボンとかキチガイ菅などが党首だった政権担当能力ゼロの民主党とか、嫌らしいクラリオンガールが党首だった何でもかんでも反対のための反対をするだけの社会党のような民主党は死んでも許さないが、現行クソ憲法の改正を目指す前原代表が率いる民進党なら、自民党に代わりうる政党として大いに期待したいぞ

(2017.9.7)



〜おしまい〜





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